楽しい我が家～妻の反乱～（2010年 全16話）197

韓流サスペンス・メロドラマ

『楽しい我が家～妻の反乱～』



嵐の夜、大学理事長の夫ソン・ウンピル（キム・ガプスssi）と
別荘に来ていた妻で、美術館長のモ・ユニ（ファン・シネさん）
は激しい口論の末、彼の頭をワインボトルで殴ってしまう。
血を流し、意識のないウンピルに気が動転したユニは、
その場から逃げ去ったものの、数時間後に戻ると夫の姿はなく、
争った形跡もなくなっていて、イ・サンヒョン（シン・ソンウssi）
を電話で呼び出す。翌朝、ウンピルは崖下に転落した車の運転席
から遺体で発見され、事故死と断定される。

理事長の葬儀に、精神科医のキム・ジンソ（キム・ヘスさん）
は大学の非常勤講師サンヒョンの妻として参列していた。
そこでジンソは、ウンピルの遺影を見て、自分の患者だった
ことに気付く。さらにウンピルの妻が昔、友人であり
自分を陥れたユニだったことを知る。


主な出演者

キム・ジンソ（キム・ヘスさん）
精神科医。
キム・ヘスさんは、ホントは独身なんですよね。





モ・ユニ（ファン・シネさん）
ジンソの旧友、美術館館長





イ・サンヒョン（シン・ソンウssi）
ジンソの夫、ユニの初恋の人、大学の非常勤講師。





カン・シヌ（イ・サンユンssi）
刑事。





ソン・ウンピル（キム・ガプスssi）
ユニの夫、ジンソの患者、大学理事長。





同時間帯放送が『逃亡者』と『大物』で、
『楽しい我が家』の視聴率は１ケタ台になってしまって、
残念なドラマでした。
お話自体は夫婦喧嘩シーンが多くて、自分が
落ち込んでいる時は観ない方がいいかもしれないですね。
ですが・・・
もともとは24話として企画していたものを16話にしたと
いうことで、展開が早く、次から次へといろんな事が起きて、
ウンピルを殺したのはいったい誰なのか、
最後の方までワクワクさせられます。

タイトルが『楽しい我が家』なのに、喧嘩ばかりして、
全然楽しくない家族。どうしてこのタイトルなのか
不思議でしょうがなかったです。
ホントはずっとこんな風に写真が撮れる家族でいたいですね。

ドリームハイ（2011年 全16話） 196

スターを夢見る若者の夢と情熱の過程を描いた

『ドリームハイ』



2018年、韓国出身歌手「K」がグラミー賞の候補に挙がる。
果たして誰が「K」なのか？

お話は8年前に戻ります。

チョン・ハミョン理事（ペ・ヨンジュンssi）が創立した
キリン芸術高校の合格者を決める公開オーディションが開かれます。

理事は合格した生徒の他にもコ・ヘミ（ペ・スジさん）、
チン・グク（オク・テギョンssi）、ソン・サムドン
（キム・スヒョンssi）の3人を特待生として入学を認めました。

この3人の他に主席合格のジェイソン（チャン・ウヨンssi）、
キム・ピルスク（IUさん）、ユン・ベクヒ（ハム・ウンジョンさん）
の6人がスターになるため、歌やダンス、演技などの様々な
レッスンを受け、お互いライバルとして競争していきます。

学校内で起こる事件と葛藤、恋愛感情も含めた中で
成長していく学生の物語。
韓国のエンターテイメント業界のリアルな姿も描かれています。



主な出演者

チョン・ハミョン（ペ・ヨンジュンssi）
キリン芸術高校の理事長。（4話までの特別出演）



ヨンジュンssiは、ドラマの企画と脚本、プロデューサーとしても参加。



ヤン・ジンマン（パク・チニョンssi）
キリン芸術高校の臨時英語教師。



チニョンssiは、企画とドラマプロジェクトの音源の作詞作曲、
アレンジ、俳優のボーカルやダンスのトレーニングなどにも参加。



カン・オヒョク（オム・ギジュンssi）
キリン芸術高校の問題教師。



ギジュンssiはミュージカル俳優さんです。



コ・ヘミ（ぺ・スジさん）
グクとサムドンに愛される。第2のチョ・スミを夢見るが、
父親の借金の為に歌手を目指すことになる。



スジさんは、Miss Aのメンバー。演技デビュー。



ソン・サムドン（キム・スヒョンssi）
田舎の青年。



スヒョンssiは、厳しい寒さの中での徹夜が続き、
脱力症状で点滴しながら撮影を続行しました。
他の出演者はK-POPのメンバーばかりですが、
俳優さんだけなのは、彼だけですね。



チン・グク/ヒョン・シヒョク（オク・テギョンssi）
財界で有名な父親が外で作った子供なので、
目立たないように生きるように言われている。



テギョンssiは、野獣アイドル2PMのメンバーとして活動中。
すでに『シンデレラのお姉さん』で俳優デビューをしています。



ユン・ベクヒ（ハム・ウンジョンさん）
ヘミにいつもくっついていたので、ヘミッパと
呼ばれていたが、ヘミの裏切りによりライバルになる。



ウンジョンさんは、T-araのメンバー。
1995年、青少年ドラマ『新世代報告書 大人たちは
分からない』で俳優デビューした子役俳優出身。



ジェイソン (チャン・ウヨンssi)
キリン芸術高校新入生選抜で堂々と首席合格したダンサー。



ウヨンssiは、2PMのメンバー。



キム・ピルスク (IUさん)
絶対音感がある。太った体型から痩せて可愛くなる。



IUさんも歌手ですよね。



『ドリームハイ』は、マネージメント会社代表
パク・チニョンssiと、俳優ペ・ヨンジュンssiが
共同製作するドラマという点で、製作前から注目を
浴びていました。ヨン様はよく知っていましたが、
チニョンssiはお初で、こんなに有名な方とは
知りませんでした。ドラマを観ていて、若くないのに
やけにダンスが上手いなぁと思っていました。


