マイ・ボス・マイ・ヒーロー3（2007年 映画) 48

社会人になった
『マイ・ボス・マイ・ヒーロー3』



シリーズ1作目と2作目が大ヒットだったためか、
3作目までできちゃいました。


ところが3作目にして、
監督からキャストまで総替え。
物語は前と同じく一応コメディで、登場人物も同じですが、
ストーリーがもっと大人になりました。


ドゥシク（イ・ソンジェssi）は大学を卒業して、
サンジュン親分（ソン・チャンミンssi）の罠にはまり、
大企業に偽装入社します。



またまたハチャメチャですが、この3作目だけを観れば、
それなりに楽しめたのではないかと思いますが、
ドゥシクや子分のサンドゥ（キム・ソンミンssi）と
テガリ（パク・サンミョンssi）のコンビも、
前作の方々の方が私は好きですね。
3作目も同じメンバーでやってほしかったです。

マイ・ボス・マイ・ヒーロー リターンズ2（2006年 映画） 47

前作が大ヒットした学園コメディの続編
『マイ・ボス・マイ・ヒーロー　
リターンズ2』



前作で高校生だったヤクザのドゥシク
（前作と同じくチョン・ジュノssi）。

5年後・・・
大学生になり、倫理の教育実習生として
再び高校に戻ってきます。


そして今度は大ボスが高校生になっているんです。
ドゥシクもおじさんだと思っていたけど、
もっともっとおじさんですね。



どんなに大ボスであっても、学歴が必要なんですね。
この二人が学校では生徒と教師、
外に出れば、親分と子分で、
その関係が前作のドゥシクが昼間は学生、夜はヤクザ
ということの2倍っていう感じでちょっと複雑かも。。


前作と同様、一応コメディですが、やっぱりこのドラマは
過激ですね。目を背けたくなるシーンもありますが、
今のいろんな社会問題にも鋭く突っ込んでいるところも
あるので、それがいいのかもしれません。


そして今回も子分のサンドゥ（チョン・ウンインssi）と
テガリ（チョン・ウンテクssi）がいい味出していました。


ヒロインのユ・ミジョン役は私の大好きなドラマ
『イルジメ～一枝梅～』のウンチェ役をやった
ハン・ヒョジュさんで～す。

マイ・ボス・マイ・ヒーロー（2002年 映画） 46

一応学園コメディ
『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』
（原題・頭師父一体）



私は日本版をリアルタイムで観ましたが、韓国版のリメイク
であったということを最近知りました。

2002年の『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』を今頃
観ているんですから・・・
なので、2008年のドラマ『ラストスキャンダル』を
先に観ているので、
チョン・ジュノssiとチョン・ウンインssiの
コンビが前からだったということも今頃知ったわけです。
このお二人は縁のあるコンビなんですね。




韓国は日本以上に学歴を優先するお国柄なので、
ヤクザの世界でも学歴が必要ということでしょうか。
ヤクザの若頭のドゥシク（チョン・ジュノssi）が
昼間は高校生、夜はヤクザをやります。


高校ではヤクザということを隠しているので、
いじめられても我慢しています。
殴られているだけのカッコ悪い時と
夜のクールな感じのギャップがいいです。


最初、20歳の高校生として高校に編入するわけですが、
高校生には絶対見えません
明らかにおじさんなのですが、だんだん高校生風に
なってくるんですよね。


暴力シーンや下ネタが多くてびっくりです。
特に暴力シーンはボスが子分を必要以上に叩いたり、
教師が生徒を殴ったり、凄まじいです。
女性に対しても容赦はないです。
韓国の男性は女性に優しいと思っていたのに
日本よりひどいじゃないと思ってしまいました。


「頭師父一体」という言葉が出てきますが、
最近の子供たちは大人を敬うというより、小馬鹿にしていますよね。
大人の側にも問題があると思うので、大人も頑張らなくては・・・
と思いました。

チョン・ジュノssiは、この映画を機にブレイクしました。



日本版もちょっとご紹介しますと・・・
『マイ★ボス★マイ★ヒーロー』(2006年　全10話）
TOKIOの長瀬智也くん主演で韓国版をリメイクした
学園コメディ。



長瀬くんは「関東鋭牙会」（かんとうえいげかい）の若頭、榊真喜男役。
いつもクールな長瀬くんですが、このドラマでは
空を飛んだり、スローモーションだったり、
変顔をたくさんして笑わせてくれました。


暴力シーンもくどくなく、ファミリーで観ても
安心できるドラマでしたね。


ヒロイン梅村ひかり役の新垣結衣さん、今も可愛いですが、
清純な女子高生役がとても似合っていました。