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つれづれなるままに・・・・

夢の美術館 めぐりあう名画たち/島根県立美術館

2017-10-19 | 日記

島根県立美術、館で行われてる企画展・・来週初めまでなのでなんとか間に合いました

今回の企画はなかなかいい企画でこんな偶然あるんだなって思いました

というのも福岡市美術館と北九州市立美術館が偶然大規模改修工事で休館時期が重なって

その2つの美術館の名画が島根でめぐり合うという偶然

モネ、ルノワール、ダリ、黒田清輝、岸田劉生、草間彌生など国内外の画家の作品が集まりました

どの作品も見ごたえのあるものばかりで島根でこんなものが見られるのは久々です

その為か多くの人でにぎわっていました

私が特に印象に残ったのはレオナール・フジタ(藤田嗣治)の仰臥裸婦です

フジタは晩年のルノワールを訪ね、ルノワールが不自由な身体をおして制作する姿勢に深い感銘を受けたそうですが

その後書かれたこの絵は彼の影響を受けたからでしょうか!?

他にも多くの人に人気のある前衛画家の草間彌生さんの南瓜の絵はインパクトあります

松本市美術館に彼女の作品がたくさんあるので行きたいと思ってるのですがまだ実現できてません

いつか登山に行った時に必ず訪れようとずっと思ってます

私にとっては美術館は癒しの空間です

ここのいい所は宍道湖岸に建ってて景色がいいところ^^

でも最近ずっと天気が悪くてちょっと残念でした


選挙

2017-10-18 | 日記

衆院選挙が日曜に行われますね 

ちなみに私は選挙当日市外にいるので既に投票を済ませました

連日報道で選挙戦が取り上げられていますが私はまだ一度も選挙カーに遭遇してません

私も進次郎氏とか有名人来たら演説聞いてみたいんですが田舎なので縁がなさそうです

 

さてここへ来て一つ問題点が・・子供の投票

いろいろな事情でこの春進学した子どもの住民票を移していないのですが不在者投票の手続きしてませんでした

今回初めての選挙だったので行きたい気持ちもあったんだろうから悪かった

ですがこのことは多くの問題を抱えているようです

法律で引っ越ししたら14日以内に住民票を移さないといけないんですが

居住実態が実家にあれば住んでる場所に移さなくてもいい解釈もあって実際多くの学生がそのままにしています

実際国会議員とかも普段は東京に住んでてほとんど地元に住んでいないけど住民票地元の人多いと思います

選挙は不在者投票を申請すればできますが

一方で住民票を置いたままだと選挙人名簿に登録されるべきでなかった者として扱われ投票できない自治体もあります

かと思ったら住民票移してない大学生は原則住民票を移すべきとしつつ

していない場合は不在者投票を呼びかけている自治体もあります

我が家は車の免許取り終わったら移すつもりですが

選挙があってもこういう問題点は報じられることがなく知らない人がほとんどだろうし

大事な選挙権なのでこういうこと広く知らせて欲しいなとを思います

そもそも住民票を移せばなんの問題もないのかもしれませんが

進学と同時に住民票移しても3カ月は選挙人名簿に登録されないんですよね

難しいかもしれないけど今の生活の実態とあわせて再度考えてもいいのではないか・・

選挙だけでなく時代にそぐわない法律も多いと思います

そんな法律を作るのが国会だからきちんと候補者選ばないと・・・です


十津川警部シリーズ 愛と裏切りの伯備線

2017-10-17 | 日記

昨夜のTBSの十津川警部シリーズの舞台が米子でした

十津川警部シリーズはとても好きというか西村京太郎のサスペンス面白いのでいつも見てますが

米子ってことで何だか余計に親近感湧きました

よくわかってる場所だからこそ突っ込みどころも満載で楽しめました

張り込みで泊まっていた皆生温泉の旅館は旅館三井なんですけどドラマは朝妻屋として登場

米子の古い町並みも所々映ってましたし、米子市役所の古い庁舎が警察になってたし

普段車で入れない米子駅とか まぁいろいろ・・・

因みにあのような方言を使う人はほとんどいません

私の大の苦手の伯備線の特急やくもも大山がバックだとカッコよく見えたりしてました

米子の大学に通う娘は飲み屋街や小さな路地とかも知ってるので解説付きでした(笑)