出演俳優は、演技、ダンス、歌に自信がある
16歳～35歳までの男女を対象に1次～3次までの
公開オーディションで選抜しました。


ロケ地

京畿道高陽市にキリン芸術高校のセット場を作り、
楓洞のエニゴル、湖と秋の紅葉が美しい一山湖水公園、
公演施設のアラムヌリ劇場とオウルリム劇場、
ショッピングと文化の複合空間ウェスタンドーム、
KINTEX(キンテックス)などが選ばれ、
高陽市の主要名所を基点に撮影されました。

9話では、修学旅行先として、日本の名古屋の栄で
撮影されました。「オアシス21」やグクとヘミが乗った
観覧車のある「サンシャインサカエ」、同じビルの中で
サムドンが観覧車に乗っている2人を目撃してショックを
受けるシーンもありましたね。サムドンがいたのは
たぶん、ヨン様プロデュースのお店
「高矢礼　火＝ゴシレ・ファ」だったのかな。
あと、名古屋高速の高架下もありましたね。
どこも知っているところなので何だか嬉しい。


カメオ出演

1話、キム・ヒョンジュンssi
6話、2PMのニックンssi
12話、チャンソンssi
13話、Super Juniorのイトゥクssiとウニョクssi

グループ2PMのジュンスssiが、Jun．Kという名で、
『ドリームハイ』OST part6の『行くな』で作曲家としてデビュー。


受賞

「スカパー！アワード2011」受賞。
「国際ドラマフェスティバル in Tokyo」特別賞受賞。

逃亡者イ・ドゥヨン（2006年 全4話） 190

ドラマ『復活』をオマージュした短編サスペンス刑事ドラマ

『逃亡者イ・ドゥヨン』




小心者の暴力団末端組員イ・ドゥヨン（ホン・ギョンミンssi）。
ある日、組織のナンバー２ドゥシクからボスの暗殺を命令される。
ボスの別荘に向かうとそこにはすでに殺されたボスの死体が・・・
駆けつけた警察から殺人の濡れ衣を着せられ、捕まってしまう。

護送車からなんとか逃げ出したドゥヨンでしたが、警察と組織の
両方から追われることになってしまう。

そしてその事件を捜査することになったのは、謹慎処分から
復帰したばかりのノ・チョルギ（イ・ソンギュンssi）刑事でした。

その後に起きた組織の犯罪の犯人は全てドゥヨンの仕業のように
仕立て上げられました。

ドゥヨンが逃亡生活中、謎の女ファン・ユニ（チェ・ジャヘさん）
が転がり込んできて、仕方なくふたりの同棲が始まるのですが・・・


主な出演者 　

イ・ドゥヨン（ホン・ギョンミンssi）
暴力組織の末端構成員、逃亡者



ギョンミンssiは歌手＆タレント。
ロッカーからラテンダンス歌手に転向して、その後はバラードと
ファンを驚かせてきました。
随筆集「道を歩きながらふと」の出版。
本の販売代金全額と参席者募金を江源道山火事罹災民助け合い
寄付にずべて寄託する。
MCとしても心地よいトークが評判。



ファン・ユニ（チェ・ジャヘさん）
ドゥヨンの同居人、謎の女性



ジャヘさんは2010年11月父親の事業を手伝っている会社員
チョ・ナムンssiと結婚。



結婚式にはハン・ヘジンさん、ハン・ジヘさんも列席していました。



ノ・チョルギ（イ・ソンギュンssi）
ドゥヨンを追う刑事



ソンギュンssiはチョン・ヘジンさんと2009年5月に結婚。
現在、男の子2人のパパです。





『復活』メンバーも登場していて・・・

キム・ギュチョルssi

復活でもこのドラマでも悪役。特にこのドラマでは
ドゥヨンにボスの暗殺を命じる暴力組織ナンバー2。





コ・ミョンファンssi
　
復活ではハウンの同僚刑事。
このドラマでは暴力団組織の末端組員。



「俺、なんか刑事みたいだろ？ここ、なんだか懐かしいんだよね。
　前世は刑事だが死んで「復活」してチンピラになったみたいだ。
　変だなぁ。トイレがどこかもちゃんと分かってる」

という台詞が出てくるんですよね。



チョ・ジェワンssi
　
復活ではシンヒョクの秘書。
このドラマではチョルギの同僚刑事。





『復活』のようにシリアスなドラマではなく、コミカルな
部分が多かったので、暗くなることなく、楽な気分で観れました。
何と言っても4話で終わりなのでサクサクですね。。

