本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「知名度より仕事内容 就職地元志向に拍車」日経新聞2012.5.28朝刊 ”大学”面

2012-05-28 23:25:45 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
ホントかな?って感覚の記事。

「来春卒業する学生の就職活動で、出身地での就職を目指す動きに拍車がかかっている。「地域の役に立ちたい」との思いや、企業の規模や知名度より仕事の内容を重視する姿勢を、インターネットの普及で中小企業の情報収集が比較的容易になったことなどが後押ししている。」(新聞引用)

社会人対象のセミナーなどに参加すると大学生が参加していて、その中にものすごい優秀だなって思う学生が居たりする。

比較の対象にしてしまって申し訳ないけれど、要領だけで就活を乗り切ろうとしている我が娘がいる。

知名度がある大学の優秀な学生さんは大企業だろうが、中小だろうが、非営利団体だろうがヨリドリミドリ。

だからこの記事の学生さんってどちらかというと我が娘に近いどこにでもいる大学生だとすると・・

地元を志向するのは、東京だと優秀な人が集まっていて最初から負けが見えるから、自分にもいささかのチャンスがある地元を選んでいるのでは?
企業の規模や知名度より仕事の内容を重視とか、中小企業を目指しているのは、自分の能力を既に見極めていて、規模が大きくて知名度が高いとこ面白い仕事ができそうにないから。


仕事の内容重視なんて言っているんじゃないかなと思ってしまいます。

就職率が改善したといってもまだまだ厳しい状態。
大学4年生はひたすらエントリーシートを書き、セミナーに参加し、筆記や面接を受け・・

「地域の役に立ちたい」って言葉が出てくるほどの余裕はないように感じるのですが・・

取材を受けたら建前を言う。そういうことじゃないかな~と思います。


それを「震災の後に地域貢献の意識が高まって、地元で働きたいと感じる学生が増えた」なんてコメントを付けている大学の方には、本当にそうですか?とか、実態捉えていないんじゃないですか?なんて言ってみたくなります。

いややっぱり大学生は地元の役に立ちたいと考えて仕事を選ぶんです。
本当にそうなら、地元企業はすごい新入社員で溢れ返る?




コメント
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