今日、勤めている会社の株主総会があり大阪へ行って来た。少し早めに行き、今回請けた大きな工事で協力のお願いをしている所へある程度の内容説明とお願いを兼ねて訪問。そこは父のいる会社である。
9月頃だったと思うが「よっぱ、俺今年で引退させてくれるように社長に話していて正式に決まったからな。正式に発表になるまで言うなよ。」とは聞いていたのだが今年といっても、12月一杯なのか、決算時期なのか、いつなのかはっきり聞いていなかった。10月終わり頃に会った時にも「いつまでなん?」と聞かなかった。今日会って「そういえば、いつまでなん?」と聞いたら「今日までや」と返事が返ってきた。だから先週中にわかる範囲でFAXくれって俺の留守電に入れてたのかとようやく気付いた。
上の話を見ても解るとおり、しょっちゅう連絡を取り合っている訳じゃないので、世間様から見てもあんまり仲が良いという事はないし、真面目で頑固な父とチャランポランな息子。その他いろんな面でも似ても似つかぬ親子と言われて久しい。そうは言っても親子は親子だから当然全く無関心なわけでもなく、嫌いあっているわけでもない。そんな父のサラリーマン最後の日に少しでも立ち会えた事は寂しいような嬉しいような事でもある。もしかしたら今日の株主総会に来いと言われたのもその辺を考慮してくれた社長の優しさだったのかもしれない。ありがとうございました。
2006年12月20日、本日付で父がサラリーマン生活を引退した。昭和14年の11月生まれだから68歳、高校を出て約50年間のサラリーマン生活。俺と違って仕事一辺倒の人だったから、これからしばらくやる事もなく空っぽにならなければ良いが…かといっていつまでも永遠に働き続ける事も出来ないし、父なりの何かの区切りとけじめで引退を申し出たのだろう。親父、長い間お疲れ様でした。
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