床上げ後の家の中全体の清掃、みんな元気に

　二人揃って時をずらして風邪に見舞われた。先月２９日の寒風吹き荒れ、しかも気温は９℃の低さであった。気象予報が桜満開をこの日限りと報じ、遥々故郷の近くの権現堂川堤へ桜見物も、寒さで、いい加減にしてタクシーで地蔵院墓所を訪ね、久し振りの墓参を行った。孫の医大合格や嫁の教授昇任など、お蔭さまで家内は順調に推移し皆健康でこの４月からの新学期を頑張れそうであるとの、報告と感謝を捧げた次第である。
　霧雨混じりの気温低下で墓参も花見も果たせたものの、寒さで早々に帰京した次第である。最近の天気予報を余り信じては駄目である事を自覚した。果たせるかな、その３日後の夕方から咽後頭部の違和感と全身の脱力感を覚えて、急ぎ帰宅し早めに就寝してしまった。その夜咽頭痛と発熱が起こり、慌てて氷枕を用意、冷罨法を実施したと言うわけである。ぞくぞく感と、間断の無い律動的な体の震えは、此処何１０年振りの苦い体験であった。ただ咳が出ないので、家内への感染は防げるものと、高を括っていたところである。斯くして何と一週間、臥床冷罨法を貫き通したお陰で、やっと回復出来た。翌週月曜日出勤、勤務中にメールが珍しく入った。何と家内からのもので、発熱で臥床中との由、吃驚仰天。矢張り私からの感染である事は間違いない。仕舞ったと思ったが、十分な注意も遅きに失したと言うのが本音であった。こんな夫婦揃っての風邪 (家内はインフルエンザ？）体験はこりごりであった。幸い息子が診察をして呉れ、投薬も受けられたので、回復出来たわけである。このようにして、この２週間、只管感謝感謝の毎日であった。
　そんな経過で、今日は朝から二人揃っての床上げ後の、家の中全体の清掃であった。綺麗になり気分的にも大掃除が完了完了出来て、さながら健康生活再出発の日となった。
　メイは、今朝には７回も元気に毬投げが出来たし、足指の痛みは左程感じない無いらしく、ふくれはあっても落ち着いてしまったらしい。これで家族全員が健康生活を実践できることとなった。埼玉医大の孫も昨夜帰宅して元気に今日の最初の日曜日の午後、早々と帰って行った。皆元気で新学期を迎えられて、こんな嬉しい事は無い。