夏との約束

♪夏はただ咲き誇り　そのいのち輝かせ

夏はただ駆け抜ける　たからもの　しまうように

夏はまた　やってくる　約束を守るように♪

ー『夏を見ていた』おおたか静流　作詞・作曲 吉森信




術後の経過がいまいちで不安。


もうそろそろふさがってほしいお腹の穴がなかなかふさがらない。


あした病院に電話。



夏は今年も去年もその前も約束を守ってちゃんとぼくのもとに来てくれたのに、ぼくが夏へ抱かれに行かなかった。


今年も約束守れないのかな。

モレ・・・そして愛

モレ研所長のフジシロです。


最近の漏れ事情は・・・2日前からすごいまっしになった！少なくとも外では漏らさない。エッヘン。ただ自転車で帰ってきてマンション見えた途端「よかった・・・。」と安心して漏らしたことがあるのでまだまだ油断はイチモツです。


後、家にいてても友達と電話してるときは大丈夫なんよねぇ〜。これは思った以上に自律神経と尻の関係は深く、「意識」がその後の結果を分けそう。


「意識」とは、魂が肉体に乗って相互に作用してる状態のことで、いまのぼくは魂と肉体がまた仲よくなってる状態だと言える。2回目の手術の後はどうもフワフワしてて、魂ばかりが先行して、自分が46歳とかどうでもよくて、看護師さんに魂で恋して大きな花火が上がってもうたんよねぇ。


魂だけで自由に飛び回るもよし、肉体に乗って地球をたのしむもよし。恋して花火を上げるもよし。


アモーレ！！

たどり着く

「金持ちになりたい。」とか「有名になりたい。」と言う思いのいちばん向こうには、「人から大切に扱われたい。」という願いがあるんじゃないかな。


この半年間、自分が他の人から大切に扱われていたことはいやっちゅうほど分かったので、金持ちでも有名でもないのにありがたいなあ、と思っています。そういう意味では人生に満足。後は恋人だけ。



人生のいちばん大切な目的のひとつに、「魂の友達、恋人に再会する。」ということがあると思います。生まれ変わるときに、はぐれてしまった大切な人。


その大切な人ともう一度出逢うには、自分が自分らしく、あまりいろいろ隠さず生きることが大切だと思っていて。そうしないと相手もぼくを見つけられないし、ぼくも相手を見つけられないから。


こちらの目的も、魂の友達とは再会できてる。



あとは恋人だけ。ウフン。

蟻

こんなに空は夏なのに、海へ行けないなんて。



今日はふてくされて一日寝てた。


すると46歳にして小学校を卒業する夢を見た。卒業式には出ず、学校の裏山を登ってるととてもきれいな川に出会った。人ひとりいない静かな広い空間は夢のようで、川は途中からふたつに分かれてたけどどちらも透明に清らかに流れて行ってた。

・・・ー・・・ー・・・ー・・

人間は、たまに海とか広い場所へ行って、自分の小ささを感じたほうがいいと言う話を聞いたことがある。狭い場所にずっといると、悩みばかりが大きくなり飲み込まれてしまう。だから自然の中にいるとこころが落ち着くのかな。不安が大きくなり過ぎないように。自分の命が重くなり過ぎないように。



ブログに載せようとそのきれいな川の写真を撮ったはずなのにどこにも残ってない。

再生

男闘呼組に50代の再会のすばらしさを教えられたせいか、昨晩は懐かしい友達の夢を2本見た。


どちらもケンカしたわけでも嫌いなわけでもないのに、何年も会ってないし連絡も取ってない。友達って会えるときは会えるのに、会えない時期に入るとなぜかずっと会えない。50代はぐるんと一周してまた再会する季節のような気がしてきた。とてもたのしみ。しゃべることいっぱいある。

・・・ー・・・ー・・・ー・・


入院中、ロールカーテンを閉めて行ってしまったせいで、日光不足で葉を全部落としてしまったアラビクム。「おねがい。がんばって〜。」と毎日声をかけてたら今日新芽を出してくれてた。


再生。

呼び覚ます

雨も止んだし男闘呼組を聞きながら淀川を散歩。


今年一番の勇気をくれたんは男闘呼組やったわ。


『50代』と言う時期がそんなにいいものだと言うことを初めて教えてくれた。それぞれ昔とは変わってるけど若い時より断然カッコいい。


ずっと第一線を走ってきたわけではなく、腐ったり上手くいかない時期もあって。成田昭二は居酒屋でバイトしたりしてて数年前にどうしても音楽がやりたいからまた上京してきて。



