本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

ペットの死

2014-06-22 14:38:45 | 日記(日々の出来事)
昨日、FIPに感染した子猫のレオが亡くなりました。

3日くらい前から呼吸がとても辛そうで、レントゲンを撮ってもらったところ、水がお腹だけでなく肺までたまり始めていました。
苦しそうに呼吸をしており、食事もほとんど手をつけられないようでした。

それでも餌を差し出すと食べようと顔を近づけるし、立つのもやっとの状態でもほかの猫の気配が感じられると部屋を出てそちらに寄って行っていました。

病院での治療の際、必死で暴れて、「こんな状態なのにこんなに力があるのが不思議だ」と先生も仰っていました。

一時は1.2Kgぐらいあった体重もじわじわと1kgを切る状態になって、苦しかっただろうと思います。

亡くなった当日、たまたま3時頃目が覚めて見に行くとぐったりしていて、それでも立って台所に来たので餌をあげるとスープの部分を何口か食べて、そのまま台所で横になってしまったので、一時間程度横について、時々身体をさすったりしました。

それでも苦しそうなので、あんまり触っても嫌かなとじっと見ていました。

餌をわずかでも口にしたのでまだまだ大丈夫だろうと思って、私はいったん寝てしまったのですが、夫が6時前に起きてみたときは、もう呼吸をしていませんでした。

まだ身体が温かくて、亡くなってすぐのようでした。


生まれてまだ3カ月の子猫が必死に生きようとしていました。

最初に猫を飼って6年、猫の寿命が15、16年くらいと聞いていましたので、いずれ猫の死と向かい合わないといけないと思っていたのですが、我が家に来て1カ月もたたない猫の死を見ることになってしまい、やりきれない気持ちでいっぱいです。

お顔が八割れで、背中に2つの黒い斑点、黒いしっぽ以外は真っ白で、足が長くて、隈取をしたようにはっきりした真ん丸な目で、こんなかわいい子いないって思っていたのに・・・
斑点は、ミッキー型、座るとハート型になって・・・
白い男の子だったので、ジャングル大帝レオにあやかってレオ。

土曜日で家族全員がたまたま家に居ました。

本当の最後には誰もそばにいてあげられませんでしたが、それから家族四人でそばにいることができました。

「家族が居る土曜日まで頑張ってくれたのかな」って子どもがぽつりと言いましたが、家族全員がそうじゃないかって思いました。

休診の日も対応してくださった動物病院の先生に夫が報告に行きました。

前日の診察を受けていて、入院をさせるかどうかを話していました。
管で栄養を与えて、酸素吸入をして・・そこまですることを先生は勧めないと言われていました。
でも家族が決めることだからと言われていたのですが、その結論を出す前に亡くなりました。

できるだけのことはしたつもりですが、先生が「ここまでする家族は少ない。この家に来て幸せだったんじゃないかな」と仰ってくださったそうです。

FIPはストレスが発症のきっかけになるとも言われています。2匹の先住猫と子猫2匹で我が家に来たことがストレスではなかったか?
我が家に来なければ発症しなかったのではないか?

先住猫を気にするあまり、狭い部屋に閉じ込めたのが悪かったのではないか?

いろんなことを考えて、ああすればよかったのでは、こうすれば違ったのではないかと後悔ばかりしていたので、先生の言葉に救われました。

家族4人しばらくぼ~っとしていましたが、他の猫と離すために確保していた和室を片付けました。


あっという間にすべてがなくなってしまいました。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする