いつもスカパラのライブには、ほぼもれなくジャスタTシャツ着用で臨んでいるのですが、今回はケムリさんのイベントだからそれはちょっとなあ。そんなことを悩みながらTシャツワードローブを確認していたら、去年のライジングのオフィシャルTシャツを買ったまま眠らせていたことが発覚。おお、ケムリ&スカパラならこれで問題ないじゃーん!というわけで、北の大地から9ヶ月前に持ち帰ってきたTシャツに、やっと袖を通すことができました。そんなしょぼい自己満足を抱きつつ、いざAXへ。
入場後まずステージ上のセッティングに目をやると、トップバッターがエルレであることを確認し、すみやかにステージ後方に移動しました。そういやケムリだけじゃなく、エルレも今までほとんどまともにライブ見たことないですわ。どっかのフェスで数曲聴いたことがあるくらい。そう考えると今日はつくづくレアな対バンだなあと思うのですが、ただ、エルレのライブに関する話はよく耳にするので、さて今日はどんなもんなのかという不安もちょっと抱いたり。
そしてエルレのライブが始まったのですが。おおお、ビートに乗っかってしょっぱなからダイバーが飛ぶわ転がるわ。普段パンク系のライブには疎遠な人間にはなかなかお目にかかれない光景で、なんつーかすごく壮観でした。そして、その前でギターを掻き鳴らしながら歌う細美さんがまた、いい表情をされてるじゃありませんか。数日前の渋谷JACKの件を聞いていただけに、この日の彼らがとても楽しそうにライブをやってて、そしてお客がナイスな盛り上がりを見せている様子に、なんか妙にほっとさせられました。別に私がそんなことを考えるべき立場でもないんだけども。
ただやっぱり、個人的にはあの手のメロコアはどうも純粋に楽しむことができません。SalamanderとSpace Sonicしか曲を知らなかったのも理由だと思いますが。
そしてスカパラ。さて、ここはどうしたもんかと悩んだのですが、まあ前はケムリファンが暴れるだろうから危険だし、踊りたいから後ろでいいかなあということで、下手側のフロアのかなり後ろのほうに待機。それでも周囲はがっつりケムリTシャツの人たちばかりで、いつものノリで盛り上がっても大丈夫だろかと、どきどきしながらおっさんたちの登場を待つことしばし。
そしてスエーデンが流れると、沖さんが1人ですたすたと登場ですよ。あー、今日は幕がないから、これってすごい違和感ある登場ですね(笑)。しかし、これで1曲目があっさりわかってしまいました、というわけで今日もあの大胆不敵なシンセが響き渡ると、残りのメンバーも登場です。わーい!
そうして始まった、太陽にお願い。このオープニングってもう聴く機会はないと思っていたので、また体験できてうれしいですよー。中盤の冷牟田さんMCのところでは「今日はケムリとやれてうれしい」みたいなことをおっしゃっておられましたね、確か。たぶんケムリファンには認知度の高い曲ではないと思われるので、oioiコールはさすがにややボリューム不足でしたが、その代わり踊りっぷりはみなさんすばらしい。これはスカパラファンも負けていられません。
でもってその後にAll or Nothing→テキーラ、と冒頭3曲は春ツアーと全く同じ流れで。ああ、あんまりこの辺覚えてないです。
谷中さんの「去年のベトナムに続いてまたケムリとやれてうれしい」的なMCをはさんでの4曲目は、やはり春ツアーと同じダウンビー、だったのですが。この時、イントロが終わった次の瞬間のフロアの爆発力といったらもう!フェスとかにありがちな、単純にスカパラで暴れたいモードとかじゃなく、曲に合わせてはじける行為を本当に楽しもうとしてるあの雰囲気は、もはやアウェーでのライブとは思えない状況でした。それがうれしくて、思わずちょっとだけ前方に進出。
そうだ思い出した、ダウンビーの曲終わりのあたりで、前方のお客に目をやりながら超うれしそうに笑った加藤さんの顔、あれがこの日のベストショットでした。でもやっぱ加藤さん髪伸びましたねー。それそろ切り時とみました。