いまの自分が「腐ってる」とは思ってないけど、長い年月の中で見たら腐ってるかも知れなくて、でも腐ってる時間も悪くはないのかも、っていう気になった。



そして前田耕陽もすごくいいと思ってます。他のメンバーとは明らかに違う呑気さで、「太った。」とか言われても「そうかあ〜？」って笑ってそう。過去の栄光にこだわらず自由に生きてて、それはそれでなかなか出来ることではないと思う。


熱いわ。自分の中の男が呼び覚まされる。だから『男闘呼組』なん！？


ビックリぽんやわ。

イマジネーション

世の中にはイメージ通りのものとイメージと違うものがある。


一連の治療の中で一番思ってたのと違ったのは【手術の始まり方】。


ぼくのイメージでは、主治医の先生はじめ、他の先生方や看護師さんに囲まれて「じゃあ手術を始めます。」と言われ麻酔がかけられ「5秒数えてください。」と言われて、「1、2、3・・・」と眠ってしまうものだと思ってた。


なので1回目の手術のときは、「ちゃんと先生に『よろしくおねがいします。』と言ってから眠ろうと思ってた。


しかし、実際は手術台に寝てまだ先生も現れてないと言うのに、酸素マスクが口に当てられた途端眠くなってしまい、「アレ・・！？ぼく・・もう眠って・・しまいそうなんですけど・・？」と看護師さんに言うと、「ホホホ。眠ってくださいね。」と言われ、「でも・・でも・・先生にお願い・・・アレ〜〜？」と眠ってしまった。


手術とはそう言うものらしいです。


そもそも手術が始まる前の麻酔やいろんな準備に1時間ほどかかるので、その間忙しい先生が手持ちぶさたにその様子を眺めてるわけはなく、すべての準備が整ってから先生は登場するのだ。


先日の3回目の手術のときはもうそんなことは知っていたので前もって先生に「よろしくおねがいします。」と伝えてあった。そして手術台に寝たとき、手術室の看護師さんが「アラ！靴下かわいいですね。」と靴下をほめてくれたのでうれしくなり、「そうなんですよ！ネットで10足セットのを・・・アレ〜〜？」とスムーズに眠りに入った。



あの眠りに入る感じ、すきやったけどもう当分はおあずけ。

初恋

入院中、朝の回診以外に、夜に先生が様子を見にきてくれることもあった。


それは時間も決まってないし来てくれるとは限らないのでベッドで待ってるわけではなく、ある時廊下で会いそのまま歩きながら話した。


先生と歩きながら話す、と言うのは初めてで、なんかそれがデートみたいでぼくはうれしかったのだ。



あの時、ふたりが歩いていたのは病院の廊下などではなく、涼しげな針葉樹林の並木道で、予約しているペンションに向かうところだったのだ。


例え会話の内容が、「はい。きのうよりは漏らしてません。」とかだとしても。

虹の彼方に

忘年会部屋の完成もたのしみだけど、マンションもまたきれいにすることにした。


そもそもこの部屋のテーマは恋人部屋だったのだ、このように。



それが電気釜持ってきたりレンジ置いたりしてる間に所帯もないのに所帯じみた部屋になってしまったのだ。



病気中もアプリで出会ってやり取りしてた人はいたんよね〜。でももともと顔がタイプじゃなかったのと自分の話が多いのとで一度も会わずに終わった。ミュージカルがすきなひとで、特に『メリーポピンズ』がすきって言うからぼくも見てみよう、と思って見て。それでその頃凧揚げにハマってたわけ。


人との出会いは、その後長く続く場合もありゃあ、すぐ終わる場合もある。でも何らかの影響は与えあっていたりする。


まだまだ人と出会いたいし、恋の花火もドドーンと上げたい。夏やしな！

店の彼方に

入院中、花に水をやってもらうため、友達に店の鍵を渡していたところ。


帰ってきたら奥の部屋がこうなってました。



「魔法じゃ〜！」「魔法を使いおった！」


だってぼくが最後に見た時はこんなんやったもん。



ハンパのところもちゃんと切って貼ってくれてる〜。遠くから見たらドン。



忘年会部屋もいいけど、こうなると音楽部屋も捨てがたい〜。


両方しよか、両方。夏やしな！