それにしてもテレビだととっても素敵な場所に映りますね

一番突っ込みたくなったのは出張で来てる十津川警部の宿が皆生の華水亭に泊まってること

皆生で一番高い宿で私も泊まりたいけど・・・・なんです 出張では泊まれないです(笑)

今度登山帰りに皆生温泉行く予定です・・・ドラマのロケ地巡っても面白いかも・・です

 


淳子のてっぺん/唯川恵

2017-10-16 | 読書

直木賞作家唯川恵さんが女性登山家で昨年亡くなった田部井淳子さんをモデルに書かれた小説です

田部井淳子さんというと日本人女性で初めてエベレストに登頂成功された方です

400ページ強ありましたが一気に読めました

私が山に登ってるっていうこともありますが、

40年前くらいに女性だけで海外に遠征登山することがいかに大変だったことが伝わりました

昔に比べたら今の方が男女平等なのでしょうが、

当時まだ封建的な考え方、女性は結婚して家を守るという考え方が多い中で

夫や子供を置いて数カ月も海外に登山とかとても大変だったかと思います

またそのための資金集めも「女がそんなことできるのか?」と困難を極めたことでしょう

 

小説の中で、最初の海外遠征は女性だけの登山隊でアンナプルナ

資金繰り、準備、女性隊員同士の嫉妬、分裂と登頂は成功しましたが読んでいて女の嫉妬って怖いなと・・

そしてその苦い経験のあと再度その時の隊長だった明子と女性だけでエベレストを目指すこととなる

そこでも資金繰りや女性隊員同士の嫉妬や軋轢が生まれますが8848メートルの登頂に成功

女性同士の軋轢や嫉妬、当時は男性会員ばかりでの山岳会での女性蔑視

本当に大変だったんだろうなと思いました 詳しくかかれててリアルでした

また、夫の政伸(小説では正之)とさんとの関係はお互いを本当にリスペクトしあっていて感動しました

好きなことをしたりやりたいことを貫くことはとても大変なことでもあります

互いに協力し合って夢を実現していく姿って素敵だし

当時としてはなかなか周りからは理解しがたかったんだろうと思いますが

周りに気遣いつつ自分たちの考えで認め合って生きてて理想的だなって思いました

淳子さんの優しさや情熱が多くの人の心を動かしていて改めてすごい人だったんだろうなって思いました

題名にもなってるてっぺんって山のてっぺんかと思いましたがそうではなかったのが最後のオチです

そして夫政伸さんが富士山登山で(東日本大震災後、被災地の高校生の富士山登山を企画されてました)高校生に

なぜ山に登るか?と質問されたことに

なぜ生きるのかっていうことと同じだよ

なぜ生きるのかを知るために人は生きる なぜ山に登るかを知るために山に登る

 と答えたと言いますが なるほど・・・

実話によって書かれた小説でかなり長編でしたが途中何度も泣けました

やっぱり人生のパートナーって大事かも・・それは家族とかに限らず自分と関わってる人 大事にしないと・・です

オススメの一冊です


いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画/原田マハ

2017-10-15 | 読書

原田マハさんが強い影響を受けたり 美術史の中でのちの芸術家に影響を与えた絵画について書かれた1冊です

新書なんですが冒頭にカラーで選んだ26枚の絵画が載ってました

有名な絵もあれば私の知らない絵もたくさんでその絵えお描いた画家や作品にこめられたメッセージや思い

また作品が生まれるまでの苦悩などについても書かれていて

美術に興味がある私にはとても興味深い本でした

また好きな作家である原田さんのオススメっていうか人生に影響を与えたっていうのも読んでよかったです

 

私の人生を変えるほどの作品に出会ったことはまだありませんが

個人的に印象深かったのは香川県の直島の地中美術館にあるモネの睡蓮かな⁉︎

ただ人生を変えたっていうか自分を救ってくれた演奏会はあります

学生時代 音楽に行き詰まってた時 サントリーホールで聴いた サヴァリッシュ指揮のバイエルン国立歌劇場管弦楽団の

ブラームス作曲のドイツレクイエムです

この曲は合唱付きでソリストがソプラノがルチアポップ、バリトンがディースカウで

とにかく美しい木管アンサンブルと歌は私の心癒し大事なことを忘れていたことに気付き

それがきっかけで長いトンネルを抜けることができました

そういう経験って皆さんもあると思います

そんな昔の思いを思いだしたり 小説ではないので楽な気持ちで読むことができました