トキメキ☆成均館スキャンダル（2010年 全20話） 174

キャンパス青春時代劇ドラマ

『トキメキ☆成均館スキャンダル』





朝鮮王朝第22代王、正祖（イ・サン）やチョン・ヤギョンが

登場する18世紀ころのお話です。


キム・ユニ（パク・ミニョンさん）は幼い頃父を亡くし、

母と病気の弟との生活費を稼ぐため、男に変装して

貸本屋の筆写のアルバイトをしています。


ある時、女子禁制の名門校、成均館（韓国最古の大学

「成均館大学」の前身）の入学試験のカンニングの

手伝いの仕事が回ってきました。


試験当日、ユニはカンニングの依頼人と間違えて、

イ・ソンジュン（ユチョンssi） に声をかけてしまいます。

不正が大嫌いなソンジュンでしたが、ユニに懇願され、

その場は無事に終わりました。


ソンジュンは聡明なユニのことを考え、無理やり

成均館入学試験を受けさせます。

そしてカンニングの依頼者が自分であると正祖に言うと、

激怒した正祖が、二人に罰として成均館に入学し

寄宿舎生活をするようにという命令を出しました。


なので、ユニは女ということを隠し、弟の名前の

ユンシクと名乗り、男としての寄宿舎生活が始まりました。

いろんなことが起きるのですが、

そのたびに愛と友情で乗り越えていきます。



このドラマの主な出演者


イケメン4人組・・・

イ・ソンジュン役　（ユチョンssi ）老論派

あだ名「佳郎＝カラン」





全て完璧な条件を持っている。ユンシクが女であることに

なかなか気付かないが、好きになってしまい、

男色と勘違いして悩む。 不正が嫌いな正統派の人。


ユチョンssi は東方神起が分裂したJYJ のミッキー。

このドラマが初演技、初主演です。

あまりのプレッシャーで10 キロ痩せて、2 回病院に

運ばれたそうですよ。

でも、ユチョンssi の演技は好評で

KBS ドラマ大賞、「最優秀新人賞」を受賞しました。



キム・ユニ/ユンシク役　（パク・ミニョンさん）南人派

あだ名「大物＝テムル」





あだ名はちょっとH だけど、 聡明で度胸がある。

綺麗でひ弱な感じなので、明らかに女に見えるけど、

だませるものでしょうか。。


ミニョンさんが出ている、数あるドラマの中でも

このドラマが、1 番可愛かった。



ク・ヨンハ役　（ソン・ジュンギssi ））無党派

あだ名「女林＝ヨリム」





大商人の息子。遊び人でお洒落さん。

昔からの友達のコロと仲良し。


ジュンギssi は成均館大学経営学科出身で優等生だった

そうです。現在、大学の広報モデルもやっているそうです。



ムン・ジェシン役　（ユ・アインssi ）少論派

あだ名「桀鰲＝コロ」





けんか早い。正義感や情が厚い。理由あって世の中に

背をむけた行動をする。ユンシクに対し好意を持つが、

その気持ちを隠して、陰ながら守る。

特にユンシクが女であることを知ってからの彼が切ない。

このドラマで私が1 番嵌った人。コロ～



中年4人組・・・


老論派No.1、左議政 イ・ジョンム役　（キム・ガプスssi ）

ソンジュンの父。






老論派No.2、兵曹判書 ハ・ウギュ役　（イ・ジェヨンssi ）

インスの父。






南人派、成均館博士 チョン・ヤギョン役　（アン・ネサンssi ）






第22代王 正祖役　（チョ・ソンハssi ）






そして、絶対外せない人・・・

ハ・インス役　（チョン・テスssi）老論派





成均館生をまとめるチャンイ。カリスマ性がある悪役。

テスssi はハ・ジウォンさんの実弟ですが、あまりに

そっくりで、誰が見てもわかりますよね。





チョン・ウングォルssi のベストセラー小説

『成均館儒生たちの日々』が原作で、初めて成均館を

メインにしたドラマ。ドラマの脚本家はキム・テヒさん。

女優の方と同じ名前ですね。


『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』、

『コーヒープリンス 1 号店』、『美男ですね』みたいに、

女が男ばかりのところにもぐりこむお話はたくさんありますね。

これ、逆に男が女ばかりの中に入り込むドラマはないですかね？


このドラマ　本当にトキメキました。 最後まで飽きることなく、

毎回観るのが楽しみでした。一般人だけでなく、芸能人の

キム・テヒさんやイ・ヨウォンさん、ソン・イルグクssi も

このドラマに嵌ったそうです。


OST はユチョンssi つながりで、JYJ の「見つけた」です。





良い歌ですね。


とっても面白いドラマだったのに、視聴率はあまり良くなくて、

第1回は視聴率 6.3%。第10 話になってやっと10.2%。

最終回でも、12.8%でした。ちなみに同時間帯放送は『同伊』と

『ジャイアンツ』で、2 ドラマ共、常に20% 超え。

『同伊』が終了し、次の『逆転の女王』は10.5% でした。


おまけ・・・

『成均館スキャンダル・ザ・ムービー』は、ドラマ20 話分を

2 時間に編集。カットだらけで、主にソンジュンと、ユニと

ジェシンのお話だそうです。

天下無敵イ・ピョンガン（2009年 全16話） 172

現代に生まれ変わった二人の恋愛を描いたラブコメ

『天下無敵イ・ピョンガン』





古典「三國遺事」の中の韓国人なら誰でも知っている

「温達伝」に収録されている韓国のピョンガン（平岡）姫と

オンダル（温達）の説話を基にしているドラマです。


