石ころの夢（2009年 韓国・日本合作映画）116

日韓共同ドラマプロジェクト「テレシネマ7」シリーズの

『石ころの夢』





監督：チャン・ヨンウssi（『ホテリアー』）

脚本：中園ミホさん（『ハケンの品格』『やまとなでしこ』）


ギャンブル好きの三流芸人イム・サンヒョン（チャ・インピョssi）は、





借金取りに追われながらも、ナイトクラブの司会をしながら何とか生計を立てていた。

そんなある日、交通事故に遭い息を引き取る間際の見知らぬ男に

「息子を母親のもとへ送り届けてほしい」と頼まれ、

幼い少年チャン・ジェヨン（チェ・ゴンくん）を託されてしまう。





サッカー選手を夢見る少年と、売れないコメディアンと、

当てもなく彷徨い出会った三流ダンサーのイ・ハナ（キム・ヒョジンさん）が





少年の母を探す旅をしながら、夢を持つことの大切さと

勇気を取り戻させてくれる感動ストーリーです。

最後は・・・こんな終わり方しちゃだめでしょうっていう終わり方でした。　



チャ・インピョssiは



チャ・インピョssi＆シン・エラさん夫妻


1993年タレントデビュー。「正しい生活の芸能人」という評判。

1994年『愛はあなたの胸に』でチャ・インピョシンドロームを引き起こし、

国民的スターになりました。

爆発的な人気を後にしたままアメリカの永住権を放棄して軍に入隊。

韓国だけではなく台湾でも活躍しています。

ポランティア活動も熱心に行っている敬虔なクリスチャン。

女優シン・エラさんの夫であり、1人の実子と、2人の養子の父親です。

“子供救護機構コムペションの広報大使”“ユニセフカード後見人”

“中央児童虐待予防センター広報大使”“グッドネイバーズ南北子供希望大使”

“2010ソウル国際図書展の広報大使”など、肩書はたくさん。

ファンに会う時はいつも誠心誠意対応し、腰が低いようです。


チャ・インピョssi＆シン・エラさん夫妻は、

“韓国社会貢献大賞、保健福祉部長官表彰個人部門”を受賞しました。

2人の養子を迎え入れ、国際子供養育団体コムペションを通じて、

恵まれない各国の子供32人を養育している功労が認められたそうです。

そして、このことからPony Chung財団の『第4回 Pony Chung革新賞』を

受賞しました。賞金の1億ウォンはCOMPASSION KOREAに寄付したそうです。

また、2010年初め、ハイチ地震の時も、1億ウォンを寄付しました。

愛サラン（2007年 映画） 89

男の純愛を描いた
『愛サラン』



子どものころに好きだった女の子が引っ越し、別れ別れになってしまう。

17歳で再会をして「俺が彼女を守る」と誓った日から

純愛を貫く孤独な男の戦いの映画。

主役はチェ・イノ（チュ・ジンモssi）。

イノの永遠の恋人はミジュ（パク・シヨンさん）。


チュ・ジンモssiは



イケメンのイメージを脱して釜山なまりのある無骨な熱い男を演じました。
『飛天舞』のカッコイイイメージとは全然違いましたね。
実は主役のチェ・イノ役はチャン・ドンゴンssiに内定していましたが、
チュ・ジンモssiの熱望により変更になったそうです。
とってもこの役がやりたかったんですね。


キム・ミンジュンssiも



悪役で出演していましたが、
主役の方々より迫力満点でしたよ。


パク・シヨンさんは



確かに美人だと思うのですが、
あまり印象に残っていません。

韓国では結構好評価だったようですが・・・
私は純愛というと爽やかで白のイメージだけど、この映画は黒でした。

全体的に画面も暗くて気持ちも落ち込みます。
こんなにも一途に人を愛してしまうのもどうなんでしょうか・・・

あいつはカッコよかった（2004年 映画） 86

ネットで発表し大ヒット！書籍版でもミリオンセラーになり、映画化されたラブ・コメの
『あいつはカッコよかった』



喧嘩が強い不良高校生のチ・ウンソン（ソン・スンホンssi）と
平凡な女子高校生のハン・イェウォン（チョン・ダビンさん）のお話。。


イェウォンが書いたネットの書き込みに怒ってイェウォンの
学校までやってきたウンソンから逃げるため、
塀を乗り越えた途端、下にいたウンソンの上に落ちてしまいます。


そして、お互いの唇が触れてしまい、結果的にウンソンの
ファーストキスを奪ってしまったことに・・・



「責任をとって付き合え！」というウンソンのセリフ。
普通は女の子のセリフだと思うけど、ウンソンが
どれだけ純情なのかよくわかりますよね。
強引で不器用だけど、イェウォンに一途なウンソン。