で、そのあとが久々のSkull Collector→Walk Between Raindrops→Natty Paradeでしたかね。スカルの川上さんのソロのときに手拍子が起きたのが、ワンマンじゃたぶんありえないことだと思うので、妙に新鮮でした。あとナッティの北原さんソロでは、今日はお立ち台はなかったにも関わらず強引に中央のモニターに乗っかって回転ソロをかました北原さんが、非常にステキでしたわ。
そしてここで出ました、NARGOさんのピアニカが!きゃああスカミー!これにはダウンビー並みにフロアもヒートアップです。そしてスイッチの入った私の体を後ろからガタイの良いお兄さんが威勢よく押してくれるものだから、ええい流れに乗ってしまえと調子に乗って、フロアのセンター前方に向かってガンガン進出。ようやくバーにぶつかって人波が落ち着くと、ど真ん中の視界良好な位置でひたすら踊り狂っておりました。実はここで、とんでもないアクシデントが発生していたのですが。
そしてルパンではいつものようにギター兄弟を堪能し、続いてはタングズ、というところでふと腰に手をやって愕然。
け、ケータイが!後ろのポッケに入れたはずのケータイが、ない・・・(大汗)
ライブがまさにクライマックスに近づこうとしているタイミングでこのアクシデント。一瞬青ざめて足元を確認したものの、このダンスパーティー状態の中でそんなものがそばに落ちているわけも無く。あああ、さっきのスカミーの時にうっかり落としたに違いないけど、今探すのはどう考えても無理だよ・・・。さて無理ならどうする?いまはライブ中だぞ自分。
・・・ええい、とりあえず踊ってしまええええ!(泣笑)
そんなわけで、ラストのタングズ→White Lightはもうひたすら、やけくそで踊りまくっておりました。なのでぶっちゃけ、あんまりWhite Lightの加藤さんも記憶に残っていないのです。ああでも、例のシーンではまた北原さんが股下プレイを披露してくれてたのだけは覚えているのだけど。
スカパラライブが終わり、最後に欣ちゃんの笑顔を見届けると、慌ててフロアの床を捜索。しかしそんなものが間抜けに落ちているわけもなく。誰かが拾ってくださっていることを信じて、落し物として届いてないかどうかスタッフに問い合わせてみようとロビーに出たら、Lさんに声をかけられたものだから驚きました。Sさんにもお会いできましたし、やはりこんなアウェーのライブでもスカパラファン仲間にはお会いできるのだなあと思うと、えらいうれしかったです。
ちなみにケータイは無事に届けられておりました。ただし何かの衝撃のせいか、ディスプレイが一部おかしなことになり果ててましたが(涙)、しかしあの状態のフロアで落っことした以上ぶっ壊れてても不思議じゃなかったと思いますし、そう考えると生還してくれただけでも御の字。届けてくださった方、ありがとうございました。
そしてラストは今日の主催バンド・ケムリ。Lさんについていって、ここらへんなら安全かと思われるフロア後方あたりで観ました。いやあすごかった。ステージそのものはあまりよく見えませんでしたが、フロアぎっちぎちのお客の頭上にポジティブなエネルギーが渦巻いているかのようでした。と言っても私の苦手な、若手バンドの根拠のなさそうなポジティブぶりとかじゃなくて、どんなに飛び跳ねててもちゃんと地に足が着いている感じがするというか。ファンの人たちも、1曲1曲を大切にしながら楽しんでる感じがしましたね。エルレ同様、やってる音楽自体は特別好みってわけではないのですが、あの雰囲気を感じられただけでも良かったなあと思いました。
しかし、ケムリの本編を観終えるとどっと疲れが押し寄せてきたので、これ以上は頑張れないかなあということで、アンコールは観ずに撤収を決意。すみませんケムリのみなさん、せっかくの良いイベントなのに、こんなヘタレで申し訳ないです。
そんなわけで、今回はスカパラを楽しんだというよりもケムリのファンのみなさんのパワーを体感したライブだったような印象です。あれでケータイさえ落とさなければ、もっと弾けきれたのかもしれないと思うと悔やまれますが、手荷物管理の甘かった私がバカだったのだからしょうがない。