昔話の「温達伝」は・・・

貧乏だけど、親孝行なオンダルのことが好きで、

ピョンガン姫が押しかけ、夫婦になる。

内助の功を発揮してオンダルを将軍に出世させたが、

オンダルは、敵の矢に当たって死んでしまう。

棺に入れて運ぼうとするのですが、重くて動きません。

駆けつけたピョンガン姫が棺に向かって「一緒に帰りましょう」

と語りかけると、やっと棺が動いたというお話です。

『黄真伊』でも同じような場面がありましたが、もう涙涙でした・・・


現代のドラマの方は・・・

主に現代劇ですが、時代劇のシーンを毎回少しずつはさんで、

構成されています。

昔話と立場が逆転して、ゴルフコース設計者を夢見る従業員の

イ・ピョンガン（ナム・サンミさん）とゴルフリゾートの



前世：ピョンガン姫 & 現世：ピョンガン


御曹司でダメ息子のウ・オンダル(チ・ヒョヌssi)の話で、



前世：オンダル将軍 & オンダル


二人の出会いは最悪。


ある日、ウ・ピョンウォン会長（キル・ヨンウssi）が



前世：国王でピョンガン姫の父 & 現世：会長でオンダルの父


脳卒中で倒れ、リゾートの経営権を狙う後妻のチェ・ワンフ



前世：ピョンガン姫の継母 & 現世：オンダルの継母


（チェ・ミョンギルさん）と、その息子チェ・ヨンリュ



前世：ピョンガン姫の継母の息子 & 現世：オンダルの継母の息子


（キム・フンスssi）が動き出す。

オンダルは父のリゾートを守ろうと必死になり、

ピョンガンもそんなオンダルを助けていきます。


ラブコメなので、オンダルとピョンガンのやり取りが

とても面白いです。


ヨンリュのファッションがイマイチ好きになれませんでした。

お金持ちのぼんぼんファッションなのか、

彼独自のファッションなのか・・・


オンダルとピョンガンだけでなく、二人に関わる

周辺の人たちも生まれ変わって登場してきます。


ピョンガンに好意を持つエドワード (ソ・ドヨンssi)や





オンダルのことが好きなリゾートCFモデルのクァン・ジラク



前世：オンダルを虜にした妓生 & 現世：オンダルの婚約者


(チャ・イエリョンさん)も登場しますが、

あまり重要感がありませんでした。


同時間帯放送は『善徳女王』で、同時代を扱い、

どちらも王女が出てきましたが、視聴率では

『善徳女王』に惨敗してしまいました。

天使の誘惑（2009年 全21話） 170

脚本家キム・スンオクssiの『妻の誘惑』に続く復讐劇第2弾！

『天使の誘惑』





チュ・アラン（キム・ユジョンちゃん）が7歳の誕生日に

両親が目の前で事故死。ショックで失語症に苦しむ。

妹チュ・ギョンラン（パク・ハヨンちゃん）とも離ればなれになり、

叔父の家に引き取られるもいじめられて成長する。


そして、アラン（イ・ソヨンさん）は家出してキャバクラで





働くようになり、両親が、シン・ウソプ社長（ハン・ジンヒssi）

に殺されたことを知る。


復讐をするためにウソプが経営するソウル家具に入社し、

緻密な計画をたててウソプの息子のシン・ヒョヌ

(ハン・サンジンssi）と結婚。





ある日、ヒョヌにアランの素性やナム・ジュスン

（キム・テヒョンssi）との仲がばれてしまう。





そして、アランの運転する車が事故を起こし、

同乗していたヒョヌは植物人間になってしまう。


アランはヒョヌを別荘に監禁し、看護師のユン・ジェヒ

(ホン・スヒョンさん)を雇う。





ヒョヌはジェヒの看護により奇跡的に甦る。

何も知らないアランが別荘に火をつけ、ヒョヌは焼死したことに

なってしまうが、ヒョヌは生きていて、ジェヒの助けにより、

全身整形をして妻に復讐をしていく。


最初はアランがヒョヌの家族に対しての復讐だったのが、

途中からヒョヌがアランに対しての復讐も加わり、復讐が2倍。

ものすごいことになるのですが、展開が早くて、

次はどうなるのかと毎回楽しみにして観ていました。


妻に復讐されるシン・ヒョヌと全身整形をして、





妻に復讐をするアン・ジェソン(ぺ・スビン）は同一人物。





全身整形をして全く別人になれるものなんですね。

手術後歳月が過ぎても痛むそうなので、遠慮しておきますが、

痛みを伴わないものなら私も別人になってみたいものです。

ヒョヌは亡くなったことになっていて、家族にも知らせて

いなかったので、整形費用をどう捻出したのか不思議ですね。


ヒョヌの弟、シン・ヒョンミン役のキム・ドンゴンssiは、





ストレスとプレッシャーで円形脱毛ができ、

撮影中、ウィッグをつけていました。


ジュスン役のキム・テヒョンssiは『白い嘘』にも出演していて、





演技が上手くて気になる俳優さんでしたが、今回も不幸な役を

上手くこなしていました。笑顔が可愛いので、

次回お会いする時には天真爛漫な彼が見たいです。

妻の誘惑（2008年 全129話） 145

3年ぶりにドラマ・カムバックのチャン・ソヒさん主演の復讐劇

『妻の誘惑』




メイクアップアーチストを目指していた、ク・ウンジェ(チャン・ソヒさん)は
チョン・ギョビン(ピョン・ウミンssi)に強引に犯され結婚。



ギョビン　　ウンジェ


ウンジェは夢をあきらめ、ひたすら夫と意地悪な姑、知的障害のある叔母など、
婚家に尽くして7年が過ぎました。
夫は浮気を繰り返し、ウンジェの兄ク・ガンジェ（チェ・ジュンヨンssi）の
元恋人で、ウンジェと姉妹同然に育ったシン・エリ（キム・ソヒョンさん）に
夫を奪い取られます。



