上海游記 江南游記 芥川龍之介著 2001年（1925年）★★★☆☆芥川龍之介、と聞くと実は「堅苦しいかな」不安だったけど、これはもーー面白かった！！
特に私が今上海に住んでいる、とゆうのが大きいのかも、とは思うのだけど。
すごく愉快でウィットに富んだ観察眼を持った人なんだなあ
とその筆の確かに加え観察力・洞察力がずば抜けているんですね～。
芥川龍之介が感じた80年前の上海と今経済的に目を瞠る急発展を遂げつつある上海。
町の面影はずいぶん変わったけれど、人そのものは案外変わっていない。
世界各国に「チャイナタウン」があるくらい、人数が多いだけでは
括りきれないパワーとカオスに満ちた町。
上海に興味がある人、芥川龍之介の視点に触れたい人にオススメです