あーしかしこれでもう、次におっさん達に会えるのはたぶんライジングになってしまうのだな。2ヵ月半は早くて遅いぞきっと。その間は、さいアリのDVDでガマンするとしましょうか。
入場後まずステージ上のセッティングに目をやると、トップバッターがエルレであることを確認し、すみやかにステージ後方に移動しました。そういやケムリだけじゃなく、エルレも今までほとんどまともにライブ見たことないですわ。どっかのフェスで数曲聴いたことがあるくらい。そう考えると今日はつくづくレアな対バンだなあと思うのですが、ただ、エルレのライブに関する話はよく耳にするので、さて今日はどんなもんなのかという不安もちょっと抱いたり。
そしてエルレのライブが始まったのですが。おおお、ビートに乗っかってしょっぱなからダイバーが飛ぶわ転がるわ。普段パンク系のライブには疎遠な人間にはなかなかお目にかかれない光景で、なんつーかすごく壮観でした。そして、その前でギターを掻き鳴らしながら歌う細美さんがまた、いい表情をされてるじゃありませんか。数日前の渋谷JACKの件を聞いていただけに、この日の彼らがとても楽しそうにライブをやってて、そしてお客がナイスな盛り上がりを見せている様子に、なんか妙にほっとさせられました。別に私がそんなことを考えるべき立場でもないんだけども。
ただやっぱり、個人的にはあの手のメロコアはどうも純粋に楽しむことができません。SalamanderとSpace Sonicしか曲を知らなかったのも理由だと思いますが。
そしてスカパラ。さて、ここはどうしたもんかと悩んだのですが、まあ前はケムリファンが暴れるだろうから危険だし、踊りたいから後ろでいいかなあということで、下手側のフロアのかなり後ろのほうに待機。それでも周囲はがっつりケムリTシャツの人たちばかりで、いつものノリで盛り上がっても大丈夫だろかと、どきどきしながらおっさんたちの登場を待つことしばし。
そしてスエーデンが流れると、沖さんが1人ですたすたと登場ですよ。あー、今日は幕がないから、これってすごい違和感ある登場ですね(笑)。しかし、これで1曲目があっさりわかってしまいました、というわけで今日もあの大胆不敵なシンセが響き渡ると、残りのメンバーも登場です。わーい!
そうして始まった、太陽にお願い。このオープニングってもう聴く機会はないと思っていたので、また体験できてうれしいですよー。中盤の冷牟田さんMCのところでは「今日はケムリとやれてうれしい」みたいなことをおっしゃっておられましたね、確か。たぶんケムリファンには認知度の高い曲ではないと思われるので、oioiコールはさすがにややボリューム不足でしたが、その代わり踊りっぷりはみなさんすばらしい。これはスカパラファンも負けていられません。
でもってその後にAll or Nothing→テキーラ、と冒頭3曲は春ツアーと全く同じ流れで。ああ、あんまりこの辺覚えてないです。
谷中さんの「去年のベトナムに続いてまたケムリとやれてうれしい」的なMCをはさんでの4曲目は、やはり春ツアーと同じダウンビー、だったのですが。この時、イントロが終わった次の瞬間のフロアの爆発力といったらもう!フェスとかにありがちな、単純にスカパラで暴れたいモードとかじゃなく、曲に合わせてはじける行為を本当に楽しもうとしてるあの雰囲気は、もはやアウェーでのライブとは思えない状況でした。それがうれしくて、思わずちょっとだけ前方に進出。
そうだ思い出した、ダウンビーの曲終わりのあたりで、前方のお客に目をやりながら超うれしそうに笑った加藤さんの顔、あれがこの日のベストショットでした。でもやっぱ加藤さん髪伸びましたねー。それそろ切り時とみました。
で、そのあとが久々のSkull Collector→Walk Between Raindrops→Natty Paradeでしたかね。スカルの川上さんのソロのときに手拍子が起きたのが、ワンマンじゃたぶんありえないことだと思うので、妙に新鮮でした。あとナッティの北原さんソロでは、今日はお立ち台はなかったにも関わらず強引に中央のモニターに乗っかって回転ソロをかました北原さんが、非常にステキでしたわ。