ギョビン　　エリ


そしてあることをきっかけに妻の復習が始まります。
ウンジェの実家や婚家のことだけでなく、ミン女史の家族も巻き込んで、
いろんなことが起こり、毎回どんな展開になるのか、ついつい観てしまう
のですが、話数が多い（全129話（1話30分）のと、ドロドロ感が心に残って
しまうので、エネルギーが消耗するドラマでした。


ウンジェエリの女の戦いがすごいのですが、
その割に終わり方がすっきりしなかった感じがしました。


同時間帯放送で、先に終了した『君は僕の運命』の後、視聴率は40%を超え、
トップになりました。高視聴率で、当初120話の予定が129話に延長されました。


主役のチャン・ソヒさんとキム・ソヒョンさんがドラマの中で着た衣装は、
とてもよく売れたそうです。ファッションリーダーですね。


チョン・ハヌル＠ギョビンの叔母役のオ・ヨンシルさんは



ハヌル＠ギョビンの叔母ガンジェ＠ウンジェの兄


元アナウンサーでした。夫と2人の息子がいます。
2009年の健康診断で甲状腺癌と診断され、手術しました。


「2009 SBS演技大賞」で、

大賞、男女演技賞、男性助演賞、10代スター賞、ニュースター賞、
子役賞の7冠王を獲得しました。（敬称略）

大賞=チャン・ソヒ（ク・ウンジェ役）
連続ドラマ部門男性演技賞=ピョン・ウミン（ウンジェの夫役）
連続ドラマ部門女性演技賞=キム・ソヒョン（ウンジェの夫の不倫相手役）
連続ドラマ部門男性助演賞=チェ・ジュニョン（ウンジェの兄役）
10代スター賞=ソ・ジソブ、チャン・ソヒ、チャ・スンウォン、キム・ソナ、
イ・スンギ、ハン・ヒョジュ、ペ・スビン、イ・スギョン、チャン・グンソク、
キム・ヘス
ニュースター賞=イ・ヨンウ、ソン・ダムビ、キム・ボム、イ・ミンジョン、
チョン・ギョウン、オ・ヨンシル（ギョビンの叔母役）、イ・ホンギ、
チョン・ヨンファ、パク・シネ、イ・ソヨン、キム・テヒョン、イ・テイム
子役賞男性=チョン・ユンソク（ギョビンとエリの息子役）

チャン・ヤギョン 李氏朝鮮王朝の事件簿（2009年 全8話）142

全８話で各話完結。

『チャン・ヤギョン　李氏朝鮮王朝の事件簿』





李氏朝鮮王朝第22代王、正祖（イ・サン）の配下、チョン・ヤギョン

（パク・ジェジョンssi）は、清のカトリック神父に協力したという

誤解から激しい弾圧を受け、金井察訪に左遷されます。

そこで、次々と難事件が発生し、推理して解決していくお話。


韓国版シャーロック・ホームズか、ポアロか、コナンくんか・・・

ドラマが始まる時の音楽が軽快でやけに耳に残っています。


パク・ジェジョンssiは『君は僕の運命』で優柔不断な男性で

煮え切らない役だったので、印象が悪かったのですが、

今回はイメージUP。結構カッコよかったですよ。時代劇マジック。





茶母のソルラン（イ・ヨンウンさん）も活躍していました。

『チェオクの剣』の時もハ・ジウォンさんが茶母役でしたね。

役人さんたちにお茶を出すだけではなく、下働きや女性の検死の

担当だったりするから、重要な役割のお仕事ですよね。






実在したチョン・ヤギョンssiは・・・

1762年～1836年。李氏朝鮮王朝第22代王正祖（イ・サン）の

後期を支えた政治家で実学者（実際の生活に役立つ医学、農学、

建築学、商学などを学び教える者）。


英祖、正祖に寵愛され、多方面に実績を残すなど活躍した。

正祖没後は左遷されますが、生涯において500冊もの著作物を

遺したとも言われています。暗行御史として官吏の不正捜査に

あたっていた時期があり、「欽欽新書」という刑罰に関する

法律書も執筆したそうです。
今でも多くの韓国国民から敬愛を受ける人物のひとり。

千秋太后（チョンチュテフ）（2009年 全78話）140

歴史上は悪女とされている

千秋太后（チョンチュテフ）





高麗時代（日本は平安時代）。
三国統一を成し遂げた太祖、王建の息子、戴宗旭と宣義王后の娘、
ファンボ・ス（チェ・シラさん）の波乱にとんだ66年の生涯を
描いたドラマです。


母の宣義王后が早く世を去ったので、黄州にいる王建の第４妃である
祖母の神静皇太后（パン・ヒョジョンさん）に育ててもらい、





兄のワン・チ（チェ・ウヒョクssi）の命と家門を守るため
妹のファンボ・ソル（パク・ウンビンちゃん）と共に
五代王、景宗（チェ・チョロssi）の妃として嫁がされます。



