今回の震災は、正式には何と呼ばれることになったのでしょうか・・・
最初はたしか、「東北・関東大震災」でした。メディアは「東日本大震災」とか、「東北大地震」とか、
「東北太平洋大地震」とか…Twitter 上では、東京電力を頭につけた名前まで出回りました。
せめて名前くらいは、統一して欲しいものです。
やっと落ち着いて、世の中の動きや、政府や、東京電力、原子力安全・保安院の対応を見るに
付け、ミリシーベルトとかマイクロシーベルトとか、わけの分からない単位で説明したり
まさに真実を隠蔽しているような、実に疑わしい態度に腹を立てておりました。
被災した人々がやっと立ち上がろうとしているときに、風評を撒き散らすような政府の発表に
激しい憤りを感じます。 「直ちに健康に問題はない」「1年間食べ続けたり、飲み続けた場合の~」
などと発表するのなら、農産物の摂取制限、出荷制限の出し方に、今ひとつ配慮があっても良い
のではないかと、TV画面に向かって毒付きたくなります。
福島県に限って言えば、会津地方、中通り、浜通りと分けられ、日本で3番目に大きな県なの
です。それを「福島県産の農産物」などと一括りにされては、農家の人は堪ったものではあり
ません。それだったら20K圏内の人だけでなく、福島県民全員がどこか西のほうにでも避難
しなければおかしいのではありませんか?
すでに原発事故以来、次々と全国の取引先から農家に契約解除が告げられているそうです。
それも政府が指示した出荷制限の農産物だけではなく、全く関係のないものもまでもが…
ことごとく左様に現地の者から見ると、納得の出来ないことが余りにも多いのです。
今日の「NHKクローズアップ現代」をご覧になった方も多いと思いますが、宮城県釜石市の
職員の方、根浜地区の宝来館の女将さんの頑張りに涙しました。最後に言われた言葉を忘れま
せん 『 どういう形になろうとも、町は自分たちの手で作っていく』 本当にそうですね!
気持ちを新たに、私も遅ればせながら頑張りたいと思います。
(私事ながら、明日から福島県・矢吹町に日曜日位まで戻ります。こちらに来るときまでパソコン
が繋がらなかったので心配していますが…暫く音信不通になるかもしれません…)