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梅芸 マリーアントワネット(花總編)観劇記

2019-01-09 16:06:13 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

昨日は暖かかったけど今日は又寒い。でも寒さが長続きしないのはやはり暖冬のせいなのかも。昨日は又梅芸へ。宝塚出身の花總まりさん主演のミュージカル「マリーアントワネット」観劇でした。最近手術していない右目の視力が落ちて来て左右の見え方が違うので何となく舞台がぼやけます。特にオペラグラスだと左右がアンバランスで顔がゆがんで見えるので困ったことです。

梅芸は劇場内も陰気臭く、階段もエスカレーターもロビーも狭くて火事になれば大事故になりそうであまり行きたくない劇場。座席も狭くてまっすぐな配列で前の方の頭が真ん前に来るので見にくい。松竹系もどこも狭い。やはり宝塚大劇場が一番やね。 

早めに着いたので久し振りに梅田界隈を歩いてみました。ビルとお店が乱立し見掛けは昔と全く違いますが、この界隈は仕事とバイトで昼夜なく歩き回った場所で昔の面影のある所も散見されました。ビルの谷間にしもた家がポツンと1軒或った茶屋町界隈です。

ストーリー 公式HPより

18世紀、フランス。国王ルイ16世(佐藤隆紀/原田優一)統治の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)を筆頭とする上流階級の貴族たちは豪奢な生活を満喫していた。

パレ・ロワイヤルで開催された豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(古川雄大)とつかの間の逢瀬を楽しむ。夢のような舞踏会の途中、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノー(ソニン/昆夏美)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いの手を求めるが、返ってきたのは嘲笑だけだった。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、やがて貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。


マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田 一)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹真央)を抱え込み、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。


同じ頃、それぞれの理由で国王夫妻を失脚させようと企むオルレアン公(吉原光夫)、革命派の詩人ジャック・エベール(坂元健児)、そしてマルグリットは王妃に関する嘘のスキャンダルを流す。マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」を引き起こす。やがてその波紋は広がり、王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、かねてより病床に臥していた皇太子が夭逝したこともあり、悲しみに暮れる国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。

やがて革命の波はパリにまで押し寄せ、国王一家は囚われの身となる。マルグリットは王妃を監視するため王妃の身の回りの世話をすることになる。憎みあっているマリーとマルグリットだったが、やがてお互いの真実の姿を見出してゆく。フェルセンは愛するマリーと国王一家を救うために脱出計画を立てるものの失敗し、一家はパリに幽閉されてしまう。

やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃かなみ)も暴徒に襲われて命を落とす。マリーは公正さに欠ける公開裁判にかけられ、刑場の露と消える。今まで王妃に対する憎しみを原動力にしてきたマルグリットは、地位も、夫も、子供も、全てを奪われ、必要以上に痛めつけられている等身大の王妃を間近で見て、真の正義とは何か、この世界を変えるために必要なものは何か、自分に問いかけるのであった…。

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ 音楽・編曲 シルヴェスター・リーヴァイ

演出 ロバート・ヨハンソン 遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より

オーケストラ 東宝ミュージック、ダット・ミュージック 製作東宝

と歴史上の人物で且つ舞台、映画、小説にと数限りなく取り上げられて今や実像も虚像も定かではないマリーアントワネット。日本では池田利代子作で宝塚がベルばらとして上演し大ヒット。マリーはむしろけなげな女王風。今回は遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」が下敷きになっているらしい。

聴いた限りでは難しそうな旋律の連続で、心温まるような親しめる旋律と言うより、むしろ音楽が劇を進行させる要となっているみたいに感じた。出演者はそれなりに歌唱力のある人たちでしょうが、日本語で聞くと何だか旋律の起伏が無いのに歌声だけが響き過ぎて聞くのにシンドイ場面もありました。

装置は中々凝った作りで、豪華な衣装と共に最後のフランス王朝の輝きと過酷な民衆の喘ぎを上手く表していたと思う。主演の花總さん、宝塚時代より美しく華やかさを増されたようで素敵でしたがジジには2重に見えて残念。全体的にオケの力が弱くて盛り上がりが少ない印象でこれも残念。でも観て損はない。

マリー 花總まりさん

第一幕

第二幕

 

 

 

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