少年・少女時代のワン・チ（チェ・ウヒョクssi）
ファンボ・ソル（パク・ウンビンちゃん）ファンボ・ス（キム・ソウンちゃん）



大人になってからのワン・チ（キム・ミョンスssi）


　
ファンボ・ソル（シネさん）ファンボ・ス（チェ・シラさん）


そして、景宗はス（キム・ソウンちゃん）が息子を身ごもったことで
良い王に変化していったのですが、肺がんでお亡くなりに・・・
スは18歳で未亡人になりました。兄のチが六代王、成宗として即位。


宮殿を出たスは、崇徳宮主となり、本当は新羅王族の末裔であるのを隠し、
商団として近づいてきたキム・チャン（キム・ソクフンssi）と
知り合い、恋に堕ちることに。


やがて成宗の死後、スの息子の穆宗（イ・インssi）が七代王に即位すると、
スは千秋太后として摂政の座に就き、高麗帝国の復興を目指します。


７８話もあるので、登場人物が多いこと・・・その中でも・・・


景宗（チェ・チョロssi）はバカ殿みたいです。
昼間から酒と女で遊んでばかり。
イ・グァンフィ（チョ・ヒボンssi）＠『快刀ホン・ギルドン』の王と同じですね。


　
景宗（チェ・チョロssi）イ・グァンフィ（チョ・ヒボンssi）


千秋太后を思い続けていた家臣で渤海人のカン・ジョ（チェ・ジェソンssi）や
カム・ガムチャン（イ・ドクファssi）の存在感はすごかったです。


　
カン・ジョ（チェ・ジェソンssi）カム・ガムチャン（イ・ドクファssi）


キム・チヤン（キム・ソクフンssi）にだまされていることを、
全然気づかない千秋太后。強い女性こそそういうものかも。。。
キム・チヤンだって、千秋太后に惹かれていったから、
本来の目的に迷いが出てしまって・・・






