『中心市街地活性化について』

10月30日午後6時より、上町商店街振興組合の総会が開催され、来賓として出席して参りました。

当日は、組合員30名程が出席し、昨年度の総括と今後の取り組みについて協議がなされました。

上町は花巻市中心部の商店街とはいえ、客足は遠のき、今は昔の輝きは正直ありません。



また、市内北西部に新たな大型ショッピングセンターの建設も決まり、

改めて商店街の厳しい現状について認識したところであります。

今回のショッピングセンターも市内経済界に大きな影響を与えることは必須です。

しかし、消費者ニーズの把握に努め、個性ある店づくりと魅力ある商店街を形成することで

地域再生を果たしている事例は、数多く報告されております。

これからは、今まで以上に知恵が問われる時代だと感じています。

私も、これまで中心市街地の活性化の一助にと、旧万福の保存活用に取り組んで参りましたが

市による施設取得と活用という形で決着したことは一定の成果はあったと考えております。

ただ、施設が老朽化している為、現行の建築基準法を遵守するには、改修が必要であり、

本格的な活用までは、まだ時間を要するものとみられます。

また現在は、エセナビルや厚生病院、また新興製作所等の跡地の活用のあり方に取り組んでおり

中心部の賑わいづくりと住民の皆様の利便性の向上に向けて頑張って参りたいと存じます。

併せて、中小企業への融資面での支援や、新規出店者への支援、企業競争力の強化策など

制度面の拡充にも努力して参ります。



しかし、何より地元のやる気と市民の皆様の協力がなければ、確かな成果を上げることは出来ません。

更なる地元商店街の奮起と、市民皆様のご理解とご協力に期待したいと思います。

私も微力ながら今後とも、中心市街地の活性化の為に全力で取り組んで参りますことをお誓い申し上げます。

照井