そしてここで出ました、NARGOさんのピアニカが!きゃああスカミー!これにはダウンビー並みにフロアもヒートアップです。そしてスイッチの入った私の体を後ろからガタイの良いお兄さんが威勢よく押してくれるものだから、ええい流れに乗ってしまえと調子に乗って、フロアのセンター前方に向かってガンガン進出。ようやくバーにぶつかって人波が落ち着くと、ど真ん中の視界良好な位置でひたすら踊り狂っておりました。実はここで、とんでもないアクシデントが発生していたのですが。
そしてルパンではいつものようにギター兄弟を堪能し、続いてはタングズ、というところでふと腰に手をやって愕然。
け、ケータイが!後ろのポッケに入れたはずのケータイが、ない・・・(大汗)
ライブがまさにクライマックスに近づこうとしているタイミングでこのアクシデント。一瞬青ざめて足元を確認したものの、このダンスパーティー状態の中でそんなものがそばに落ちているわけも無く。あああ、さっきのスカミーの時にうっかり落としたに違いないけど、今探すのはどう考えても無理だよ・・・。さて無理ならどうする?いまはライブ中だぞ自分。
・・・ええい、とりあえず踊ってしまええええ!(泣笑)
そんなわけで、ラストのタングズ→White Lightはもうひたすら、やけくそで踊りまくっておりました。なのでぶっちゃけ、あんまりWhite Lightの加藤さんも記憶に残っていないのです。ああでも、例のシーンではまた北原さんが股下プレイを披露してくれてたのだけは覚えているのだけど。
スカパラライブが終わり、最後に欣ちゃんの笑顔を見届けると、慌ててフロアの床を捜索。しかしそんなものが間抜けに落ちているわけもなく。誰かが拾ってくださっていることを信じて、落し物として届いてないかどうかスタッフに問い合わせてみようとロビーに出たら、Lさんに声をかけられたものだから驚きました。Sさんにもお会いできましたし、やはりこんなアウェーのライブでもスカパラファン仲間にはお会いできるのだなあと思うと、えらいうれしかったです。
ちなみにケータイは無事に届けられておりました。ただし何かの衝撃のせいか、ディスプレイが一部おかしなことになり果ててましたが(涙)、しかしあの状態のフロアで落っことした以上ぶっ壊れてても不思議じゃなかったと思いますし、そう考えると生還してくれただけでも御の字。届けてくださった方、ありがとうございました。
そしてラストは今日の主催バンド・ケムリ。Lさんについていって、ここらへんなら安全かと思われるフロア後方あたりで観ました。いやあすごかった。ステージそのものはあまりよく見えませんでしたが、フロアぎっちぎちのお客の頭上にポジティブなエネルギーが渦巻いているかのようでした。と言っても私の苦手な、若手バンドの根拠のなさそうなポジティブぶりとかじゃなくて、どんなに飛び跳ねててもちゃんと地に足が着いている感じがするというか。ファンの人たちも、1曲1曲を大切にしながら楽しんでる感じがしましたね。エルレ同様、やってる音楽自体は特別好みってわけではないのですが、あの雰囲気を感じられただけでも良かったなあと思いました。
しかし、ケムリの本編を観終えるとどっと疲れが押し寄せてきたので、これ以上は頑張れないかなあということで、アンコールは観ずに撤収を決意。すみませんケムリのみなさん、せっかくの良いイベントなのに、こんなヘタレで申し訳ないです。
そんなわけで、今回はスカパラを楽しんだというよりもケムリのファンのみなさんのパワーを体感したライブだったような印象です。あれでケータイさえ落とさなければ、もっと弾けきれたのかもしれないと思うと悔やまれますが、手荷物管理の甘かった私がバカだったのだからしょうがない。
あーしかしこれでもう、次におっさん達に会えるのはたぶんライジングになってしまうのだな。2ヵ月半は早くて遅いぞきっと。その間は、さいアリのDVDでガマンするとしましょうか。