暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

「妄想ローズガーデン」の伐採スタート!その1

2022年03月17日 10時07分19秒 | 自分らしい庭作り

約8年かけて失敗を重ねつつ作り上げたバラの庭にはこれまで「妄想ローズガーデン」という名前が付けられていました。なぜならば、我が家の現状を無視して、今時の洋風なバラの庭を作ると和風の家や庭とマッチせずおかしなものにしかならないと分かっていたからです。今時の女性の好みを優先させてレトロな和風に出来ないことはないのかもしれませんが、この家に関しては夫の意見を優先させようと決めていました。彼がそういう好みを理解しないとわかっているので、せめて「妄想」の中だけでも私なりの理想のお庭を作りたいと思っての命名でした。

家の外観自体が和風建築だったので、庭も簡単ながらも和風庭園風に造園されていて、和風の植栽や石灯篭、石組みで構成されていて、家を取り囲むように庭は東と南と西の3方向にあります。

南側の庭がメインの庭で、門扉から玄関へのアプローチも含めた部分が先に説明した和風庭園になっていて建物とマッチしていて、これはこれでいい感じだと思います。前の住人がお金をかけて造園された庭なので私たちもこれを今更変えようとは思わず、現状維持でいい事にしています。

西側の庭は来訪者からはほとんど見えないので家庭菜園にしています。今は夫の好みで主にブルーベリーの木が植えられていますが、まだ少し野菜も育てられそうです。

そして、東側の庭も来訪者からはごく一部しか見えず、私が好きに作ってもいい庭です。ここなら少し洋風に作っても、南側の庭との境界部分を和洋折衷な感じに作ればどちらから見てもそう違和感なく洋風の庭に続けられると思っていました。

それで南側から見える位置にはアイスバーグを植えました。近くにはスカーレットの山茶花や藤色がかったつつじなどがあるので白いバラなら違和感がないと思ったからでしたが、これで正解でした。門扉辺りから見ると庭の一番奥にあるので、白が浮き出て見えるし、遠めなのでバラだとは気が付かない人もいるようでした。アイスバーグはバラの殿堂入りした名花で、その名に恥じないとても素晴らしいバラで、ここに植えて本当に良かったと思っています。

庭にはいろいろな飾りを施さず、ただバラだけが植えてあるちょっとぶっきらぼうでシンプルな植え方で満足していましたが、もとからある植栽が大きくなり過ぎて日陰を作り、バラにしっかり日が当たらない事だけが不満でした。

夫は私が何度枯らしても諦めずにバラを増やし続け一生懸命に育てているのを見て、私の「バラの庭」作りの本気度を理解したようでした。小さな苗木だったバラ達も大きく成長してたくさんの花を付けるようになり、これなら何とかみられるバラの庭としての格好がつきそうだという事で、夫はついに邪魔な植栽を抜く決心をしてくれました。

と言う訳で、苦節8年、ついに「妄想ローズガーデン」の伐採スタート!です。

そして、いよいよ私の「夢のローズガーデン作り」へ向けてのスタートが切られました~ぁ!


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