ウンソン父が亡くなった原因の病気や、ウンソンが
子どものころから受けていた心の傷が元で自分の気持ちを
素直に表現できないでいたのかもしれませんね。


ラブ・コメなので笑えるシーンもたくさんあります。
"ソン・スンホン"という役名の人が出てきたり、
ありえな～い！ということも・・・


ウンソンを好きなキム・ヒョンビン（キム・ジヘさん）や



イェウォンを好きなキム・ハンソン（イ・ギウssi）も絡んできます。



イェウォンがウンソンに話した自分の夢（初雪の日に・・・）も
ウンソンはちゃんと覚えていてくれていましたね。


エンドロールも重要です。
幼稚園の頃のウンソンとイェウォンが出てきます。
運命の人だったんですね。


ソン・スンホンssiやチョン・ダビンさんは、
高校生として見るとちょっと無理がある感じもしますが、
制服姿のフレッシュ感は出ていたと思います。


ソン・スンホンssiの入隊前の作品だそうで、
今より線が細いですもんね。
今も昔もどちらもカッコいいですが・・・


チョン・ダビンさんは、チェ・ジンシルさんの子ども時代を
演じたり、顔立ちが似ていることから“リトル・チェ・ジンシル”と
呼ばれました。チェ・ジンシルさんと同じく、自ら命を絶ってしまい、
まだまだこれからという女優さんだったのに残念です。
ご冥福をお祈りします。

1番街の奇跡（2007年 映画） 51

ヒューマンファンタジーの
『1番街の奇跡』は






再開発のために立ち退きを迫りに来たチンピラ、
ピルジェ（イム・チャンジョンssi）と
1番街に住んでいる人々が繰り広げるお話です。



1番街の人々の中には父親の夢を継いで
東洋チャンピオンを目指す女性ボクサー、
ミョンラン（ハ・ジウォンさん）や


おじいさんと暮らす幼い兄イルドン
（パク・チャンイクくん）
妹イスク（パク・ユソンちゃん）、


OLのソンジュ（カン・イェウォンさん）
などそれぞれが貧しいけれど素朴に暮らしていました。


チンピラも根っからの悪党じゃないので、
最初の目的の立ち退きを迫ることからだんだん
離れていっちゃうんですよね。


女性ボクサー、幼い兄妹、
OLの3組とチンピラの物語が
主に流れていき、途中、悲しいことも
起こりますが、最後はそれぞれがそれなりに
Happyになれたので良かったと思います。


監督ユン・ジェギュンssiとイム・チャンジョンssiと
ハ・ジウォンさんは2002年映画
『セックス・イズ・ゼロ』でも共演していて、
5年ぶりに再結集したことでも話題になったそうです。



　


ハ・ジウォンさんは今回ボクシングに挑戦して、
およそ半年間、ボクサーになりきりました。


試合のシーンでは
本当に殴り合ったそうです。
女優魂すごいですね。

アドリブ・ナイト（2006年 映画） 49

『アドリブ・ナイト』（原題・とても特別なお客さん）



日本の平安寿子（たいら・あすこ）さんの『素晴らしい1日』の
中の短編「アドリブ・ナイト」を元に韓国のイ・ユンギ監督が
提案して映画化されました。


イ・ポギョン（ハン・ヒョジュさん）は
見知らぬ危篤の男性のために、
行方がわからない家出娘の
代役になるよう頼まれます。


臨終の席に立ち会うことになった奇妙な夜の出来事を
ドキュメンタリーぽく描いています。




暗い場面が多くて、俳優さんたちの顔が
あまりよくわかりませんでした。

音楽が流れるのは最後の方だけで、
物語は淡々と流れて行きます。


途中で、もしかしたら、ポギョンは
本当の娘ではないかと
思わせるようなところもありました。


アドリブだらけの一夜を経験して、
最後にポギョンは自分のことを話し始めます。
都会に生きる女性の

彷徨っていた心が

前向きに生きる気持ちになれたのですね

イルマーレ（2001年 映画） 39

時空を超えたラブロマンス
『イルマーレ』 (原題・時越愛）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

海辺に建つ家「イルマーレ」（イタリア語で海という意味）
の郵便受けから２年の時を隔てて手紙を交換し合い、
愛をはぐくむ男女のお話です。

1999年12月、「イルマーレ」と名付けられた家から
引っ越していくキム・ウンジュ（チョン・ジヒョンさん）が
郵便受けに手紙を置いていきます。

それは、次の住人に宛てたものでしたが、その手紙は
なぜか２年前の1997年12月に新築の「イルマーレ」に
引っ越してきたハン・ソンヒョン（イ・ジョンジェssi）の
ところに届いたのです。

海の景色や海辺に建つ家、とてもお洒落で
きれいでした。愛犬のコーラも可愛かったです。

この作品のリメイクで、ハリウッド版「イルマーレ」
（アメリカでの題は「THE LAKE HOUSE」）が、
キアヌ・リーブスさん＆サンドラ・ブロックさん
が演じ、韓国版より大人の恋愛になっています。



二人の生きている時が違うと、いろいろ矛盾が生じてきたり、
歴史が変わってきちゃうこともありますが、Happyな方に
変わることができるのなら、その方がいいですよね。

