コンピュータ用語学び塾

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MicrosoftのOfficeソフト資格に挑戦

2008-09-21 21:54:09 | パソコンを楽しむ用語
『Microsoft Office Specialist(Office 2003、Office XP)』 、『MCAS(Office2007)』という資格は、Officeソフトの利用能力を資格として証明する、Microsoft主催の世界共通の資格試験制度です。『Microsoft Office Specialist』資格を受験して分かりましたが、この資格は、Officeソフトの機能を体系的に知り、ソフトを以前より使いこなせるようになり、資格も取得でき、一石二鳥の資格です。

(注)”Office 2003・Office XP”と”Office2007”は別な試験体系になるので注意下さい。

しかし、最初の頃は、「受験する人が多いし、役立つと言われるけど、Excelは十分使えるし、Wordも基本的なことは知っているから、まあ、いつか時間があれば受験しよう」と、受験には消極的でした。

また、本屋で問題集をみても、いろんな区分があって分かりづらく、また、「基本的な問題集は易しすぎるし、応用編は難しすぎる」ということで、いまいち受験する気持ちになりませんでした。

このように、いつか受験しようと考えながら数年が過ぎ、あるとき、会社の女性が、この資格を受験するときに相談にのってあげたことがきっかけで、私も受験をしてみようと強い気持ちになってきました。

MicrosoftのOfficeソフト資格の中にチャレンジして分かったこと、それは、「MicrosoftのOfficeソフト資格にチャレンジすることで、基礎からじっくり勉強でき、Officeソフトが持っている多くの機能を知ることができた。」というです。

試験勉強していくうちに、「えっ、こんな機能があったの?」と驚くことも、しばしばでした。また、模擬試験を解くとき、簡単な問題を間違え、それまで持っていたOfficeソフトに対する自信がゆらぐこともしばしばでした。

なお、次のような人は、このMicrosoftのOfficeソフト資格にチャレンジみると良いと思います。

 1.Excel、WordといったOfficeソフトを使ってみたい
 2.何かパソコンソフトの資格にチャレンジしたい
 3.見よう見まねでOfficeソフトを活用しており、もっと便利機能を知りたい
 4.見栄えが良く、分かりやすい資料を短時間で作成する方法を知りたい

なお、このMicrosoftのOfficeソフト資格取得は、少々分かりづらい点がありますが、チャレンジし慣れてくると、少しずつコツが分かり、楽しくなってきます。それまでは辛抱ですね。



■ Microsoft Officeソフトの試験とは
■  Microsoft Office Specialist  Microsoft Certified Application Specialist(MCAS)


Microsoft Officeソフトの試験には、『Microsoft Office Specialist』、『Microsoft Certified Application Specialist(MCAS)』があります。

『Microsoft Office Specialist』試験は、Office 2003、Office XPが対象です。一般レベル「スペシャリスト(Specialist)」と、上級レベルの「エキスパート(Expert)」があります。

『Microsoft Certified Application Specialist(MCAS)』試験は、Office2007が対象です。スペシャリストレベルやエキスパートレベルなどのレベル分けはありません。Word 2007とExcel 2007については、『Microsoft Office Specialist』のスペシャリストレベルとエキスパートレベルの中間程度のレベルと言われています。

詳細は、以下の公式のホームページを参照下さい。

   マイクロソフト認定資格 総合サイト
    http://mc.odyssey-com.co.jp/index.html

   Microsoft Office Specialist 公式サイト
    http://officespecialist.odyssey-com.co.jp/top.html

   Microsoft Certified Application Specialis公式サイトt
    http://msbc.odyssey-com.co.jp/msbc/mcas/index.html


《補足》Office2007とWindowsVistaの発売を期に、これらを対象にした、『Microsoft Certified Application Specialist(略称MCAS)』と『Microsoft Certified Application Professional(略称MCAP)』が新設されています。



■ 『Microsoft Office Specialist』試験とは (Office 2003、Office XP対象)


Office 2003、Office XPを対象にした、Excel、Word、PowerPointなど、MicrosoftのOfficeソフトソフトの利用能力を、資格として証明できる、Microsoft主催の資格試験制度です。

