シニア花井の韓国余話

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米海兵隊、韓国でも「ダーウィン・モデル」採用か

2012年02月11日 20時38分00秒 | Weblog
(韓国大手紙・朝鮮日報12年2月7日記事抜粋)
豪ダーウィン基地駐屯は6カ月ごと
 韓米両国が沖縄に駐屯する米海兵隊の一部を韓国にローテーション配置することで合意した場合「ダーウィン・モデル方式」が採用される見通しだ。
 米国のオバマ大統領は昨年11月にオーストラリアを訪問した際、同国のダーウィンに2500人規模の米海兵隊をローテーションの形で配置すると表明した。一つの地域に定着すると巨額の国防予算が必要となるだけでなく、駐屯した地域で反米感情を呼び起こすケースも多かった。そのため、同じ問題を繰り返さないことがローテーションを採用する目的だ。
 ダーウィン・モデルのポイントは「6カ月ごとのローテーション」と、オーストラリアの基地を米軍が共同で利用するという点にある。これによって兵力配置の効率を最大限に高めるのはもちろん、国防予算も節約できるという。
 米国のこのような戦略は、米軍の「アジア重視」と、米軍を「機動部隊化」する二つの新たな国防政策の考え方に基づくものだ。
 米軍部隊のローテーションは今回が初めてではない。例えば米空軍はアラスカと本土のF15、F16戦闘機を数カ月間、韓国国内の基地に待機させている。これは、パイロットが韓半島(朝鮮半島)での任務に素早く適応するための訓練も兼ねている。
 韓半島で「ダーウィン・モデル方式」が採用された場合、北朝鮮に対してはかなりの圧力として作用しそうだ。かつてホワイトハウスの東アジア担当補佐官を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本室長は2月3日、あるメディアへの寄稿文で「米国防省の戦略で、海兵隊の比重は今も拡大し続けている。海兵隊による上陸作戦能力は、本来は攻撃力に分類されるもので、これは北朝鮮に対して十分な警告になるだろう」と述べた。




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