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セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

風恋人

2013-09-28 23:31:29 | サイレント映画


はぁ~~~。




すごい達成感と開放感!



木曜日のサイレント映画上映会、大好評のもと終了しました。




補助席まですべて埋まり、


もうこれ以上入れないほんとの満席。





今回の作品はいつも以上にハードルが高く、


途中で越えられないかも、と弱気にもなったけど、


終わった後の達成感と、打ち上げでのみんなの顔を想像して乗り越えた。





80分といういつもより長い作品の上に、


17本の映画のおいしいところを集めたアンソロジー作品。



前日の夜に初めて止めずに全編弾いてみると、


なんかピンと来ない。




夜中にハサミとノリを持って楽譜を切り貼り。



当日のリハでやっと自分でいい感じだと思えた。




80分間ずっとクライマックスを弾き続けないといけないわけで、



アスリート並みの演奏でした。




でも、


お客さんの爆笑がドッカンドッカンで自分の演奏が聞こえなくなる、


というめちゃくちゃしあわせな体験をさせてもらいました。


(左から、あつしくん、くみこちゃん、ワタルくん)



終わってからの打ち上げは、


解説のいいをじゅんこさんと4人でうんまいお好み焼きへ。



前日に想像していたみんなの顔がそこにあって、


うれしい気持ちだけでこころが満たされた夜でした。





はぁ~、


今日はもうご飯食べて、マンガ読んで寝るだけや。




のんきだね、コリャ。




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『喜劇の王様たち』

2013-09-25 00:38:01 | サイレント映画


ほんでほんで。



あさって木曜日はサイレント映画、




『喜劇の王様たち』上映!!




3ヶ月連続、サイレント・コメディの集大成!





ただいま最終練習から帰ってきました。



こんないろいろやってて、いつ仕事してんねんやろ?


と思うけど、


仕事は仕事でちゃんとしてるんだから自分でも感心する。





17本の映画のベストシーンをまとめたアンソロジー。



てことはどういうことか?



いっぱい曲作らなあかん。





本日最終練習終えたのに、まだまだこれから。




ピンと来ない曲を差し替え。



終わったときのたのしさは、


自分の妥協のなさに比例すると思ので、


睡眠時間は削れないけど昼寝を削って、


あさってまでに自信が持てるようにしよう。






▷9/26(木)19:00~『喜劇の王様たち』

中崎町PLANET+1にて

1500円




*お店は申し訳ございませんが、

15:00までの営業とさせていただきます。


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初老の季節

2013-08-27 14:10:48 | サイレント映画
今日くらいが一番すきな季節。


四季を人生に例えるとしたら一年の中で初老くらいであろうか。



この季節は、


音楽を聞いていても、


詞の一言一言、音の一粒一粒が瑞々しく響くのですき。




サイレント映画『ニコニコ大会』、


満席大好評のもと無事終了~!



この終わったあとの満足感があるから、やめらんない。



そして毎度の打ち上げも。




「大人になっても文化祭がある人生を歩みたい。」と、



若い頃になんとなく思い描いていた人生を、


少しは歩めている気がしました。



スクリーンの前で終わってから集合写真を撮ったけど、


自分ひとりだけ写りが悪いので割愛。



次回は、9月26日(木)19:00~『喜劇の王様たち』です。





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テスト前

2013-08-24 23:44:34 | サイレント映画
雨が降ってすずしいですな。




今日の夕ごはん。


豆苗と豚肉のみそ炒め。カツオのたたき。



夏バテ予防のために、最近は牛肉ばっかり食べてたけど、


豚肉はビタミンB1が豊富で疲労回復に役立ちます。






来週月曜はサイレント映画。


今回は大変で、中学生のテスト前のような日々です。






『夏休みニコニコ大会』~!!



和洋織り交ぜて短編のコメディを4本上映予定です。


1920年代の夏休みの子供気分でお越しください。




上映予定作品)『塙団右衛門』『馬鹿のスープ』『多芸な悪党』『国士無双』




初め見たときに、一番面白くないと思っていた『馬鹿のスープ』が、



弁士のやる気ひとつで今回の中で一番おもしろい作品に!



