goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆいの気ままな日々

大好きな韓国ドラマのこと、気ままに綴っていきます。

大統領の理髪師(2004年 映画) 98

2010-10-01 08:01:33 | 韓国映画た
韓国では大ヒット作

『大統領の理髪師』 

原題:孝子洞の理髪師




1960年代の韓国。民主主義無視の独裁政治体制が長く続いた時代。
ソウルの景武台(大統領官邸)に近い孝子洞で理髪店を営む
ソン・ハンモ(ソン・ガンホssi)。


ある日突然、大統領の理髪師に選ばれます。
そこから運命に翻弄されて、平凡な理髪師一家の人生は
大きく変わっていきます。



実際に起きた「四捨五入事件」「李承晩大統領の不正選挙事件」
「李承晩政権崩壊」「朴正煕による軍事クーデター」などの
事件を背景にドラマは展開していきます。


こういう話は暗く重い感じになりがちですが、
ナレーションが子どもだったり、結構コミカルだったので、
そんなに重い感じはしませんでした。


理髪師を演じるソン・ガンホssiが、子煩悩で気の良い父親役。
また、ムン・ソリさんも、『太王四神記』とは違った、
韓国のアジュンマ(おばちゃん)妻の役を演じていました。



前半はいろんなエピソードの1つ1つが、面白くて笑って
観ていられたのですが、後半、一人息子ナガン(

親ってありがたいですよね。
一生懸命な父親の姿にホロリときちゃいました。


大統領(チョ・ヨンジンssi)が
「今日も最高の気分だじょ~」
と日本語で言う台詞が笑えました~

誰にでも秘密がある(2004年 映画) 42

2010-01-20 07:46:56 | 韓国映画た
イ・ビョンホンssiとチェ・ジウさんが共演の
『誰にでも秘密がある』



とってもHなラブコメディー
家族と一緒には観られない映画です。
今まで観た韓国映画やドラマでここまでHな作品は
観たことありませんね。しかも、イ・ビョンホンssiや
チェ・ジウさんがここまでやるの~?といった感じで・・・

ストーリーとしてはジャズクラブの歌手の三女ミヨン
キム・ヒョジンさん)がスヒョン(イ・ビョンホンssi
を恋人にして、家族に紹介したのをきっかけに
スヒョンのプレイボーイぶりがものすごいことに・・・

大学院生の次女ソニョン(チェ・ジウさん)も、
主婦の長女ジニョン(チュ・サンミさん)も
三人姉妹が同時にスヒョンを愛するようになるんです。

ベッドシーンがあるからイ・ビョンホンssiの
身体が見放題ですよ。
三人姉妹との大人の関係。
普通だったら、とんでもない男ですが、
かっこよくて、スマートなイ・ビョンホンssi
だったら許しちゃう。


同じ時を三人姉妹三様の違う角度から映しているので、
あの時こうだったのねということが分かって面白かったです。

この映画はアメリカ映画の
『アバウト・アダム アダムにも秘密がある』
のリメイク版です。



ストーリーはほとんど同じですがラストが違いました。
主役のプレイボーイの役は
スチュアート・タウンゼントさんです。
かっこよさと男の色気はではイ・ビョンホンssiの方が絶対いい感じ。


イ・ビョンホンssiは昨年12月『アイリス』の撮影で忙しい頃、
交際していた(?)女性から訴訟を起こされました。
2人のことなので、詳しいことはわからないのですが、
結婚できると思っていたのにできなかったからみたいな?
私だったら訴えないな~。。永年交際していたとして、
イ・ビョンホンssiが結婚しようと言ったとしてもその言葉だけで
ありがたく、本当にできるとは思わないですから。
チェ・ジウさんもイ・ビョンホンssiが好きだったみたいですが、
結局叶いませんでしたもんね。

デイジー /アナザー・バージョン(2006年 映画) 26

2009-12-18 09:26:15 | 韓国映画た
韓国と東京、大阪だけで公開されたプレミアバージョンの
『デイジー』アナザー・バージョンは




パク・ウィ(チョン・ウソンssi)の視点で
描かれた作品
なので、チョン・ウソンssiの登場が
インターナショナルバージョンより多くなりました。
殺しのお仕事なので報われることのない悲しい愛を
描いています。


あいまいでわからなかったことがこのアナザーバージョンで
少し理解出来たような気がします。映画は(ドラマもそうですが)
編集の仕方でいろいろ変化する
ものだということが分かりました。


『デイジー』という映画を観た人のほとんどの人は
インターナショナルバージョンだと思うので、
このアナザーバージョンの方は少しネタバレします。
未見で、ネタバレのお嫌いな方は
ご注意ください


インターナショナルバージョンを観て、
アナザーバージョンを見ると、重要な台詞がカット
されていたことがわかりました。
基本的にインターナショナルバージョンと
アナザーバージョンの物語が一緒なので、
両方を比較しながら観るといいですね


最初にヘヨンの語り、次にチョン・ウの語り、
そしてパク・ウイの語り、
これはインターナショナルバージョンと一緒ですね。


ヘヨンにデイジーが届き、
パク・ウイに黒いチューリップが届きます。
「花は愛を届けるが、死も届ける」
暗殺を指令されると黒いチューリップが届くということを
アナザーバージョンで知りました


