「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

富士大学でゲストトーク

2014-05-30 09:19:54 | 日記

今週、花巻市の富士大学経済学部の生徒さんの前でお話をさせて頂きました。

NPO活動の講座の一環で、事例発表をさせて頂きました。



私は、長年様々なNPOやボランティア活動に参加し、花巻のまちづくりと関わって参りました。

これは、少しでも故郷の為に役に立ちたいと思ったからです。

そんな経験から感じたことを若い方々にお伝えしたいと講師をお引き受けしました。

今回お話したのは、私が6年間会長を務めさせて頂いた『イーハトーブフォーラム』というイベントについてでした。

このイベントは、20数年続いているものですが、メインイベントの光と音のページェントや

イーハトーブの里ツーデーマーチ、農業ふれあいツアー、子供絵画展などを行っている事業です。

以下に講義の概要をお知らせ致します。



『4つの誓い』 このイベントの目的

1.宮澤賢治の精神の理解と普及を図ろう。
2.花巻地方の夏の賑わいづくりに貢献しよう。
3.参加するすべての人の友情と団結の証にしよう。
4.もって地域社会の活性化の一助としよう。

『2つの理由』 (なぜ、8月10日に花火をあげているか)

1.8月10日は、北上川と天の川が南北に重なる日と言われています。

そんな素敵な時と空間を市民の皆様と共有したい。

2.今から69年前の8月10日は、第二次世界大戦中、花巻が空襲にあった日です。

多くの生命と財産が失われ、市民の夢や希望が失われた日でした。

天空からたくさんの火が降ってきて、一面の焼け野原となりました。

今、平成の平和な時代、今度は地上から天空に向かって平和の大輪の花を咲かせたい。

だからこそ、私たちは、8月10日に拘って花火をあげてきました。


『イベントには、拘りが必要です。』

1.誰の為に、何の為にやるのか、どこまでやるのか。評価の基準は。

2.志と勇気と情熱を持っているか。

3.協力者を増やし、如何に主体的に関わってもらうか。

4.目標設定を明確にし、創意工夫を怠らないか。

5.妥協せずやり通す。困難へのチャレンジこそ青年の使命。

6.一人一人が主役。他人任せは若者らしくない。

7.既成概念、セオリーを破れ。当たり前からの脱却。枠を飛び出せ。

8.アイデアに価値があるのではない。実行することに価値があるのだ。



イベント(コトおこし)とは

『コトが起こる』 ・・・ 成り行きのイメージ

『コトを起こす』 ・・・ 仕掛けのイメージ

記憶に残る価値ある出来事を演出しよう。

遊び心を持って、やりぬこう

大いに変わったことをやろう

より高い感度のものをふつけよう

これまでの様式や図式を捨ててみよう

当たり前のことを徹底してやろう

ワクワクドキドキ楽しもう

時間と空間を揺さぶろう

やる人が楽しい、来る人も楽しいイベントづくり。

楽しくなければ、本物じゃない。

照井


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