Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

東京スカパラダイスオーケストラ@Zepp Tokyo

2007-05-21 23:23:07 | LIVE
約2週間、ほとんどスカパラの音を聴くことがないままで迎えた春ツアー最終日。もちろん、イヤで聴いていなかったわけではないのですが。それゆえTシャツに着替えてもZeppに到着してもいまいちスイッチが入りきらず、1ヶ月前に3本も体験したはずのセットリストすら、まともに思い出せない始末。こんな状態でスカパラライブに臨むことって、いまだかつてなかったかもしれません。ただ、今日はがっつり踊ろうとは決めていたので、相方のTさんと入場すると、下手側後方のスペースのある位置にスタンバイ。

でもってライブの感想ですが。諸事情で記憶がかなり怪しいことになっているので、覚えてることだけ箇条書きで。

・1曲目の太陽にお願いは、冷牟田さんがしょっぱなから熱く叫んでおられましたね。いきなりどきっとさせられました。「テンション上げていけよ!」と言われてるみたいで。

・ダウンビーのあとで、STROKE OF FATEをやってくれたのはうれしかったです。今回関東シリーズではまだ聴けてなかったので。あーやっぱりこの曲カッコいいっすね。

・新曲のシェイカー(仮)のとき、イントロで加藤さんがシェイカーを持たずに踊っていたので、ええシェイカーは?シェイカーは振らないのー!?とハラハラしていたら、少しでしたがちゃんと振ってくれたので安心しました。そこまであのシェイカーパフォーマンスが好きだったのか私は。

・新曲は、シェイカー(仮)もですがそれ以上に、AXからやっているもう片方の曲のアレンジがずいぶん変わったのにびっくりしました。さすがおっさん達、どんどんツアー中に新曲を形にしていきますね。次のアルバムにどういう風に収録されるか楽しみにしています。

・この日のハイライトのひとつだったのがSKARADA。大バコに響き渡るNARGOさんのピアニカにもうっとりさせられましたが、それ以上にしびれたのが加藤さんのギターですよ。こんなに表情豊かな音を聴かせてくれる人だったっけ?とびっくりしてしまうほどのすばらしいプレイ。ステージが近かったら見とれるところですが、そうもいかなかったので目を閉じて聴き入らせてもらいました。いやああれは本当にいい音でした。

・LEFT WITH THE DOGのイントロは何百回聴いてもアガります。ヘタするとWhite Lightよりも。ダウンビー並みにライブで毎回やって欲しいとまではいいませんが、せめてコブラ並みの頻度では今後も聴かせて欲しいものです。

・Come On!では川上さんの熱唱ぶりがツボでした。

でもってWhite Light。例の加藤さんセンターでの見せ場では、今回北原さんの股下プレイは披露されませんでした。いや、「しなかった」というより「できなかった」のかもしれない。北原さん的には狙っているように見えたんですが、加藤さんがそういうポーズ(←どういうポーズだ)を取らなかったので。

・この日、SKARADAと同じくらいほれぼれさせられたのが、アンコールのルパン。ハコと合っていたせいなのかわかりませんが、とにかくめちゃくちゃカッコいい音でした。もうライブでは何十回も聴いてるルパンだけど、今まででいちばんすばらしかった気がします。

・しかしそんなルパンにあまりにもミスマッチだったひとが約1名。NARGOさん・・・タ、タオル巻き!?(大汗)頭に白タオルを巻いてステージに立つNARGOさんなんて、ファン歴の浅い私は初めて見ましたよ。しかもジャケットは着用のままで。そんなNARGOさんに違和感を感じないほうが無理って話です。

・メンバー紹介は全員ひとこと付きでした。加藤さんは「これからも盛り上がっていこうぜえええ!」でしたっけ?大森さんの「かわいい」攻めには死ぬほど笑わせてもらいました。川上さんの「暑くね?」がやっと聴けたのはうれしかったです。

・そして沖さんのあとでNARGOさんの名前が呼ばれると。下手から出てきたNARGOさんてば、何事もなかったかのように髪型を整えて現れたものだから、またびっくりですよ。あのタオル巻きはいったいどんな幻だったのか。

・ラストのスカミーは、お約束のメリーさんを省いたいきなりイントロバージョンで。ここでもNARGOさんは、途中でマイクスタンドを限界まで倒して床ギリギリのところで歌おうとしたり、読めない動きばかりで目が離せませんでした。ああ、アンコールの記憶ってば、NARGOさんに完全に持ってかれてるじゃないか私。GAMOさんとか欣ちゃんとか、全然思い出せないのに。

最後に加藤さんの投げたピックが、私の立っていた位置よりも後ろに飛んでいったのにはびびりました。あれ、PA近くまで飛んだんじゃないでしょうか。後ろにも配慮してくれてサンキュー加藤さん!

そんな感じで。終わってみて感じたことは、意外とこのくらいの規模のハコっていちばんスカパラに合うんじゃないかと。音がよくないというイメージのあったZeppですが、この日のスカパラの音はすばらしかったと感じたのも、あの10人のスキルと音のパワーが、Zeppとうまく折り合っていたからじゃないかと思うのです。もちろん、観る分にはもっと小さいハコのほうがうれしいには違いないのですが。アリーナクラスでやる理由がなければ、たまにはZeppでやるのもいいんじゃないかと個人的には思いましたよ。でも遠くて足を運ぶのがおっくうだから、あくまでたまに。

さて、これでおっさんたちの春ツアーは終了です。とりあえず春の部終了、お疲れさまでした!来たる夏の部に備えて、ひとときの充電期間をめいっぱいリフレッシュしてくださいね。あと加藤さん、できれば本格的に暑くなる前にまた髪を切ってみてはいかがでしょう。3月のJUSTA TVのときの、あのかわいい髪型がまた観たいのです私。そんな締めかよ。

コメント (2)
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