パク・ウィってヘヨンに話しかけることもできず、
遠くから見守りながら、彼女がお茶していれば、
自分もお茶して「乾杯」と言ってみたり、
正体を明かさず、花を贈り続けたりと、
かなりのストーカーですよね。


パク・ウィが彼女の動作のまねしていたのですが、
「彼女のまねをしていると、彼女の
ように魂がきれいになるような気がした」

って、アナザーバージョンのパク・ウィが言っていました。
まるでヘヨンは神ですね。
インターナショナルバージョンではその言葉はなく、
単に好きな人のまねするストーカーみたいでしたけど・・・



インターナショナルバージョンでヘヨンがチョン・ウを
初恋の人と勘違いしたいきさつがあまり詳しくなくて、
ただ、ヘヨンが似顔絵のお仕事している時にデイジーの
鉢植えを持ってきてくれたからだけかと思っていたら、
アナザーバージョンで明らかになりました。


ヘヨンの所に毎日デイジーの花が届くのが4時15分
だったのです。なぜその時間なのか・・・
ヘヨンの本当の初恋の相手はパク・ウィだったのですが、
パクウィの台詞で、ヘヨンと「出会った日が4月15日」
って出てくるんです。4月15日に出会ったから、
4時15分に花を贈ることにしたんですよね。

なぜ、チョン・ウを初恋の相手と勘違いしたのかは
4時15分にチョン・ウがデイジーの鉢を持って自分の前に
現れたからなんです


チョン・ウが普通の刑事ではなく、インターポール
だってこともアナザーバージョンで明らかになりました。


インターナショナルバージョンで、パク・ウィに
暗殺指令が来たときに、ヘヨンはなぜか眠って
しまいましたが、そこもよくわからなかったんです。


でもそれは、ヘヨンがパク・ウィにすすめられて飲んだ
紅茶の中に睡眠薬が入っていたんですね。
パク・ウィが殺しのお仕事をしに行く時にヘヨンに
邪魔されたくなかったから入れたんです。


そしてアナザーバージョンにだけある
パク・ウィからヘヨンにあてた手紙は・・・


「最初は愛らしい人を助けるつもり
だったのが、橋を作ったら君が絵を
くれたから、俺はデイジーを届けた。
俺が作った橋は君と彼を繋ぐことに
なった。でも彼が去った後の君を
放っておけなかったんだ。
自分でも知らぬうちに君の前に立って
いたんだ。君がくれた心を返すよ」


パクウィの気持ちがよくあらわれていると思うのですが、
なぜインターナショナルバージョンで使わなかった
のでしょうか?アナザーバージョンを観させるために
疑問をたくさんにしたのかもしれませんね。


まだまだ本当にたくさんの疑問が解決できる映画です。
インターナショナルバージョンしか見ていない方はぜひ、
アナザーバージョンも観ることをお勧めします。


デイジー/インターナショナル・バージョン(2006年 映画) 25

2009-12-17 08:34:52 | 韓国映画た
オランダの田舎の風景が美しい
『デイジー』インターナショナル・バージョンは
非現実的ロマンチックラブストーリー




『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンさん
『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンssi
の共演です。

韓国映画だけど、韓国映画ではない感じの映画。
オランダ・アムステルダムの青空やノスタルジックな建物、
スタイリッシュな部屋みんなステキでした。

オランダを舞台に、一人の女と彼女を愛する二人の男の物語。
舞台が韓国ならば、絵描き、刑事、殺し屋
韓国人でも普通ですが、舞台がオランダなのに登場人物が
韓国人ばかりで エキストラや風景だけが異国感がある
不思議な感じでした


音楽も洗練された軽い感じでした。
脚本は『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』の
クァク・ジェヨンさんですが、よっぽど、
チョン・ジヒョンさんという女優が
好きなんですね
。チョン・ジヒョンさんは
『デイジー』では『猟奇的な彼女』や『僕の彼女を紹介します』
とは対極の、普通の女性を演じています


前半はほんわかした女性好みの映画だと思っていると、
後半はハードボイルド系の映画になります。
号泣するほどではないですが、せつない気持ちには
させられました。

キム・ヘヨン(チョン・ジヒョンさん)の視点で始まり、
チョン・ウ(イ・ソンジェssi)の視点に変わり、そして、
パク・ウィ(チョン・ウソンssi)の視点に変わっていきます。
どれも綺麗なナレーションでした。



この三人のそれぞれの視点で語られる物語なので、一人の人に
感情移入というのがちょっと難しいかもしれませんね。

ヘヨンは、結局、誰を愛していたのでしょう?
ヘヨンが愛していたのは、ジョンウでも、パクウィでも
なかったのかも。本当に愛したのは、自分が作り上げてしまった
初恋の人だったのかもしれませんね。

それにしても、ヘヨンが想っていた初恋の人はなんて
素敵な方なんでしょう。何も言わず、正体を明かすこともなく、
ただ、ヘヨンのためにだけ、橋をかけてくれた。
すごいプレゼントですよね。


最後のヘヨンがパク・ウィをかばったシーンは、
予測できちゃいました。


チョン・ジヒョンさんは韓国で7年間、「エラスティン」
ブランドのシャンプーでイメージキャラクターを
務めていて、「シャンプーの妖精」というイメージが
定着していました。

日本でも前に花王「アジエンス」のイメージキャラクター
としてCMに出演していました。