けものみち 松本清張著 ★★★☆☆ 昭和39年
この題名で気にならないスピッツファンはいないと思います!(笑)
漢字かどうかの違いはあるけれど、ずーーっと気になってました。
なんてったって、スピッツの「けもの道」はかんなり好きなので
最初のページをくくると、まずは注釈のような短文が目に飛び込みます。
『けものみち・・・カモシカやイノシシなどの通行で山中につけられた小径のことをいう。
山を歩く者が道と錯覚することがある。』 とあります。
スピッツのけもの道は、「道路(正面の道)からはずれても諦めずに歩いてゆこう」
とゆうニュアンスで使われているのに対して、
松本清張はどうやら「人が踏み外してしまった、人間の心を失ったものが通る道」
とゆうような感覚で使っているようです。全然違うんだねえ~
松本清張の作品は何作か読んだだけだけど、30歳ころの美しく聡明で欲深い熟女が
どうしようもない夫を持っている作品が印象に残っている。
今回もそうゆう設定。そして物語の最後もなんとなく予感どおりになる。
その点ではあっと驚く展開はなかったのだが、社会の暗闇・人間の強欲・残忍性
そういったものは余すことなく書かれていたように思う。
そうそう、それとこれはR18禁!!にすべき!
描写があまりに官能的すぎて、中学生や高校生が読むにはちょいと刺激が(笑)
社会や政治の裏側に潜むものを垣間見てみたい人にオススメです。
この題名で気にならないスピッツファンはいないと思います!(笑)
漢字かどうかの違いはあるけれど、ずーーっと気になってました。
なんてったって、スピッツの「けもの道」はかんなり好きなので
最初のページをくくると、まずは注釈のような短文が目に飛び込みます。
『けものみち・・・カモシカやイノシシなどの通行で山中につけられた小径のことをいう。
山を歩く者が道と錯覚することがある。』 とあります。
スピッツのけもの道は、「道路(正面の道)からはずれても諦めずに歩いてゆこう」
とゆうニュアンスで使われているのに対して、
松本清張はどうやら「人が踏み外してしまった、人間の心を失ったものが通る道」
とゆうような感覚で使っているようです。全然違うんだねえ~
松本清張の作品は何作か読んだだけだけど、30歳ころの美しく聡明で欲深い熟女が
どうしようもない夫を持っている作品が印象に残っている。
今回もそうゆう設定。そして物語の最後もなんとなく予感どおりになる。
その点ではあっと驚く展開はなかったのだが、社会の暗闇・人間の強欲・残忍性
そういったものは余すことなく書かれていたように思う。
そうそう、それとこれはR18禁!!にすべき!
描写があまりに官能的すぎて、中学生や高校生が読むにはちょいと刺激が(笑)
社会や政治の裏側に潜むものを垣間見てみたい人にオススメです。