よしともさんの独り言 社長の夢

独立型!と言えば「よしともさん」と言われるように挑戦している小さな会社や私の日常を載せています😃

要支援切り離しについて★★★

2013年05月06日 | 社長の独り言
すでに報道されている内容ですが、

今後の介護費用増加を防ぐ方法として

要支援者の切り離しが話題になっています。

切り離しとは、要支援者の支援をすべて市等

が対応する方向になるかも?の話し合い。


居宅介護支援事業(ケアマネ部門)から

切り離しされるかもしれません。

要支援者の介護費用比率は全体の5%

くらいらしいですが、

切り離し案が出て検討中と。

また年内に次の発表があるとの情報でした。


当初の「要支援=予防し介護にならないよう」

「要支援=なるべく地域資源、NPO等の利用に

よりなるべく介護保険を利用しないよう策を

検討する」ことらしいんですが・・・。

要支援→予防策というのも、人数の多さから

まず実現できるのか?と疑問を感じます。

要支援の切り離しには、個人的見解ですが

賛成はできません。

居宅介護支援事業(ケアマネジャー部門)

が担当する要支援者は、1ケアマネジャーに

対し上限値がなくなったとしても

まだ少人数です。

少人数だからこそ、手厚く支援ができている

予防につなげていると思います。

これが保険者対応になって、1職員が80~100名

とか担当するようになったら、いくら要支援で

軽度者といえども、現実的に「予防する」という

考え自体が「対応がしきれず」難しくなると思います。

包括がすべての要支援者の担当となっていくのが

理想かもしれませんが、職員人数と対する利用者数とが

桁違いに多いと思います。予防の観点から1件、1件

の対応を法に則り支援ができるのか?疑問に感じます。

ただ単なる単価下げとか、また以前の要支援制度ができた

時のような切り離し的な考えから来ているのか不明ですが

いつかパンクすると思います。

やはり以前の「要支援者は1CM8名まで」みたいな

割り振りのほうが、1件あたりに費やす時間も確保され

予防につながると思うのは私だけでしょうか?

国政にて難しいことは分かりませんが、

やや現場から離れた論争がされているように思います。

要支援の単価を下げるのならば

定額制を廃止して、1回の点数制に戻すほうがよいと

思います。

デイサービスも最近のはやりは半日コースです。

1日コースと半日コースと要支援の場合は同じ金額です。

この部分をやはり点数制にして無駄を省いたほうが

よいと思います・・・・。どう思いますか?

要支援者ならば、デイサービス、ヘルパー支援が

中心になると思います。そこを定額制にしているのが

問題だと思います。

単価を下げ、点数制にすべきだと思います。(回数制限だけあり)

これからくる介護の時代に備えるのは重要です。

軽度者は市等の管轄、要介護者は居宅介護支援事業(ケアマネ)

の管轄と仕分けしても、一体何が変わるでしょう。

予防ができていないとの内容でしたが、その原因は

切り離せば解決するのでしょうか?

要支援者への支援・観察が手薄になるだけだと思います。

すでに要支援者への対応を1月してもケアマネ部門には

1人を支援して3864円しか報酬もありません。

うちの場合は、ケアマネ部門しかないので

売上の3本柱の1つではありますが、要支援者からの

売上は低いです。切り離されても経営はしてゆけますが

要支援者の適切な支援、相談が今後も維持されるなら

切り離しでもよいと思います。ただ単なる単価下げ

の介護離しならば、利用者に不利益になります。

大きな問題ですが、大事なことです。

私達は人を扱っているんです。物ではありません。

対人業務で一番大切なことは、信頼とコミュニケーション

だと思います。低単価でも支援をするのはそれが

重要だと理解し人として接しているからです。

「福祉」なんです。営利企業ではありますが

福祉は特殊な存在だと思います。この先どうなるか分かりませんが

要支援者が戸惑うことなく、生活の質の向上につながることを

願うばかりです。


そんな感じをうけました。あくまで自論ですので

反対意見も山ほどあると思いますが、今回の検討は

不安要素ばかり頭に浮かびます。これが正しい福祉なのか。

私には分かりません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手持ちの資金は多めに用意を★★★ | トップ | 無理ですが・・・★★★ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。