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つれづれなるままに・・・・

金子みすず

2016-09-01 | 日記

元乃隅稲荷神社に行った後は娘と私の希望で長門市先崎へ

まずは腹ごなしということで駅近くの喜楽というお店へ

仙崎というとイカということで私はイカの定食、娘はイカづくし丼

剣先イカ(山陰では白イカ)はとっても柔らかくてお刺身も天ぷらも最高!やっぱりイカは白イカが一番!

ビールがあれば完璧なんですけど運転があるので我慢><

仙崎といえばイカともう一つ・・・金子みすずです

ということですぐ近くの金子みすず記念館へ

私は音楽をしているので童謡で金子さんを知ったのですが

彼女の詩や生き方に共感できる部分も多いです

26歳に自死という悲しい最後を選んだ彼女の気持ちも理解できます

代表作の私と小鳥と鈴と・・・みんなちがって、みんないい

不思議・・・あたりまへだ、といふことが

で締めくくられています

彼女が生きていた時代ではいろいろなことが許されなかったのでしょう

私は展示を見ながら涙が止まりませんでした

同じように友人や人との関係も断たれ、仕事ややりたいこと、させてもらえず

衣食住は感謝かもしれませんが、社会とのかかわりを閉ざされていた私は他人事とは思えません

現代なのに彼女が味わった同じような考え方のもとに生きることになるとは・・・

私も同じように何度も・・何十回死んでしまおうと思っていました

自分で選んだ人生なので仕方ないですが、

医師の力を借りながら子供たちがいたおかげで今こうして生きています

子どもたちを残したまま・・ということは私はできなかったのです

でも・・・そんな過去も自分には必要な時間であったと今は感謝できます・・

なぜなら苦しんでいる人の気持ちがわかったし、人のこと以前よりまして大事にできるし

一度しかない人生だから自分らしく前を向いて歩くと決めたから

娘に

死んだら負け。今までを取り戻してこれからの人生楽しまないと・・と励まされ

(今は旅をしたり好きなことをして取り戻しています(笑))

仙崎へ来てよかったと・・・

応援してくれる子供たちの為にもう少し頑張らなくては・・と決意新たにした私です

すみません、重い話、ブログに書く話ではないですね^^;

こちらには金子みすずの部屋も再現されてました

もっとたくさん詩を書いたり子供の成長を見たかったんだろうなぁ・・・

無念だっただろう・・・