大磯ロングビーチに開園前に到着し、ビーチパラソルも無事借りる事が出来ました。
前回来た時より空いていて、ゆったり遊べます。
五時が閉園なのですが、閉園まで居ても良いでしょうか?
――――――――――――
もちろん、良いですよ!
昨夜はシッターの寺田麻知子さんに泊まっていただき、ランヤ本部長は朝から大磯ロングビーチなのです。
前回来た時より空いていて、ゆったり遊べます。
五時が閉園なのですが、閉園まで居ても良いでしょうか?
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もちろん、良いですよ!
昨夜はシッターの寺田麻知子さんに泊まっていただき、ランヤ本部長は朝から大磯ロングビーチなのです。
マメハンミョウは、ツチハンミョウ科に共通する毒成分カンタリジン (cantharidin) を体内に蓄えている。
この虫を人間が摂取すると、カンタリジンが尿中に排泄される過程で尿道の血管を拡張させて充血を起こす。
この症状が性的興奮に似ているため、西洋では催淫剤として用いられてきた。
歴史は深く、ヒポクラテスまで遡ることができる。
『サド侯爵』マルキ・ド・サドは売春婦たちにこの虫を摂取させたとして毒殺の疑いで法廷に立った事がある。
この虫を人間が摂取すると、カンタリジンが尿中に排泄される過程で尿道の血管を拡張させて充血を起こす。
この症状が性的興奮に似ているため、西洋では催淫剤として用いられてきた。
歴史は深く、ヒポクラテスまで遡ることができる。
『サド侯爵』マルキ・ド・サドは売春婦たちにこの虫を摂取させたとして毒殺の疑いで法廷に立った事がある。
発熱(37度後半)で苦しんでいたら、ランヤ本部長が「どう?元気?」と寝室にはいってきて、
見舞い客のようにベッド脇の椅子にどっかりと腰をおろした。
(しかし、なんて、デブっちょなんだろう……)
「マメハンミョウは、うっかり触らないほうがいいよ」
出たッ、お得意のウンチクだ!と思って、わたしはベッドの上で身構えた。
「体液に含まれるカンタリジンという毒成分がね、火傷みたいな炎症を引き起こすんだよ。間違って飲み込んだりすると、死ぬ場合もあるんだって。知ってた?」
「知らない……」
(ランヤ本部長は、相手に「知らない」と言わせることに無上の喜びを感じているのです)
「でもさ、マメハンミョウを乾燥させて、漢方薬に使ってた時代もあるんだって。知ってた?」
「知らない……」
「軟膏に使ったりさ、あと、ひとつだけ読めない字があったんだけど、これ、なんて読むんだろう?」
と、ランヤ本部長は、『知っておきたい アウトドア危険・有毒生物 安全マニュアル』という本を、わたしの枕もとで開いた。
「これこれ、この字なんだけど……」
本部長がひとさし指でさした文字は……
催淫剤……
「これは、さいいんざいって読むんだよ」
と、はじめて優位に立ったものの……
「どういう意味?」
「うぅんと……辞書で調べてみなよ……」
マメハンミョウを催淫剤……
最初に、なにに効くかを試してみたひとって、どこのどいつなんだろう?
なんか、スゴイな……
マメハンミョウ……
見舞い客のようにベッド脇の椅子にどっかりと腰をおろした。
(しかし、なんて、デブっちょなんだろう……)
「マメハンミョウは、うっかり触らないほうがいいよ」
出たッ、お得意のウンチクだ!と思って、わたしはベッドの上で身構えた。
「体液に含まれるカンタリジンという毒成分がね、火傷みたいな炎症を引き起こすんだよ。間違って飲み込んだりすると、死ぬ場合もあるんだって。知ってた?」
「知らない……」
(ランヤ本部長は、相手に「知らない」と言わせることに無上の喜びを感じているのです)
「でもさ、マメハンミョウを乾燥させて、漢方薬に使ってた時代もあるんだって。知ってた?」
「知らない……」
「軟膏に使ったりさ、あと、ひとつだけ読めない字があったんだけど、これ、なんて読むんだろう?」
と、ランヤ本部長は、『知っておきたい アウトドア危険・有毒生物 安全マニュアル』という本を、わたしの枕もとで開いた。
「これこれ、この字なんだけど……」
本部長がひとさし指でさした文字は……
催淫剤……
「これは、さいいんざいって読むんだよ」
と、はじめて優位に立ったものの……
「どういう意味?」
「うぅんと……辞書で調べてみなよ……」
マメハンミョウを催淫剤……
最初に、なにに効くかを試してみたひとって、どこのどいつなんだろう?
なんか、スゴイな……
マメハンミョウ……