文和王后≒延興宮主役のムン・ジョンヒさんは



チャン・ドンゴンssi、イ・ソンギュンssi、オ・マンソクssi
などと同じ韓国芸術総合学校演劇院1期生出身で、
3ヵ国語を話せるそうです。



戦いのシーンがとにかく多くて、ほとんど早送りで観ていました。
熊との戦闘シーンもありましたよ。


怪我も多く、チェ・シラさんが落馬し、骨盤と腰を骨折したり、
キム・ソクフンssiが地方での撮影の後、交通事故で入院したりしました。

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.3

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン






今まで長編物は敬遠していましたが、ブログをお休みしていて、

視聴だけしていた時に長編物も幾つか挑戦してみました。


元々、韓国時代劇は大好きで、全81話なんてあっという間でした。

最後まで観終わった達成感でいっぱいです。


戦のシーンでは、たくさんの人たちが亡くなりましたよね。

実際の戦でもこんな風にたくさんの大切な命が

一部の位が上の人たちのために消えていったんだと実感させられました。


知らなかった国名や役職名など、字幕の説明が出てきますので、

理解しやすかったですね。


朝鮮の歴史において、「鉄」と「塩」がとても重要なポイントで、

そのために土地を取り合ったりすることがわかりました。


親の世代も子供の世代も宿命の三角関係がありましたね。





親子役のソン・イルグクssi＠チュモン役とオ・ヨンスさん＠ユファ役のお二人は

なんと同じ歳だとか・・・





普通ならあり得ない配役ですよね。


ヘモスはカリスマぶりがすごい人で、戦いばかり。

女性とは縁がなかったようで、純情ぽい感じでしたね。

最近の韓国ドラマではチャラ男くんも時々出てきますが、

日本と比べると、基本的にすぐに女性に手を出さない紳士的な男性が

多い気がします。これはドラマだからでしょうかね～。


私がこのドラマのキャラで1番良かったのはソソノです。





彼女は本当に頭がよくて素敵な女性でした。


韓国だけでなく、日本、台湾、香港、フィリピン、イランでも放送されました。


総額55億ウォンと言われる豪華絢爛な美術・衣裳など、

本当に素晴らしかったです。

人物別にカラーが決まっているようで、

チュモンは赤色、テソは青色、ヨンポが黄色でした。信号みたいですね。

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.2

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン






延長放送


当初60回の放送予定を81回まで延長しました。

出演俳優の皆さん（特にソン・イルグクssi）が延長に対して反対でしたが、

最終的にはスタッフの処遇改善、年末ボーナス支給、延長放送分の

質の保障など延長条件を提示して譲歩する結果となりました。



朱蒙神話


『朱蒙』は、高句麗建国神話“朱蒙神話”をドラマ化した作品。

天から降りた強い光によって身籠もるとか、卵から生まれたとか、

神話ってすごいんですね～。



三韓志テーマパーク


全羅南道羅州に建設されたオープンセットは約4万5千坪の敷地に、

100棟の宮殿や民家が造成され、180億ウォンかかったそうです。

現在は“羅州映像テーマパーク”という名前に変わりました。

羅州市内から車で15分程の距離です。

ヨン様主演の『太王四神記』の撮影も行われ、

大勢の日本人観光客が訪問したそうです。

全部見学するのに１時間以上はかかります。

撮影がある日は見学できないそうなのでご注意を・・・







視聴率


視聴率が独走状態。同時間帯に放送された他局ドラマは皆、視聴率完敗でした。

『朱蒙』の全国視聴率は2006年5月の初回放送で16.3%。第3話で20%を突破、

第8話で32.3%を記録したことに続き、第16話で40.1%を記録、

約8カ月目に50.3%を達成し、最終的に51.9%で自己最高視聴率を記録し、

35週連続週間視聴率1位を記録しました。


視聴率調査機関AGBニールセンメディアリサーチが、発表した

2007年上半期ドラマ“トップ10リスト” によると、

1位『朱蒙』、2位『19歳の純情』、3位『銭の戦争』、

4位『天くらい地くらい』、5位『大祚榮』、6位『私の男の女』、

7位『幸せな女』、8位『恋人』、9位『外科医ポン・ダルヒ』、

10位『淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)』でした。



受賞





「2006MBC演技大賞 」

演技大賞：ソン・イルグクssi

女性最優秀演技賞：ハン・ヘジンさん

男性最優秀演技賞：ソン・イルグクssi、チョン・グァンリョルssi

男性優秀演技賞：キム・スンスssi

男性新人賞：ウォン・キジュンssi

助演男優特別賞：イ・ゲインssi

特別賞歴史劇部門：オ・ヨンスさん、ホ・ジュノssi


「百想芸術大賞 」

テレビ部門大賞

脚本賞


長編物なので、No.3に続く・・・

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.1

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン





登場人物


紀元前108年。漢に滅ぼされた古朝鮮の流民開放と失地回復という大志を抱く

ヘモス（ホ・ジュノssi） 。






そのヘモスと恋に落ちる河泊族のユファ姫（オ・ヨンスさん） 。






ヘモスの親友であり、ユファ姫を想う扶余のクムワ王子（チョン・グァンリョルssi）。






そしてヘモスが生死不明となって20年後、クムワは扶余の国王となり、

ヘモスとユファの息子チュモン（ソン・イルグクssi）は






実父を知らぬまま、クムワ王の第三王子として育てられます。

王の側室として迎えられた母ユファと共に、その寵愛を受けていました。

正室である王妃（キョン・ミリさん） と2人の兄






（長男：テソ＠キム・スンスssi、二男：ヨンポ＠ウォン・ギジュンssi）は






様々な謀略でチュモンを陥れようとします。

チュモンは賢く強く美しい娘ソソノ（ハン・ヘジンさん）や、






運命を共にする仲間達に出会い、数々の逆境や試練を経て

強靭な真の英雄に変貌していきます。



長編物なので、No.2に続く・・・

チュノ～推奴～（2010年 全24話） 107

追う者 追われる者のアクション時代劇
『チュノ～推奴～』






両班（貴族階級）の家の一人息子テギル（チャン・ヒョクssi）は、
（奴は男、婢は女の奴隷）のオンニョン（イ・ダヘさん）と
身分を超えた許されぬ恋人同士。

ある日、オンニョンの兄、クンノム（チョ・ジェワンssi）が屋敷に放火し、
オンニョンを連れて逃亡。　そして時は8年が経ち、1648年。
テギルはオンニョンを捜すうちに推奴になっていた。

一方、かつて朝鮮最高の武将と言われたテハ（オ・ジホssi）は
にさせられていた。

なんと「一枝梅」と同じ時代なんですって。。



推奴（チュノ）とは・・・

史実には残されていないので、あくまでも架空のもの。
このドラマの中では、逃亡したを捕まえる職業。



チャン・ヒョクssiは




このドラマのオンニョン役に『不汗党』で共演したイ・ダヘさんを積極的に推薦しました。
それを受けて、ダヘさんもヒョクssiが推薦してくれたので出演を決定したそうです。



オ・ジホssiは




時代劇初でした。

モデル出身の濃いイケメンで、時代劇似合いそうもない感じでしたけど、
落ち着いていてかっこよかったですね。



イ・ダヘさんは




ドラマの人気とともに各種論議の対象にもなりました。
“モザイク論議”が起きて、心がずいぶん傷ついたそうですが、
ヒョクssiや、共演した俳優やスタッフの助けで、立ち直れたそうです。
自殺しなくてよかったですね。

テハが傷を負ったヘウォンを治療するために、洞窟に運び、上着を脱がせ、

肌をモザイクで処理した問題のシーン







視聴者は

「子供たちと一緒に見るのに、モザイク処理されて幸いだった」と肯定的な意見もあれば、
「治療のためのシーンだったので不必要なモザイク」と否定的な意見もありました。




イ・ダヘさんは

『エデンの東』以来、1年ぶりのドラマ復帰で、オ・ジホssiと同じく、時代劇は初だそうです。
希望化粧品のイメージキャラクターにも抜擢されました。




オッポギ(コン・ヒョンジンssi)と同じ境遇で互いに頼ってきたチョボギと同じように
頬にそれぞれ “奴”“婢” の文字が焼印されていたのが
印象的でした。顔に焼印は残酷すぎる。




腹筋三兄弟（テギル＆チェ将軍＆ワンソン）の腹筋、ホントすごかったです。
3人のやり取りも面白かったですよね。男同士なのに「オンニ～」（お姉ちゃん）って呼んだり・・・