メールが普及して、なかなか、直筆の手紙をやりとり
することも少なくなってきましたが、こういう恋愛も
切ないけど、いいなぁって思わせてくれました。

これからの二人の展開がどのように
なっていくか、新しい恋愛がまた
始まるのか、期待したいですね。

永遠の片想い（2003年 映画） 30

風景の綺麗な『永遠の片想い』は



最初はジファン（チャ・テヒョンssi）の
一目惚れから始まる、三人の青春物語と思いますが、
だんだんシリアスになり、最後の方にはとても切なくなります。
前半と後半のギャップが大きかったですね。

女同士のスイン（ソン・イェジンさん）とギョンヒ
（イ・ウンジュさん）の友情も素敵でした。
お互いを思いやる気持ちや悲しい運命を背負っているにも
かかわらず、今を精一杯生きる姿はとても良かったです。



３人で仲良く楽しい日々が永遠に続くと思えたのに・・・
スインとギョンヒはジファンの前から姿を消してしまいます。
そこには悲しい運命があったから・・・

お話はゆっくり流れます。
タイトルの『永遠の片想い』の意味は最後の方に
分かり、衝撃の事実もあります。

伏線がいっぱい引かれているので、
注意して見ていないと、よくわからない
まま終わってしまいそうですよ。

清楚で病弱なイメージのソン・イェジンさんも
明るいイメージのイ・ウンジュさんも、
お二人ともとても輝いていました。

今は天国にいるイ・ウンジュさんの演技がもっともっと
見たかったなと思いますね。

単なるラブストーリーというより、
今、自分がこうして生きていることが、
どんなにありがたいことであったか、
周りにいてくれた人とかも大事にしたい
と思わせてくれた映画でした。

映画は映画だ（2008年 映画） 29

さぁ！今年も張り切っていきますので、
温かい目で見守ってくださいね～


今年第1回目はコレ!!

『映画は映画だ』は




俳優になりたかったヤクザのガンペ（ソ・ジソブssi）は黒服。
ヤクザのようなトップ俳優のスタ（カン・ジファンssi）は白服。

色の違いは住む世界の違いだと思いますが、最後には二人とも
泥だらけで、どちらがどちらなのか見分けがつかないくらいでした。

この作品の魅力は、やっぱりファイトシーンですね。
壮絶なバトルの撮影シーンは、ホントすごいです。

Ｒ指定で「小学生以下、12歳以下の方には
ご覧いただけません」
と書いてあります。

確かに血まみれだったり、ファイトシーンなど目を背けたくなる
場面が多かったですね。

本編がリリースされる前に『ジソブバージョン』と
『ジファンバージョン』のメイキングがリリースされました。
ファンにとってはお宝物だと思いますね。

ソ・ジソブssiにとっては兵役後初の映画で、暗いヤクザの役が
哀愁漂い、とても魅力的でした。

カン・ジファンssiのスターであるが故のわがままっぷりなどが
リアルでもそんな感じなのかなと思わせるほどでした。

主演のソ・ジソブssiとカン・ファンssiは
今回ノーギャラで出演したそうです。

ソ・ジソブssiは『ゲゲゲの鬼太郎／千年呪い歌』
にも出演し、「夜叉」役で出ていましたね。




白と黒と言えば・・・1993年日本のＴＶドラマの
『振り返れば奴がいる』でも
腕は一流だけど冷酷な医師、司馬（織田裕二さん）は黒。
クリーンな医師、石川（石黒賢さん）は白のイメージで
描かれていました。

愛しのサガジ（2004年 映画） 16

韓国のインターネット小説を
映画化したラブコメディ。
『愛しのサガジ』は



女性に興味のないお金持ちの大学生
（キム・ジェウォンssi）と、彼の“召使い”
となってしまった女子高生（ハ・ジウォンさん）
の恋の行方を描く


サガジとは「礼儀知らず」という意味なんです。
汚いシーンが多いので　食べながら見ない方がいいですね。


何だか軽い映画でしたが、人気の主役二人が演じる
お馬鹿キャラは面白かったです。


ハ・ジウォンさんの25歳制服姿にはちょっと・・・



でも、彼女はコメディーからシリアスまで
いろいろ演じられる素敵な女優さんということが
わかりました。


韓国俳優≒モムチャンのイメージでしたが、
キム・ジェウォンssiの水着姿は違っていました。
彼はちょっとポチャポチャ。。
でも、彼には童顔の笑顔がありますから・・・


ジェウォンssiは最初は、警察官になりたかったのですが、
視力が悪かったので、断念しました。
そして、大学に入学しますが、母と姉が、
勝手に演劇科のクラスを選んでしまい、
姉が通院していた病院の医師の紹介で
2ヶ月後にはデビューということになったそうです。

今年3月にジェウォンssiも軍に入隊しました。


ヒョンジュンの愛車は
「TOYOTAレクサス４３０」
ハヨンの生徒手帳のケースのキャラクターは
「ドラえもん」
ハヨンが物まねしたのは「月にむかって、おしおきよ！」の
「セーラームーン」
かなり、日本が浸透していました。


ジェウォンssiとジウォンさん（よく似た名前・・・）は
後に『ファン・ジニ』でも共演していますね