試験科目は、「 5つのアプリケーション」、「バージョン毎」、「2 つのレベル」で分けられていますので、参考書、問題集を購入する場合、注意してください。

(1) 「 5 つのアプリケーション」
    Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlook
(2) 「バージョン毎」
    同じソフトであっても、バージョン毎に科目が分かれます
    例えば、Excel2002、Excel2003
(3) 「 2 つのレベル」
    一般レベルの「Specialist(スペシャリスト)」
    上級レベルの「Expert(エキスパート)」

試験時間は50分です。問題数は約15~25問。試験は、以外に多くの場所で受験できるようです。私は、近くにあるパソコンスクールで申し込みました。そこでは、毎月月末に試験を実施していました。

全国の主な試験会場は以下を参照下さい、これ以外にも、身近なところに試験会場があると思います。

  全国一斉試験 主な試験会場一覧
   http://officespecialist.odyssey-com.co.jp/issei/y_schdl_rgn_all.html


■一般レベルの「Specialist(スペシャリスト)」資格を軽んじてはいけない

正直、初めの頃は、この資格を軽んじていました。試験時間が50分と短く、それに合格率が非常に高かったためです。それに、問題集を買ってきて、ざっと見た感じでも、初歩的な問題ばかりと思えたからでした。

しかし、いざ、問題集で模擬演習を実施してみると、意外に基礎的なことが理解できていないことに、ビックリしました。会社でバリバリ使っている、Excelの問題ですら7割も解けない事に気づき、ショックを受けました。

知らない基本的機能があること、単純なミスが多いということが原因でした。


■『Microsoft Office Specialist』受験のコツ

「Specialist Excel2003」、「Specialist Word2003」を受験した経験から、資格受験のコツを紹介します。

その1:試験科目を良く理解する

試験科目は、「 5つのアプリケーション」、「バージョン毎」、「2 つのレベル」で分けられていますので、参考書、問題集を購入する場合は注意が必要です。

その2:まずは、一般レベルの「Specialist(スペシャリスト)」を受験する

上級レベルの「Expert(エキスパート)」は、普段、ソフトを良く使っている人でもかなり難関です。まずは、「Specialist(スペシャリスト)」で受験するのが無難 です。

その3:受験するOfficeソフトを日頃から使い、馴れ親しむこと

ソフトを使うコツは、そのソフトに馴れ親しみ、ソフトを好きになることです。その為には、受験するソフトを日頃から使うことです。

その4:基本を知らない場合は基礎レベルの参考書を買って、まずは読むこと

あまり、ソフトを知らない場合は、まずは、基礎的な参考書を買って、まずは一読することをお勧めします。このことで、概要を知ることができます。

その5:問題集を何度も解くこと

基礎的なことが理解できたら、あとはひたすら問題集を解くことです。なお、問題集も一冊ではなく、2冊以上の複数の問題集を解くと良いと思います。私の場合は、3冊の問題集を買い、満点になるまで、ひたすら解きました。


■『Microsoft Office Specialist』試験準備

受験者登録のうえ、受験者IDの取得が必要となります。下記の「 受験者登録・デジタル認定証」ページより事前に受験者登録をして下さい。

これは、なかなか分かりづらいのですが、これは、受験の記録を保管するための仕組みです。

  受験者登録・デジタル認定証
   http://www.odyssey-com.co.jp/id/index.html


■『Microsoft Office Specialist』試験時の心構え

(1) 比較的時間はあるので、焦らないでゆっくり問題を解くこと。

(2) 時間がかかるような問題、分からない問題は「スキップ」して最後にする。「スキップ」すると、回答を最後にすることができます。

(3) 回答をスタートするまえ、問題文を最後までじっくり読むこと。問題文をじっくり読むことで単純ミスを防ぐことができます。

(4) 次の問題に進む前に回答を見直すこと。例えば、日本語の入力で、問題文に「アイディア」と入力しなさいとあるのに「アイデア」と入力すると、間違いになるので注意が必要です。

(5) 途中で回答がおかしくなったら「リセット」すること。「リセット」すると、回答中の問題を最初からやり直すことができます。私も試験のとき、いくつかの問題を「リセット」して、最初から解きました。


私が受験したとき、最初の問題は、慣れておらず時間がかかりそうだったので、「スキップ」しました。次の問題は簡単な問題だったので、2問目からはスムーズに回答できました。もし、1問目を「スキップ」せず、時間をかけて解いていたら、かなり焦ったと思います。

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