「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『会議のペーパーレス化の推進を』

2013-10-26 15:32:37 | 日記
議会にいると感じることの一つに、とにかくやたら資料が多いということがあります。

すべてのものが、刷り物として出てくるだけに、ペラ一枚物から製本された物まで、その量は膨大であります。

いかに情報機器が発達したとはいえ、まだまだ紙文化から抜け出せず、

また、情報機器に弱く、興味もない人種が以前として多い事に驚かされます。

一部修正など出れば、新たに刷り直すなどは、よく行われていることです。

市役所内部はだいぶオンライン化され、進歩してきていると感じますが、

議会は依然として、従来型のやり方を踏襲しております。

最近やっとパソコンの本会議場への持込みは許されましたが、インターネットへの接続や

その他の情報機器の持込みも制限されており、現代社会からかなり遅れをとっております。

以前私が在籍していた花巻青年会議所では、かなり前からペーパーレス化を進め、一定の成果上げておりました。

本来、市役所は、地域のリーディングカンパニーとして時代の最先端をいき、他の模範となるべきであります。



私はこの際、議会にもタブレット端末を導入し、議案や各種資料の電子化を進めるべきと考えております。

ペーパレス化により得られるメリットは、経費の削減、職員事務負担の軽減、会議の効率化などがあげられます。

タブレット端末があれば、各議員のフォルダにどんどん最新のデータが入力でき、

委員会や本会議でもこれ一台で事足りることになります。

議案書だけでなく、行政計画などすべての資料を収める事が出来、急な説明や調べ物へも対応が可能になります。

本会議や委員会でこのタブレットを使いこなし、自由にインターネットで質問に関する資料を検索することも出来る。

もとより、答弁側である行政に、情報量と情報の質では、議員は到底かないません。

しかし、タブレットを駆使することで、そのかなりの部分は補完出来るはずです。

紙で残すべきもの、端末に情報として残すべきもの。運用次第だと思います。



二元代表制の下、議員の力を効率よく上げていくためにも、こうした情報機器の活用は欠かせないものと考えております。

行政や議員がオンラインで結ばれ、情報の共有化を図ることで会議の質は格段に上がると思います。

また、情報機器の持込みや利用が制限されている現状を緩和し、より機動的な環境を作る事が必要であります。

一般質問の際も、プロジェクターの使用など、写真や動画を活用した質問形式も可能になれば、

相互のやり取りや、傍聴者はじめ、市民の皆様にもより判りやすい議会になるものと確信しております。

私は、今後議会や当局にこれらの活用を強く求めて参りたいと存じます。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

照井


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