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宝塚 九か月ぶりに月組観劇記 TJ

2020-10-21 14:53:23 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

10月15日、1月以来の宝塚観劇に「ヤマシンの99%カット」のマスク着用で防備して出かけました。いつもより早く8時に出ましたが、電車もバスも空いてましたね。初めての「新宝塚ホテル」を横目にイソイソと宝塚大劇場へ。

新宝塚ホテル 正面

向こうに大劇場が見える絶好の立地

正面エントランス

南側は大劇場に接しています。

今回チケの買い方もコロナ禍のせいで?少し変わりました。チケは本人確認の為一人一枚で、発券は当日のみ。「当日のみ」の意味がよく判らないのでTELしても要領を得ません。要はネットで買えば今までは即QRコードが来ました。

それが当日に来る、それもメンテ中とて早朝6時から。PCでダウンは出来たが印刷すると何故かQRコードだけ出てこない。こう言う事もあろうかと前日スマホにも開通していたのでこちらではOK。更に劇場の自動発券機にかざして漸くチケをゲット。劇場入口も機械に自分で挿入してやっと入場に至りました。

一人一枚だし、売り出しが遅かったのと、団体さんがおられないので平日11時開演で8割くらいの入りでした。大声の会話、飲食不可なので、開演前のザワメキも殆ど無く、でもトップスター珠城さんの開演挨拶には大拍手が起こりました。これぞ宝塚フアンの真髄でしょうか、暖かい応援の拍手が各所で起ったね。

宝塚公式HPより参照

JAPAN TRADITIONAL REVUE 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』監修/坂東 玉三郎  作・演出/植田 紳爾

日本人の精神性の原点ともされる「雪月花」。四季折々の自然の美しさ、そこから生まれる心情をテーマに紡ぎ上げる、宝塚歌劇ならではの日本物レビュー。宝塚歌劇の伝統である洋楽での日本舞踊の魅力を、より多くの人々にお届け出来るよう、世界中で愛され続けるクラシックの名曲を用いて構成致します。また、この作品は、歌舞伎界のみならず様々な舞台で活躍を続ける坂東玉三郎氏が初めて宝塚歌劇の監修にあたります。
 
 
本来なら4月公演で春爛漫の開幕総踊りがピッタリだったはず
 
 
今回退団される 日舞専科の松本悠里さん最後の艶姿
 
 
ボレロのリズムに乗せて緩急自在に舞う珠城、美園さん(中央)
 
 
合わせ鏡を前に舞う月城さん、鏡の影柚乃さんとの息もピッタリ
 

ミュージカル 『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜 作・演出/原田 諒

1900年、パリ。モンマルトルの丘の麓に位置する歓楽街ピガール。そこは多くの芸術家たちが集い、あまたの恋が生まれた場所でもあります。シェイクスピア喜劇の最高傑作と言われる「十二夜」の世界を、ベル・エポック(輝かしき時代)と謳われた古き良き時代のパリ・ピガールに移し、当時活躍した実在の人物を巧みに織り交ぜ描き出すミュージカル。
 
舞台は、今もピガールに残るミュージック・ホール「ムーラン・ルージュ」。まさに時代の象徴とも言えるこの場所に、偶然にも顔を揃える様々な秘密を背負った男女。彼らの思いが幾重にも絡み合い繰り広げられる恋の駆け引き、恋の鞘当てが、明るく楽しく軽妙洒脱に、そしてロマンティックに展開する祝祭劇です。
 
彼らの恋の顛末と共に、ミュージック・ホールを彩る美しく豪華絢爛なレビューシーンも大きな見どころ。宝塚歌劇ならではの豪華なフィナーレもあり煌びやかで華やかな舞台をお届けします。なお、この作品の宝塚大劇場公演は第106期生のお披露目公演となります。
 
 
開幕前のデコレーション(ここだけは撮影可)
 
