先日行った居酒屋「和食処 ○田」という店
前は今と近いところで夫婦で居酒屋をやっていたのだが今年5月の後半に今の場所へ移った
そこの常連客が店主と板さんを連れてボクの行きつけの店に飲みに来て
「昔からの付き合いなのに開店祝いの花も送らんとはどういうことかいな?」
とぶち上げた
その時ママは「すみませんでした。」と謝り、店主も「イヤイヤ、気を使わんとって下さい。」とか言ってたらしいが、よく聞くと店が移転する案内も何も貰っていないとのことだ。
近所とはいえ近所に出来そうな店を1軒1軒チェックしているわけじゃなし、ましてや全然違うジャンルの店が出来たって大して気にしないものだから、ボクから言えば「エエ加減にせぇ!」と言いたい。
誰にって?当然店主と常連客のどっちにも
何も知らんとえらそうに文句つける客も客なら「案内出してなかったんですよ。それにこのお店が移転したときに内からも花輪出してないですから」と言わない店主も店主だ。
で、まぁ付き合いだからと言う事で先日その店に飯がてら飲みに行く事にしたのだ。
移転前の店の食べ物は大して美味くは無かったのだが、今回は「大きな店にするに当って和食の板さんを引き抜いてきましたから、メニューもすごく増えましたし味も上がりましたから」って事だったから少し期待しつつ店に行った。
行ってみると、前はマンションの1階の貸し店舗でやっていたのが3階建てのビル全部になっている。なんと2階には大宴会場とカラオケの本格的ステージもあるらしい。
店に入ると個室風に障子をつけ間仕切りで作った部屋が3つ程と座敷にテーブルが8つ・それにカウンターにも7~8人座れるようになっていてなかなか大きな造りで生簀もあった。
まずは生ビールをに天ぷらの盛り合わせと刺身を頼んだ。
ビールを飲み終えた後は焼酎のボトルを頼む事にした。この辺からだんだん雲行きが怪しくなってきた。
まずは料理が全然出てこない。生ビールと一緒に頼んだ刺身などがビールを飲み終わっても出てこない
焼酎のボトルはすでに封が切れていて開けるときの「パキッ」が無いのだ「@2,500も取って詰め替えかい!?」
そして「水割りで飲む」と言ったからかどうか焼酎と水しか来なかった。
具体的に言うと「氷」も「グラス」も「マドラー」も来なかった。
それらは「グラス下さい」「氷ください」「混ぜる奴下さい」と1個ずつオーダーする事によってそろっていった
今日のお勧めを聞いてもほんの2~3種類しかない
仕方なくメニューを見ても品数がほとんど無い、その辺のオヤジ一人でやっている居酒屋の方がよっぽどメニューが豊富だ。解りやすく言うと「冷奴」と「枝豆」も含めて見開き2ページに10ヶ位のメニューが書いてあるだけな感じだ
次のページをめくるとオムライスとかパスタとかハンバーグとかスープにサラダばかりが写真入りで載っている。「ここ和食処じゃなかったんかい!?」
この辺で相当気分が悪いのだが、「まぁまぁまぁ・・・一応顔を立てて・・・ネッ」と言う事で仕方なく数種のメニューを頼んだ。
その内2階から鬼のようなカラオケが騒音として聞こえてきた。
まるで自分がその宴会場に居るかのような音量で響いてくる
「ワシこんな唄頼んでへんど!!」というくらいの音量だ
「舞台まで造るんやったら防音もしっかりせいや!」
ようやく「鯛のあら煮」が来たので早く食べちゃって退散しようと言う事になった
この鯛のあら煮・・・「お前、あら煮の場合は鱗取らんでエエってどこで習ったんじゃい!!」と言いたくなるほどの出来で真っ黒に煮られた鯛は旨みも無くあるのは鱗ばかり・・・
前の店のときにも思ったが、もうあんな店2度と行かん!!と二人して心に誓ったのは言うまでもない。
ちなみに土曜日の夜だというのに1階の客は個室に居た僕たち二人の他には常連らしい1組が居ただけだった。常連さんはいったい何食ってんだろう?
その後、気分転換に近くの知っている店に行き焼酎のボトル「パキッが付いた@1,800円」を飲み680円の醤油味のモツ鍋を美味しく頂いた。
| Trackback ( 0 )
|