ゆいの気ままな日々

大好きな韓国ドラマのこと、気ままに綴っていきます。

善徳女王(2009年 全62話) 193

2011-11-29 19:53:39 | 韓国ドラマさ
初めてドラマ化された新羅・韓国初の女王のお話

『善徳女王』




7世紀。第24代、真興王が築いた新羅大神国の時代から、
トンマンイ・ヨウォンさん)が韓国初の女王で、第27代、
善徳女王になるまでの波乱万丈な人生を描いた物語。

真興王は亡くなる前に、王位を継ぐものは孫の真平だと
言い残しますが、新羅の主の座を狙っている、真興王の
側室ミシルの陰謀で次男である真智が王位を継ぎます。

真興王が崩御した日、国仙のムンノチョン・ホビンssi
は「ミシルコ・ヒョンジョンさん)に対抗できる者は
北斗七星が8つになる日に現れる」という啓示を受けます。

ミシルは真智王が自分を皇后にしないことに怒り、
真智王を廃位させ、15歳の真平を王位に就かせます。

そして、ミシルは真平王チョ・ミンギssi)の皇后に
なるために、真平王の夫人マヤユン・ユソンさん)と
側近ムンノを暗殺しようとしますが、失敗し、マヤと
ムンノとマヤのお腹の子は無事でした。

北斗七星の開陽星が2つに分かれ8つになった日に
双子の公女が生まれます。

ミシルは、マヤが身ごもった子が双子だと知ります。
そこで、「王族が双子を産むと王の代が途絶える」
という予言を明らかにし、マヤを葬ろうと企みます。

しかしマヤを守ろうとした真平王は、待女のソファ
ソ・ヨンヒさん)に双子の妹を託し、双子を産んだ
事実を隠します。そして、ソファと双子の妹は
ムンノの助けで逃げることに成功。

その後ソファは双子の妹を自分の子として育てます。
そして15年後。
双子の妹は隋国の西の砂漠で自分の生い立ちも知らずに
聡明で勇敢な少女として成長していました。



主な出演者

トンマン(徳曼)役・・・イ・ヨウォンさん




幼少期・・・ナム・ジヒョンさん



父は真平王、母はマヤ夫人。王女として生まれたが、
侍女ソファを母と信じ成長。後の善徳女王。
ピダムと結婚して幸せになってほしかった。

イ・ヨウォンさんは、帯状疱疹になったり、落馬したり、
泥沼で皮膚病になったり、夏負けしたり、いろいろ大変
だったそうですが、最も大変だったのは、重い王冠だった
そうです。通常2~3kgの王冠が、女王になってからは一層
重くなり、体感する重さは20kg以上になって首に負担が
かかったそうです。



ミシル(美室)役・・・コ・ヒョンジョンさん



 
20歳期・・・ユイさん(歌手、「アフタースクール」)



真興王、真智王、真平王の側室。女王にはなれなかったけど、
人を引き付ける魅力のあった人なんでしょうね。

「花郎世記」によると、ミシルは第24代王、第25代王、
第26代王の3代にかけて王の側室だったと書いてあるが、
他の歴史書には登場しない。
史実ではミシルとトンマンとは40歳の年齢差が有るそうです。



チョンミョン(天明)役・・・パク・イェジンさん




幼少期・・・シン・セギョンさん



トンマンの双子の姉。第29代王の金春秋の母。

史書によれば、善徳女王の妹ということになっています。



キム・ユシン(金庚信)役・・・オム・テウンssi



 
幼少期・・・イ・ヒョヌくん



伽耶族出身の花郎徒。父はキム・ソヒョン。母は真興王の姪。

(595~673年)三国統一に大きく貢献。



ピダム(眦曇)役・・・キム・ナムギルssi



 
幼少期・・・パク・チビンくん



真智王とミシルの間に生まれたという出生の秘密を知らず、
花郎徒の首長ムンノを父と思い育つ。

(?~647年)新羅の貴族。ドラマではミシルの息子に
なっているが史書では出生に関する記録はない。

ナムギルssiは落馬事故で4日間入院したり、
イ・スンヒョssiと共に新型インフルエンザに罹ったりで
大変だったようです。

ピダムは善と悪が共存するキャラクターで、天真爛漫な姿と
隠れた毒気と強力なカリスマな姿を同時に見せ、
ナムギルssiの魅力を発揮。無邪気な笑顔とカッコイイ
アクションを披露してくれたナムギルssiにknockout
されちゃいました。彼の最期のシーンは壮絶でしたが、
あの目はどうやったのか・・・



キム・チュンチュ(金春秋)役・・・ユ・スンホくん



チョンミョン王女とキム・ヨンスの間に生まれる。

(603~661年)第29代武烈王。660年に唐と連携し百済を滅亡。



視聴率

初回放送16%。3話で20%を突破。14話に31%を記録。
26回で視聴率42.0%を記録。10回連続40%超え。
平均視聴率は33.7%。最終回は全国視聴率35.7%。

