大荒れだった昨日の風雨は止んだのかと思っていたら、まだ時折ポツリと落ちてくるようです。
遠く西の方は少し明るく見えるので、これから少しずつ良くなってくるのでしょうか
気温はずいぶん竹目で安定する1週間になりそうで、いよいよ春の到来という感じでしょうか。
今日は3月11日。
あの震災から8年が経過したのですね。
あの日はまだ雪がちらついていた寒い日でした。
何が起こったのかと思うほどの大きな長い揺れに襲われ、
電気は止まり、信号も消え、ガスも水道も所謂ライフラインは完全に途絶した状態の中で、奈良・滋賀・埼玉などの海なし県で人生の長くを過ごした僕は、津波など言うものが起こるという事など全く頭の片隅にも浮かぶことなく行動していました。
ラジオやテレビでは「津波警報」をかなり強く警告してたという事ですが、今も全く思い出せません。
その後も、3年間くらいは仮設住宅の建設絡みや、翌年の追加やり直し工事、災害復興住宅関連の仕事など震災関係の復旧・復興にかかわる仕事が忙しく過ぎました。
仙台を離れてもうすぐ4年になります。
借家や家具・写真の器材がボロボロになったことくらいしか被害がなかった僕ですが、あの頃の精神的なやられ具合はまぁまぁのものでした。
家族や親せきを無くされた、家も何もかも流されてしまった方々の心の傷は癒えるものではないと思います。
何もできない僕ですが、被害に遭われた方や心に傷を負われた方々が少しでも心安らかに過ごせる日が来ることを祈ります。
福島の原発も、まだまだ何も解決していないと言っても間違いではないくらい先が見えません。
汚染水も溜まっていくばかりだし、廃炉の最終工程も未定のまま。
この先どうなって、いやどうやっていけばよいのでしょうか。
そんなことを考えながら今日を過ごします。
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