一般的には有名でも名作でもない作品が、こんな風に生まれ変わるというのは、



ぼくにとっては辛抱たまらんおもしろさ。




ただの海賊くらいに認知されていた坂本龍馬を、



男なら誰もが憧れてしまう存在に持ち上げた司馬遼太郎の偉業に通ずる。



『国士無双』は伊丹万作先生の作品。



伊丹十三さんのお父様ですね。




なんて洒落た笑いなんでしょう。


この時代にこんな笑いが存在してたことに驚くと同時に、


時間は成長を育むような気がしてるけど、


すごい人はいつだってすごい。





全上映時間は1時間超を予定。



上映時間はいつもと同じですが。




それぞれの作品に起承転結があり。




30曲近く作ったわ!



覚えられへんわ!





このテスト期間が終わったら、


ドラえもん全巻読破したい。











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キートンの海底王

2013-07-30 02:04:07 | サイレント映画
サイレント映画も無事終了~!


本番が一番たのしかった。



今回は個人的にギリギリまでつかめず、


本番前日に追加の稽古が入るありさま。



コメディは「ここ、笑うとこですよ。」と言えば言うほど笑えなくなるので、


必要なとこ以外は一切弾かないクールな戦法で行くつもりだったんですが。




演出家から提示されたのは、



登場人物の感情は表さず、場の空気だけを表す音楽。



耳には聞こえて来ないけど肌で聞く音楽、というところか。



クールではなくドライな戦法。





酔っ払って登場人物に陶酔しながら、


こころのままに弾くのを得意としているぼくにとって、


すっげえ勉強になった。





本番の全体的な感想としては、


年代や時代背景が変わっても、


変わらない笑いというものもちゃんと伝えると同時に。




いま、この時代に生きているからこそ共有できる笑いというのも同時にぶち込んで来る、



弁士、大森くみ子の真髄を見たり。




その時代と時代の間の距離に芸術を見た。




今回の映画は船が舞台だったので、


打楽器担当のモミィとマリンテイストで衣装を揃えたんですが。



ふたりそのままの格好でコンビニに行ってしまい、


かなり熱愛中のお二人に見られた気が。




マリンルックでペアルック。




80年代風に言うと、


『ぼくたち幸せing』と言ったところか。





















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サイレント映画 弁士付き上映会

2013-07-21 02:42:04 | サイレント映画


さて、番組の途中ですがお知らせ。




恒例、サイレント映画。


7月からまた3ヶ月連続でお届けします。




今回はサイレント・コメディ特集!!




7月は29日(月)、


バスターキートン主演、『海底王キートン』。




チャップリン、ハロルド・ロイドと並び、


「世界の三大喜劇王」と呼ばれるキートン。





ぼくの映画への造詣は、


遠浅の海岸より浅いので名前すら知りませんでしたが。





キートン、サイコー!!




鉄のようなクールな無表情で、


次々にトンチンカンなことをしでかすキートン。


でも根底にはいつも彼のロマンティシズムがあって・・・。




ちゃんと見たことないけど、チャップリンより絶対おもしろい!!




見たことないのに絶対とかゆうてもた。





作品自体がパーフェクトなので、



今回は劇中に弁士の方に歌っていただく変な歌の作曲だけでぼくの仕事は終わってしまいそうやわ。


ま、もうちょっとだけやります。



今日一回目の練習してきました。




正直、ベリー・オモロです。




●7月29日(月)19:00~

『海底王キートン』

中崎町PLANET+1にて

1500円

http://www.planetplusone.com/access/


地下鉄谷町線中崎町駅2番出口より、まっすぐ1分。


どちらにまっすぐ行くかはあなた次第。










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夏に向けて

2013-04-27 01:12:18 | サイレント映画


サイレント映画。



3ヶ月連続、ドイツ映画特集、無事終了~!!



2ヶ月のインターバルの後、


7月よりまた3ヶ月連続上映いたします。




今回は緊張に負けて神経質になり、


途中まで「うまいと思われたい。」と雑念にとらわれてしまったけれど、


中盤からズンズン作品の世界にドップリはまり、


最終的には無我で弾けた。




自分の呼吸と作品が一体となり、


どこまでが自分でどこからが作品かわからなくなる瞬間。



この無我の快感を知ると何度でも味わいたくなる。





とにかくドイツ映画のおもしろさを知った3ヶ月でした。



そして、ドイツ人の顔が自分好みということにも。





上映会が行われている中崎町PLANET+1。




3階の階段の先にある封鎖された扉。



てっきり誰かが監禁されてるんだと思い込んでいたけれど。




なんと屋上へ続く階段でした。





開けてもらいました。



連れてってもらいました。




屋上~!!