ミシルの死後、視聴率が下落傾向に対して
「ミシルの呪い」とも言われました。

同時間帯に放送された『女王自鳴鼓』『ザ・スリング
ショット~男の物語~』『結婚できない男』『ドリーム』
『2009伝説の故郷』『姫が帰ってきた』『シン・ドンヨプの
300』『天下無敵イ・ピョンガン』は皆一桁台の視聴率でした。



最高視聴率のシーン

1位ミシルの死(50話、49.9%)

2位善徳女王がピダムにミシルとの関係を問うシーン
(49話、49.6%)

3位公開処刑場で凧で「王を救った」というメッセージが
振り撒かれるシーン
(48話、48.3%)

当初全50話の予定でしたが、高い人気だったので
12話延長されました。



第46回百想芸術大賞受賞

男性新人演技賞(TV部門):キム・ナムギルssi
大賞(TV部門):コ・ヒョンジョンさん



2009年MBC演技大賞受賞

大賞:コ・ヒョンジョンさん(美室役)
最優秀賞(男性部門):オム・テウンssi(金庾信役)
最優秀賞(女性部門):イ・ヨウォンさん(徳曼役)
優秀賞(男性部門):キム・ナムギルssi(毗曇役)
新人賞(男性部門):ユ・スンホくん(金春秋役)
イ・スンヒョssi(閼川役)
黄金演技賞(助演俳優部門):アン・ギルガンssi(柒宿役)
ソ・ヨンヒさん(昭火役)
視聴者が選ぶ今年のドラマ賞:『善徳女王』
ネットユーザーが選ぶベスト・カップル賞
イ・ヨウォンさんキム・ナムギルssi
PD賞:シン・グssi(乙祭役)
子役賞:ナム・ジヒョンさん(徳曼少女期役)
特別賞:キム・ソンシルssi(武術監督)
今年の作家賞:キム・ヨンヒョンssiパク・サンヨンssi(脚本)




『善徳女王』のF4(善徳女王を支えるイケメン4人)



 キム・ユシン役   ピダム役   アルチョン役   ウォルヤ役
(オム・テウンssi) (キム・ナムギルssi) (イ・スンヒョssi) (チュ・サンウクssi)

ソ・ジソブssiは、晋州ソ氏の先祖であるアルチョンの
47代子孫だ」という説が流れ、ジソプssiは「初耳」と答えました。
真偽はいかに・・・





善徳女王と新羅

善徳女王(?~ 647年)は、新羅第27代王(在位:632年~647年)
新羅初の女王であると同時に、日本の推古天皇に続いて東アジア
2例目の女性君主。姓は金、諱は徳曼。第26代の真平王の娘であり、
母は金氏の葛文王福勝の娘の摩耶夫人、王配は飲葛文王。
3人姉妹(善徳女王は三国史記では、長女として記録され、
三国遺事と花郎世記では次女とされている。天明公主は
三国史記で次女、三国遺事では娘、花郎世記では長女。
『薯童謡~ソドンヨ~』で三女の善花(ソンファ)公主は
三国史記と花郎世記では存在が伝わっていない)。

『善徳女王』の舞台となったのは、6世紀後半の三国時代。
当時、半島にはいくつもの部族が存在し、それらを連合した4つの
国が互いに覇権を争っていた。北部には高句麗、南西部には百済、
南東部には新羅、南部には伽耶。この伽耶をはずした強国3国が
互いにけん制しあったこの時代を、三国時代と呼んだ。
『太王四神記』の舞台となった4世紀末~5世紀に掛けては、
高句麗が現在の中国までその領土を拡げ、一番の強大国として
隣国を脅かしたが、やがて新羅が台頭し始め、最初に伽耶を
滅亡させた。善徳女王死後、唐と連合して660年百済滅亡、
668年高句麗滅亡、678年新羅が朝鮮半島を統一した。

そもそも新羅は、BC57年、卵から生まれたとされる赫居世
(ヒョッコセイ)が建国したという神話がある。新羅の神話は
「昔、6つの村があった」というフレーズから始まっている。
(これは、ドラマ『善徳女王』の第1話にも出てくる)
首都を徐羅伐(ソラボル)と呼び、6つの村の村長たち=貴族
による和白という評議会にかけて合議で政治を行っていた。
当時の新羅の王権はそれほど力があったわけではない。
こうした背景の中、王の支配を地方にまで行き届かせるため、
第23代の法興王の時代には、律令の頒布と仏教が公認され、
第24代真興王の時代には、花郎制度が整備された。
632年に父の真平王が亡くなった時に、男子がなく、また父母
ともに王族である聖骨の男子がいなくなっていたために、
貴族会議によって徳曼がその呪術者的性格に期待されて韓国史上
初の女王にたてられた。即位して後に聖祖皇姑の号を国人から
奉られた。現代の韓国においては善徳女主とも呼ばれる。
即位一年前(631年)に柒宿と石品の乱を鎮圧。即位しては
貧民救済や減税などをしたが高句麗、百済とは対立していて
戦争が止まなく中国(唐)の影響下にあった。647年に毗曇の乱
(新羅内で反女王派のピダム軍と女王派のキム・ユシンが
衝突)の途中で死亡し、乱は従妹である28代目真徳女王と
金庾信によって鎮圧。
善徳女王の陵は慶尚北道慶州市普門洞山79-2番地にある。


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