「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『3月定例議会終了しました』

2013-03-25 20:04:58 | 日記
本日、25日間に渡り開催しておりました『3月定例議会』が無事終了致しました。

最終日は、各委員長報告や追加議案の審議が行われ、

全ての議案が、原案通り可決決定致しました。


(花巻市議会本会議場)

今回の定例会では、新年度の予算案等重要な案件を審査させて頂きましたが、

例年の予算審議とは違い、現在進行中の総合計画と新しい総合計画の狭間にある予算案だけに

従来とは違う未来志向で考えていかなければなりません。

その点、十分な掘り下げと新たな視点が望まれたわけですが

あまり、斬新な考え方や未来志向の計画が策定されたとまでは言えない内容となっています。

個別の施策においても、全市的な考え方であるか、将来性はあるか

過去の施策との整合性や内容の透明性、コンプライアンスなどの観点と

市民に果たして、すべて説明がつくかどうか、課題が残った形となった…。

少なくとも、将来に禍根を残さない十分な議論が出来たかどうか。

様々な意見があるのは、承知している。

しかしだからこそ、もう少し突っ込んだ話し合いをし、

一旦決めたらそれに従い、協力し合い、夢の実現のために一致団結する姿勢が望まれる。

中途半端な議論なら、後々まで尾を引くことになります。

意見の相違は、当たり前…。

議論伯仲してこそ、新しい可能性が生まれてくると信じています。

その意味で、今回の議論がどこまで核心に迫れたのか、評価は分かれるところです。

予算案を否決するまでには至りませんでしたが

私自身反省すべき点は、多々あったように思います。

市長は、その時々の状況に柔軟に対応すると表明していたが、

それは、施策の一貫性や、もとの計画との整合性の観点から

慎重を期さなければならない問題です。

如何様にでも変えれるならば、何の為の計画かと言うことにもなりかねません。

いづれにしても今回の一連の議論が果たして、市民の皆様には、どのように映ったのでしょうか❗

ムードや社会の風潮に惑わされない、したたかさが必要であると思います。

市職員の不祥事があった後だけに、法令遵守の考え方を改めて考えさせられる機会となりました。

照井








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