平成16年8月お盆
噂では吉ヶ平までの道路は未開通と聞きましたがとりあえず行ってみることにしました。
道中はひどいものでした山から崩れた土砂が道路を越えて田畑に入ってました。
道路だけは土砂が取り除かれなんとか行けるようです。
突然視界から道路がなくなりました、道路が崖の下に落ちています、ここは以前から地すべり地帯でよく道路が傷んでましたが・・・
偶然一緒になった遅場の今井さん(遅場はみんな今井さん)と一緒に行くことにしました。
(崖の上を歩いているのが今井さんです、崖の上の道幅は50cmほどです)
ガレ場を越えて進むと舗装されたばかりの綺麗な道路が現れましたが少し行くとヒビが入ったり陥没した道路になりました。
「お~いこの先はだめろ~道がねいや」 先に歩いていた今井さんの声を聞き先を見たらビックリです200mくらい道路がありません・・・・
道のないところは山を巻いて進みました本当にひどいありさまです。
学校に到着しました無事です!水害でやられた形跡がありません奇跡です、そこだけ7/11日で時間が止まったようです。
昭和30年代はよく堤防を水が越えたそうですが護岸工事のおかげで越えなかったみたいです。
ですが学校の修繕ができません歩いてくるのがやっとなのに、今にも抜けそうな屋根、朽ち果てた土台・・・
豪雪に耐えられるわけがない・・・