ワンソン（キム・ジソクssi）・テギル（チャン・ヒョクssi）・チェ将軍（ハン・ジョンスssi）



　ソウル・ドラマ・アワード2010受賞　

「韓流部門特別賞」・・・『チュノ～推奴～』
「主演男優賞」・・・チャン・ヒョク
「韓流部門の演出賞」・・・クァク・ジョンファン監督



　第37回韓国放送大賞受賞　

「大賞」「TV演出賞」「作家賞」「作品賞」「中短編ドラマTV部門」



ロケ地は、

済州民俗村、竜頭海岸、杉森道、リス洞窟など済州島の代表的な名所の他、
南山コル韓屋マウル、神勒寺、安東民族博物館など。



韓国での視聴率は30％超で、
ヨーロッパ、中央アジア、アフリカ全域など全81カ国で放映されたそうですよ～。

タムナ～Love the Island（2009年 全16話） 101

時代劇ラブロマンス

『タムナ～Love the Island』
　
(原題：『耽羅は島だ』）




17世紀朝鮮王朝時代、イギリス人のウィリアム(ファン・チャンビンssi)は
密航中、間違って耽羅島（今の済州島、タムナ）に漂着。
新米海女のボジン(ソウさん)に助けられる。
そして同じ頃、都からパク・キュ(イム・ジュファンssi)も流人として
島に送られて来る。純粋なボジンと、彼女をめぐる三角関係。
耽羅島に隠された陰謀などがありますが、全然ドロドロしていなくて、
新しい感じのドラマです。とにかく楽しく見られます。
耽羅島に漂着した西洋人を海女が助けたという実話がモチーフです。
実話の方はオランダ人だったようですが・・・



韓国では視聴率があまり良くなくて、当初20話の予定を16話で終わらせて
しまったそうです。そのため日本で「完全版」を望む声が多かったため、
21話完全版のDVDが発売されることになったそうです。


『宮～Love in Palace』『花より男子～Boys Over Flowers』と
同じ制作スタッフ。タイトルがみんな同じパターンですよね。


撮影は済州島がメインでしたが、パジュ、安東、安西、扶余などを行ったり
来たりしながら撮ったそうです。全部済州島じゃなかったんですね。

イム・ジュファンssi　　パク・キュ役



モデルとして芸能界入り。同じ年に俳優デビュー。
第17回大韓民国文化芸能大賞タレント部門新人賞受賞。
背が高くて顔もとってもカッコいいですよね。
『花より男子』や『雪の女王』にも出演していました。


ソウさん　　チャン・ボジン役



ドラマ初出演。2009年MBC演技大賞・新人女優賞受賞。人気賞受賞。
顔が幼いので子どもっぽい感じですね。
ボジンは“子馬”って呼ばれてたけど、シナリオに最初から
書いてあったのでしょうか？シナリオに合わせてそういう子を
選んだんでしょうか？
クリクリまわる目や顔やしゃべり方、ちょこちょこした動き。
すべてが可愛い子でしたね。
ソウさんイム・ジュファンssiの熱愛説が出ましたが、
事務所側は事実無根として否認しました。


ファン・チャンビンssi　 ウィリアム・スペンサー役



5歳の時にフランス人の父が韓国人女性と再婚したので、
幼少時から韓国語と韓国文化に慣れ親しむ。
父の事業の関係で、12歳～19歳まで韓国に住んでいましたが
大学進学のためフランスにもどります。
そして07年に韓国を訪れた際にスカウトされ、
モデルとしてデビュー。本名はピエール・デポルトssi。
ファン・チャンビンssiは義理の祖母に付けてもらった韓国名。
本作が俳優デビュー。髪の色は元々ブラウンだそうですが、
金髪に染めたそうです。

太陽の女（2008年 全20話） 99

ちょっと前の韓国ドラマの王道
『太陽の女』




ある日、人気アナウンサーのシン・ドヨン（キム・ジスさん）が、
理由あって生き別れた血のつながりのない妹のユン・サウォル
（イ・ハナさん）と再会してしまいます。
その日から、これまでの順風満帆なドヨンの人生が崩れ始めました。



誰にも言えない秘密、記憶喪失、四角関係、復讐と赦し、欲望の葛藤を
描いた久々のドロドロドラマです。


彼女たちを愛する2人の男性、キム・ジュンセ（ハン・ジェソクssi）と
チャ・ドンウ（チョン・ギョウンssi）




キム・ジスさんは
韓国ではチェ・ジウさんと並ぶ“涙の女王”として愛されています。
映画に転向していたジスさんが、3年ぶりにドラマ復帰しました。


イ・ハナさんは
撮影中に、目の下を負傷しましたが、病院で応急処置を受け、
痛いのを我慢して、すぐまた撮影を再開したそうです。
ハナさんの歌も好評だったようです。


チョン・ギョウンssiは、
A型肝炎で3日間入院しましたが、通院治療しながら撮影を続けたそうです。


ドヨンがアナウンサー役なので、アナウンサーのカメオ出演も多いです。
ハン・ソクチュンアナウンサー、チョン・ウナアナウンサー、
イ・ジヨンアナウンサーもカメオ出演しました。




男性3人組グループEpik Highも登場しました。




俳優たちの名演技や、テンポよいストーリー展開が人気だったようです。
姉はお母さんに愛されたかったんですね。大きな過ちを犯して、
一生心の傷を背負って生きて行く。姉妹の女の戦いがすごかったのですが、
それぞれの運命の悪戯に涙しました。


韓国での『太陽の女』の放送時間は、他局同時間帯番組の
『一枝梅』『スポットライト』より5、 6分早く始まりました。
視聴者のチャンネル選択を誘導するという手法でした。
初回の視聴率は3ドラマ中最低で、その後伸び続け、
最終的には30％近くまで大躍進しましたが、結果的に、
1位『一枝梅』2位『太陽の女』3位『スポットライト』でした。


このドラマのラストも、ちょっと前の韓国ドラマのように
視聴者に想像させる終わり方でした。