父の月命日のお供え用にと「いちご大福」と「草餅」を買ったあと、
ふと目についた「月餅」を1個だけ買いました。
中秋の時期ではありませんが、
この店「きくもとや」さんにも年間を通して「月餅」が置いてあるようです。
※前にも書きましたが、
命日のお供え用菓子は、私が食べたいと思う物を買うようにしています。
この月餅は1個260円(税込)しました。
(だから1個しか買わなかったのですが)
「きくもとや」さんからの帰りにスーパーに寄りましたが、
パン売り場の隣の菓子売り場に月餅がありました。
「ヤマザキ」さんの5個入りパックのもので、
こちらのほうは1パック399円(税別)となっていました。
すばやく頭の中で計算しました。
「きくもとや」さんの1個と「ヤマザキ」さんの3個がほぼ等価となります。
1:3の違いがどんなものか
食べ比べてみようと思い、買って帰りました。
左が「ヤマザキ」さん、右が「きくもとや」さんの月餅です。
「ヤマザキ」さんのものが径は小さいのですが
ご覧のように厚みがあるので、
体積はあまり変わらないようです。
「ヤマザキ」(山崎製パン)さんは連結売上げが1兆円に届きそうな巨大企業です。
一方の「御菓子司きくもとや」さんは明治33年創業の地元の老舗で、
JR熊本駅近くにある本店と鶴屋百貨店内出店しかありません。
そのWebサイトには「厳選素材を使っています」という旨のことが書かれています。
先代の教えのもと材料にすべてこだわりのものを使用しております。
和菓子の命ともいえる自家製餡に使う豆も地域を指定したこだわりの
一級豆を使用しております。 と
「帝国重工」と「佃製作所」の規模の違いがあります。(下町ロケットの)
使用原料 ※見落としがあるかもしれません。
「ヤマザキ」さんの月餅
砂糖、小豆、還元水飴、植物油脂、胡桃、プルーンペースト、練り胡麻、小麦粉、
卵、ラード、白餡、水飴、ミリン、醤油、バター、ソルビット、カラメル色素、膨張材
「きくもとや」さんの月餅
砂糖、小豆、水飴、胡桃、松の実、カシューナッツ、黒胡麻、小麦粉、
卵、バター、脱脂粉乳、ゴマ油、ピーナッツ粉末、白餡、澱粉
家族の者にも食べ比べをしてもらおうと、
「きくもとや」さんの月餅を4分割しました。
食べ比べた結果、
私は「きくもとや」さんの月餅のほうが好きでした。
月餅らしさ(?)がでているようだったからです。
「ヤマザキ」さんの物は皮の部分は柔らかく、抵抗なく歯で噛めます。
餡はシットリしていますがゴマの風味も特に強くは感じないので、
普通の小豆あんに近いものとなっているようです。
「きくもとや」さんの物はヤマザキさんのものに比べて、
全体的に水分が少な目の感じがします。
皮はしっかりとした歯ごたえがあります。
乾いた感じの餡はゴマの香りがし、松の実や胡桃も多く入っているようです。
甘さがしつこくないように感じます。
しかし、舌が肥えていない庶民の私のこの感想は
「きくもとや」さんの物は値段が3倍で、厳選された材料が使われている、
という予備知識に影響されているのかもしれません。
両者それぞれの美味しさがあるようです。
というのも、
製造者や値段を知らずに食べ比べた家族の一人が
「ヤマザキさんのほうが好き」という結果だったからです。
ふと目についた「月餅」を1個だけ買いました。
中秋の時期ではありませんが、
この店「きくもとや」さんにも年間を通して「月餅」が置いてあるようです。
※前にも書きましたが、
命日のお供え用菓子は、私が食べたいと思う物を買うようにしています。
この月餅は1個260円(税込)しました。
(だから1個しか買わなかったのですが)
「きくもとや」さんからの帰りにスーパーに寄りましたが、
パン売り場の隣の菓子売り場に月餅がありました。
「ヤマザキ」さんの5個入りパックのもので、
こちらのほうは1パック399円(税別)となっていました。
すばやく頭の中で計算しました。
「きくもとや」さんの1個と「ヤマザキ」さんの3個がほぼ等価となります。
1:3の違いがどんなものか
食べ比べてみようと思い、買って帰りました。
左が「ヤマザキ」さん、右が「きくもとや」さんの月餅です。
「ヤマザキ」さんのものが径は小さいのですが
ご覧のように厚みがあるので、
体積はあまり変わらないようです。
「ヤマザキ」(山崎製パン)さんは連結売上げが1兆円に届きそうな巨大企業です。
一方の「御菓子司きくもとや」さんは明治33年創業の地元の老舗で、
JR熊本駅近くにある本店と鶴屋百貨店内出店しかありません。
そのWebサイトには「厳選素材を使っています」という旨のことが書かれています。
先代の教えのもと材料にすべてこだわりのものを使用しております。
和菓子の命ともいえる自家製餡に使う豆も地域を指定したこだわりの
一級豆を使用しております。 と
「帝国重工」と「佃製作所」の規模の違いがあります。(下町ロケットの)
使用原料 ※見落としがあるかもしれません。
「ヤマザキ」さんの月餅
砂糖、小豆、還元水飴、植物油脂、胡桃、プルーンペースト、練り胡麻、小麦粉、
卵、ラード、白餡、水飴、ミリン、醤油、バター、ソルビット、カラメル色素、膨張材
「きくもとや」さんの月餅
砂糖、小豆、水飴、胡桃、松の実、カシューナッツ、黒胡麻、小麦粉、
卵、バター、脱脂粉乳、ゴマ油、ピーナッツ粉末、白餡、澱粉
家族の者にも食べ比べをしてもらおうと、
「きくもとや」さんの月餅を4分割しました。
食べ比べた結果、
私は「きくもとや」さんの月餅のほうが好きでした。
月餅らしさ(?)がでているようだったからです。
「ヤマザキ」さんの物は皮の部分は柔らかく、抵抗なく歯で噛めます。
餡はシットリしていますがゴマの風味も特に強くは感じないので、
普通の小豆あんに近いものとなっているようです。
「きくもとや」さんの物はヤマザキさんのものに比べて、
全体的に水分が少な目の感じがします。
皮はしっかりとした歯ごたえがあります。
乾いた感じの餡はゴマの香りがし、松の実や胡桃も多く入っているようです。
甘さがしつこくないように感じます。
しかし、舌が肥えていない庶民の私のこの感想は
「きくもとや」さんの物は値段が3倍で、厳選された材料が使われている、
という予備知識に影響されているのかもしれません。
両者それぞれの美味しさがあるようです。
というのも、
製造者や値段を知らずに食べ比べた家族の一人が
「ヤマザキさんのほうが好き」という結果だったからです。
甘辛党の私は先程オハギを食べたばかりですが、月餅もまた食べてみたくなりました。
きくものさんのを試してみます。