MAY

「今日もいい包茎の日ですねぇ。」

「ほんと。過ごしやすくて、ねぇ。」



また斉藤由貴に乙女心をくすぐられてる日々。


とにかく『MAY』という曲の詞の意味がいつまで経ってもわからん。


すきになった男の子に"MAY"というあだ名をつけて密かに呼んでる女の子のうた、っていうのがサラッと読んだときの印象だけど。


「男の子に"MAY"なんて付けるかなあ。」「相手はもしかして女の子なのでは？」など諸説語られてきた中で、「ああ、たぶんそれ、正解。」という意見に出会った。



"MAY"は鏡の中の女の子。つまり自分。


友達のいない女の子が鏡の中の自分に語っているうた。怖いわ。



♪MAY そんなにふくれないでよ　笑った顔見せて♪

♪ばかね私　あなたを喜ばせたいなのに　この夢から出られない♪



実際、斉藤由貴もそういう子供だったらしいし、実際、ぼくもそういう大人だ。


なんか今日はどっぷり乙女。




包茎の日は人を乙女にする力があるわ。