カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「私の椅子はないんだ」

2008-09-21 23:55:37 | 本本本(★★★★☆~)
分身 東野圭吾著 1993年 ★★★★☆


先入観を持たずに読み始めたもの。おんもしろ~い!!
ストーリーの先が気になるんだよね、あやうくバスを乗り過ごしそうになった

主人公は2人の女子大学生。彼女たちによって交互に語られます。
自分とまったく同じ顔。現代医学・研究者の倫理観念、政治家のエゴ。。。
もやもやとした不安がだんだん形になり、最後にはすっとキレイにまとまる。
大きなどんでん返しはないけれども、しみじみ親子のことを考えられる作品だなあ
あんまり書くとネタバレになっちゃうので、この辺にて。

現代医学関係をテーマにしたミステリーが読みたい人、
親子や双子などの愛や絆について感じたり考えたりしたい人におすすめです。

それにしても。
移動中に読むと本ってサクサクサクー!って読めちゃう。
この「本本本」カテゴリー、溜り気味。連続してもいいからもっと書いちゃおうっと