草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

♪ メロディー ♪ を聞きながら

2011年10月20日 | Weblog
今日も気持ちのよいお天気でした。 と言っても、1歩も外に出ていません。 邪魔な人が居ない間に、
集中しています。11月初めには展覧会の作品を表装に出さなければならないし、漢字の昇段試験の
作品も中旬には出さなければなりません。 お蔭様でもっぱら、ナガラ族。ラジオを聴いたり、時々午後の
TVを見たりしています。 今日はどうしたことか、ラジオでもTVでも、「生き方」 についての番組に接し
ました。 若かったら何も考えずに聞き流したり、見過ごしたと思いますが、さすがに身につまされました。



NHK「ラジオビタミン」の、アンコール放送ということで、10年前に30歳で池袋に客席16席の小さな
BARをオープンした、高坂 勝さんのインタビューでした。
サラリーマン生活に虚しさを感じて退職し、1年間かけて世界や、国内を回られるのですが、高坂さんが
求めたものは 『 減速して生きる 』=『 ダウンシフト 』 の生活です。『手放す生き方』 とも表現されました。 

これを聞いたとき、ガツンときましたね~。 凡人の私など 『 手に入れる生活 』 を求めてしまいます。
そして16席のお店も、余り流行らなくてよく、生活できる程度でいいと。 週休2日で子どもや家族との
時間も大切にされ、今は千葉に畑を借りて田んぼを作り、その周りで大豆も作られているとか。
それがまた、実に愉しいのだそうです。 米と味噌と醤油があれば生活できるとも。

3.11以降、こんな考えを持つようになった人も多いのではないでしょうか。自分の足元を見直す生活。
インタビューの後で、玉置浩二さんの「メロディー」が流れました。この曲は私も大好きで、彼のCDも持っています。私生活では色々あるようですが、そんなことは関係なく、良いものは好いですよね。



TVでは、末期がんで余命6ヶ月と告げられた、俳優の入川保則さんの放送でした。6ヶ月目は今年の8月
だったようですが、今もとてもお元気で、舞台に出られたり、ご次男の結婚式に出られたり、溌剌として
おられました。 我が身に置き換えてみて、こんな風に最期まで生ききることができるかどうか・・・

ご次男の結婚式での言葉。「明日死ぬかもしれないと思って生き、永遠に生きると思って学ぶ」 
心がけたいと思いました。

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