屋上やってんや!




次回の上映会は夏。





夏。


夜。



屋上での上映会の企画が持ち上がりました。




蚊取り線香焚いて。



屋上での上映会!!




ホラーとかもいいかもね。




めちゃたのしみや!





今回3ヶ月連続で見に来ていただいたお客様にこころから感謝を。



















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塗り絵

2013-04-24 16:22:50 | サイレント映画
音のない映画に音楽をつけるというのは、


ぼくにとって塗り絵のようなもの。




映像を見ながらどんな曲にしようかと考えているとき、


いつも童心に戻っているように思う。




見たままストレートに色を塗るもよし。


自分だけの解釈で、明るい絵に暗めの色を塗って、ストーリーに奥行きを出すもよし。




そもそも作品がすばらしいので、どんな色でも受け止めてくれる。



大人の塗り絵。



こんな塗り絵をぼくにくれた大森くみこさんに感謝やわ。


そして偶然絵の具を持っていた自分のこともうれしく思う。



今回の『ヴァリエテ』のラストシーンにはこんな色を塗りました。

http://m.youtube.com/watch?feature=plpp&v=Oqvr77kkmG4

サイレント映画につける曲は、音数を最小限にするようにしています。



むつかしい曲は弾かれへんし、本番で間違うからね。


そしてその方があっているようにも思う。


●『ヴァリエテ・曲芸団』

4月26日(金)19:00~
中崎町 PLANET+1 にて。
http://www.planetplusone.com/access/
¥1500




お店の方は15:00まで営業いたします。



おふたりくらいは揉んでから行きたいので、


ご来店お待っちしてまあす!!










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森の夜

2013-04-24 00:00:17 | サイレント映画
森の1日が終われば、


森の夜がはじまります。




今夜は打楽器のモミーと今週本番のサイレント映画の練習。



お互い思いやりを持ちつつも、


自分の解釈はちゃんと言えるたのしいリハーサル。



「ここはこうした方がいいんちゃうかな。」


と、さっき一回聞いただけの曲を、


ぼくより完璧により一層発展させて弾くモミー。



その曲、ぼくが作ったんですけど~!!



「ああ、なるほど。」



と、軽く承諾したけれど、


隠れて練習しないといけないハメに。



●『ヴァリエテ・曲芸団』

4月26日(金)19:00~
中崎町 PLANET+1 にて。
http://www.planetplusone.com/access/



前回の『最後の人』に引き続き、


第一回アカデミー賞主演男優賞受賞のヤニングスが主演の作品です。



見とかなアカンよ、ヤニングスの演技は。


そしてモノマネの練習も。




前回の作品は、


ホテルのポーターがトイレ掃除係に降格される哀しいお話でしたが、



今回は、サーカスの空中ブランコ乗りが殺人を犯す悲劇のドラマです。





絵的にも派手でおもしろいよ~!!





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過去の栄光

2013-03-25 23:58:13 | サイレント映画
これが、


こうなる。




自分の吹く悲しすぎるピアニカのメロディーが頭から離れぬ夜。


無事、『最後の人』上映終了いたしました。




主演は、エミール・ヤニングス。




先ほど知った情報によると、



第一回アカデミー賞男優賞受賞。




見れば見るほどその演技の深さとスゴさに惹かれ、


本番演奏しながら見ていてもあたらしい発見の連続。




制作費の6割がヤニングスのギャラに支払われた、と言うことだけど、



わかるわ。





早速ヤニングスのモノマネの練習にとりかかっております。




ポーターから便所掃除係に降格されたヤニングスが、



フラフラに傾きながら歩くシーンのモノマネなど、



だいぶイイ線いってる気がするけど。




誰がわかるというのか。




明日、傾きながら歩いていたら、


それはヤニングスのモノマネです。




次回上映は、


4月26日(金)19:00~


こちらもヤニングス主演の『ヴァリエテ/曲芸団』です。




『カリガリ博士』に引き続き見に来ていただいたみなさん、



どうもありがとうございました!!




だんだん見に来てくれる方が増えているようで大変うれしいです。



























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