「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

「定住促進策」について

2013-04-08 18:31:10 | 日記
 本日、花巻小学校の入学式に参列して参りました。新入生46名、全校生徒310名。



私自身が小学生だった頃は、一学年400名、全校生徒2500名とマンモス校だった事を考えると、

大いなる様変わりであります。まさにこれは、少子化とドーナツ化現象の影響と言わなければなりません。

 現在児童生徒の減少はもとより、花巻市の人口減少に歯止めがかかっていないのが現状であります。

もとよりこれは全国的な傾向でありますが、その影響は教育現場に留まらず、社会全体に大きな影を落としています。

 花巻市の人口は、平成8年~12年の10万7千人台をピークに年々減少し、

旧一市三町合併当初の平成18年、10万5千人から平成25年3月末現在の10万920人へと

7年間で4千人強の人口減少となっておりますが、この傾向はしばらく続くと予想されており、大きな社会問題となっております。

これは、出生数より死亡者が大きく上回る人口自然減と

転入者より転出者が若干上回る社会減が相まって起こる現象です。

単純計算で一年に570名前後が減っていることになり、あと2年以内に10万人の大台を割り組むことになります。

 人口の増減は、都市の盛衰の一つの目安とも言われ、地域の活力の源のバロメーターでもあります。

これらの問題を解決するためには、様々な要素を官民一体となって複合的に取り組まなければなりません。

 現在、花巻市では人口減少を大変危惧しているものの、定住人口の増大は、時間が掛かる問題として

まずは、交流人口の増大を目指して、スポーツによるまちづくり等様々な対応策を推進しております。

これは、将来に向けて市勢発展に大きく寄与するものと期待されておりますが、

併せて積極的な定住人口の促進策を提示すべきであります。

 本市においても様々な施策に取り組んでいることは承知しておりますが、顕著な効果が上がっていない以上

今一度、施策の中身を抜本的に考え直し、より的を絞り、大胆な手を打つべきと考えます。

 定住人口の促進のためには、単に少子化問題に留まらず、長寿命化対策、雇用対策、まちの魅力づくり対策

移住・定住対策(Iターン、Jターン、Uターン)、子育て対策、婚活対策、補助金体制等々、様々な分野にまたがる問題を包括的に結びつける必要性があります。

 これらの問題を官民一体となって、永続的に取り組まなければなりません。

私は、愛する花巻の発展に向けて、人口減少に歯止めをかけ、定住を促進するため、

人づくりと若者の地元就職を重点的に施策に盛り込み、推進すべきと考えております。

 まちづくりの原点は、人づくりであり、まちを愛し、誇りを持てる人間を一人でも多く育てることが

まちの発展には欠かせないと考えるからであります。



 その意味で、単に人口減少対策ではなく、

「夢を育むまちづくり」「このまちで良かった政策」を推進したいと思います。

 これを、政治家としてのライフワークとして、今後具体的に提案して参りたいと思います。

皆様のご支持ご支援よろしくお願い申し上げます。


照井





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