分け入っても分け入っても本の森

本読む日々のよしなしごとをそこはかとなく♪

●My Hometown――ふるさとの東京湾景

2007年05月27日 23時42分19秒 | opinion
書きたいことはいっぱいあるのですけれど、ぼく。
今はちょっと、ここを更新できる日常ではありません。
それが寂しくてなりません。
せめて、たとえば以前書いた何か――みか5さいちゃんが幼稚園に行っている間、ぼくは都知事宛に陳情書を書い(て出し)たりしているので、それを貼り付けてみようかなと思います。


以下は、一昨年秋に「国土交通省都市・地域整備局 都市計画課 景観室」に相談の上、ぼくが書いた陳情書です。
東京に生まれ育って、「江戸っ子の出不精」を地でいく、みか5さいちゃん。
その、みか5さいちゃんの愛する地元、東京湾景のために、書きました。
ぼくの住んでいる町内会に託して出しましたが、いまだ返事はありません。
(ちゃんと届けられているのかな?)


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平成17年11月○○日

 居住施設としてのマンションは、一時的な仮住まいのものではなく、住民の生涯を通じてのライフステージです。その日照を恒常的に著しく損なう結果をもたらす高層建築物(マンション)の建設は、地域の新旧住民のコミュニケーションに支障を与えることは容易に予測され、その影響下に新旧住民各々が生活を築いていくような事態となれば、先進国住宅地区の都市計画として洗練されたものとは、およそ言い難い状況になるでしょう。

 江戸時代より町人文化を担う街として、門前町として栄えてきた○○○は、今後も新旧融合の住宅地区として発展していくことは必至の情勢であり、ならば、そこに望まれる土地利用とは、<地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動等との調和>を前提としたものであるべきはずです。

 今年、平成17年6月1日全面施行された景観法においても、<行政主体のみならず、事業者、国民各位に対し、良好な景観を形成していくことを社会規範として宣言する>と明文化されており、そこに謳われる、<美しく風格のある国土の形成を総合的に実現すること>に賛同するものとして、このたびの高層マンション建設計画は、「自身の景観さえ優遇されれば、他に不可抗力の損失を与えることを省みない」という調和を欠いた姿勢に思われます。

 もし計画のまま実現されれば、長期的展望として、地域の総合的な発展に寄与するものとは考え難く、住民の共有財産であるべき湾岸の景観を、さらに広い視点から見れば、日本の首都として特色ある東京湾景を、独占目的でいたずらに乱すものとして、悪しき前例となることを懸念するものです。

 新旧共存・協栄の調和を図る途として案ずる主旨をお酌み取りいただきたく、このたびの高層マンションの建築には、十分なる配慮をお願い申し上げます。
 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うふふ (美香のヨンダです)
2007-05-29 03:21:12
きみきみきみはユーシューなひつじでR
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ヨンダ同盟♪ (みか5さいのヨンダです)
2007-05-29 12:36:26
キミキミキミだって。

ユーシューのシューって、シュークリームのシューみたいで好き♪
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