花巻市長の上田東一氏は、1日市内のホテルで記者会見し、次期市長選挙に再選を目指し立候補することを表明した。
会見で上田氏は1期4年間を振り返り、花巻を持続的に発展させる為にも次の4年間も様々な施策に積極的に取り組みたいとした。
具体的には、総合花巻病院移転新築工事の完遂や新花巻図書館移転整備、総合支所のサービス機能強化、また高齢者の足となる公共交通の確保、中心部リノベーション、定住促進の為の企業誘致や新たな工業団地の創出などをあげた。
前回選挙では、現職との一騎打ちを制して初当選したが、市民の変革に寄せる期待は大きいものがあった。
様々な改革を推進してきたが、一般市民にはまだ十分その成果は伝わっていない。
期待が大きかった分、正直落胆の声も聞かれる。
先ずは、前回選挙で掲げた公約の検証が必要だ。
何が出来て、何が出来なかったのか。目標に対する進捗状況はどうなのか。
課題、問題点は何なのか…。市民にも分かりやすい形で示し、次なる目標へと結びつけて欲しい。
市民の理解と協力、信頼の上に人に優しい市政運営に努めてもらいたい。
現在までのところ、対抗馬の動きはない。ならば尚更、市民に丁寧な説明と協力を仰ぐべきと思う。
市長と議会議員は車の両輪…。
来年は、市長選挙に続いて7月には市議会議員選挙も行われる。花巻市にとって大事な一年になるだろう。
市民一丸となって、住みよいまちづくりに邁進したいものです。
照井