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乳幼児対象の私教育費、年間2兆7000億ウォン

2012年12月27日 10時26分08秒 | Weblog
韓国大手紙・東亜日報12年12月25日記事抜粋
満6歳未満の乳幼児向けの私教育費が年間2兆7000億ウォンを上回ることが分かった。育児政策研究所は幼児の父兄3392人を対象に調べた「幼児教育および保育費用」を12月24日発表した。
36ヵ月未満の乳幼児の父兄の41.9%、36ヵ月以上~72ヵ月未満の幼児の父兄の86.8%が私教育費を支出したと答えた。乳幼児の私教育費は保育園や幼稚園の特別活動、個別およびグループ指導、学習誌、電話、インターネット、教材に入る費用のことを言う。
乳幼児1人当たりへの投資額は月平均8万100ウォン(約6200円)で年齢が上がるほど高くなった。36ヵ月未満は3万3400ウォン(約2600円)、36ヵ月以上~72ヵ月未満は12万9700ウォン(約1万円)だった。12ヵ月未満の乳児へ私教育費を支出したのは16.9%だけだった。主に、教材・教具費、訪問学習費、体育活動費だった。満2歳は70.2%、満5歳は91.1%が私教育費を支出した。特に、満5歳の児童の中で月の私教育費が30万ウォン(約23000円)以上の比率は14.6%に達した。
このような回答を土台に推算した乳幼児(昨年基準273万4976人)全体の私教育費は年間約2兆7257億ウォン(約2100億円)だった。36ヵ月未満が5514億ウォン、36ヵ月以上~72ヵ月未満が2兆1743億ウォンだった。私教育市場が大きくなった理由は、保育園や幼稚園など公共の教育・保育サービスが親の期待に及ばないためと分析された。
保育園、幼稚園、学習誌を含めた1人当たりの全体教育・保育費用は月平均17万6700ウォン(約13600円)だった。年齢が高くなるほど、支出が増えた。36ヵ月未満は月平均8万3600ウォン、36ヵ月以上~72ヵ月未満は27万4800ウォン(約21200円)だった。就業している乳幼児の母親はさらに月9万ウォンを支出した。
乳幼児の全体教育・保育サービス費用は年間約5兆9009億ウォン(約4543億円)に推算された。私教育費(約2兆7257億ウォン)が全体教育・保育サービス費用で占める割合は46.1%だった。





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