天皇皇后両陛下がフィリピンを訪問中です
昨夜ちょうどテレビを見ていた時に
リサールの記念碑に献花されたことや
挨拶の中でリサールが日本に短期間滞在したことにふれられ
フィリピンの国民的英雄で日比両国間の友好関係の先駆けになった人物であると話されという
ニュースが流れていました
そのリサールって誰??
そんな話題に発展しました
実は私もフィリピンに行くまでは全く知らなかったので子どもたちが知らないのも仕方ありません
リサールは医師、作家、学者、画家・・・とにかく天才だったのではないかと思います
22か国語に精通していたと言いますし・・・
フィリピンの独立運動をけん引した人でフィリピン独立の父とされ
当時スペインの植民地支配を打倒しようとフィリピン民族同盟を結成しましたが逮捕されて流刑され
最後は1896年12月30日の朝、反逆罪で銃殺刑されてしまう・・・
リサールはこんな言葉を残しています
人生は悲しみと危険に満ちている。ゆえに、あらゆる困難に備えて子どもたちの人格を高めよ
あらゆる危険に備えて子どもたちの心を鍛えよ
そして学校を作って知的な楽しみの場所としました
日本にも1888年に滞在していたそうですね
日比谷公園に銅像があるということはニュースで初めて知りました^^;
久々にフィリピン旅行の写真のファイルを引っ張り出してリサールの話を・・・
処刑されるまで監禁されていたイントラムロスのサンチャゴ要塞の牢獄とか
処刑された場所であるリサール公園の記念碑とか
このニュースのおかげで懐かしい思い出とともにいろいろ話ができてよかったです
あの場所で印象的だったのは
処刑場まで歩かされたそうですがその足跡が道路上に刻まれていたことと
そして意外とリサールが小さい人であったこと
日本軍がフィリピンの人たちを地下に閉じ込め満潮時に水死させた牢獄・・・
リサールとは話がそれますが
太平洋戦争で100万人以上の犠牲者がでたフィリピン・・
この悲しい歴史を忘れることなく平和を願っていかなくては・・・
そしてリサールの言葉のように子どもたちが誠実で社会から尊敬される人に育ってほしいと願っています
↓道路には足跡が刻まれています