 
次の公演で退団するトップ男役珠城りょうさん
 
 
同時退団するトップ娘役の美園さくらさん
 
 
多分次期トップ男役になるだろう月城かなとさん
 
 
ムーランルージュ前の広場
 
 
これぞ宝塚 黒燕尾の男役が勢揃いで踊る
 
 
トップスター二人のデュエットダンス
 
 
絢爛豪華なフィナーレ 後部階段には初舞台生がズラリ
 
ここからジジ感想
 
「雪月花」をモチーフにした日本物のレヴューは宝塚の伝統的な演目の一つ。今回は日舞専科の松本悠里さんの退団餞の場面が「雪」、珠城さんを中心にした「月」、月城さんが踊る「花」の3場面に冒頭と最後に華やかな総踊りがある。
 
松本さんしっとりと踊られました。今までも何度か演じられましたが、流石に若い女の情念と言うより、落ち着いた年長の女の風情を魅せれましたね。珠城さんはボレロの場面がピッタリで豪勢でした。特に衣装が素晴らしかったです。
 
「ピガール」はシェイクスピアの「十二夜」が下敷きになったミュージカルコメディ。重苦しいコロナ禍のさなか軽やかなコメディが時期的にピッタリでした。主役の珠城さんは双子の妹が難を逃れて男装して色々あってムーランの舞台に立つと言う、本来が骨太な男役なのでチョットした難役。
 
ムーランの支配人は月城かなとさんでいわば狂言回し的な要素のある適役でした。美園さんは作家鳳月杏さんの妻役でスカウトされて素人ながらムーランの舞台に立つ。まあ珠城さんも素人役だからこの二人が急にムーランの主役になるというのが土台矛盾。まあ宝塚ではよくあるシチュエーションだからフアンなら戸惑いはない。後新進、ベテランさんにも夫々見せ場があり楽しく大団円。
 
フィナーレはほぼいつも通りの構成で暁千星さんの溌溂としたダンスが光った。男役勢揃いのダンスは言わずもがな、トップコンビのダンス、初舞台生の遅ればせの初々しく溌溂としたロケットダンス。そして大きな羽根を背負った3人、特に月城さんが色変わり同サイズの羽根だった事が象徴的でした。応援してます!
 
まだ公演は続いてるので、感染防止策はきちんと取られているので安心してお出かけになっては如何でしょうか。ちなみにジジは帰宅後5日間殆ど外へ出ず自粛し、今の所何の兆候もありません。
 
今回舞台を見ていて感じたのは、生徒さんたちは熱演しているんだけど、出演者が少ないからか何となく隙間風が吹いてるように感じる時があった。考えるとまずオケボックスに人がいない(録音対応)。それと演出で対人関係に間隔をとってるせいか出演者同士の密度が低い。これもコロナ対応のせいか。早く元に戻って欲しいですね。
 

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10・18 dasukesettanekane, inorichann, t-nakayama_2005,  light77g, potesara_2010, nonokarmy3290, osjmk1030, corgi_yume, atelier-kawasemi, sumie14ts, musshu-yuu, kaburush, goohanasaku, kamunams, mroyagame, mamanjyun326さん

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10・19 hana256930, ta31875, gurandma-su-2013, bookook, suishaalbum, studio-orange, 00303hina_2012, candycandy, fool1934さん

yamakiyaさん「北米経由ヨーロッパの記事」と共に応援アリガト。

10・21 mi8no704さん


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1 コメント

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雪と月と花と (maria)
2020-10-23 07:33:25
おはようございます。
宝塚の大公演は素晴らしい舞台でしたね♪
話題の玉三郎さん演出の和物も大変華やかです!
実際に会場でご覧になったらさぞ感激でしょうね。
退団される方に取りまして、本当に思い出深い舞台になったことでしょう👏
コロナ禍でここまで辿り着くまでには、関係者の皆様も大変なご苦労があった事とお察しいたします。
観劇出来た方々もお幸せだと思います♪
昔娘とここまで一度だけ観に行きました。
建物や舞台も懐かしく拝見しました。
パリのムーランルージュのフレンチカンカンも若かりし頃一度だけ・・・
いつもありがとうございます。
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