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●東京ラスク

2008年03月05日 21時50分23秒 | お菓子
ここ20年でいちばん寒かったといわれる冬が終わる頃、嵐のような春一番が吹いて(2月23日)、あっという間に花粉の飛ぶ季節。
この時期、花粉症のぼくは外出するのがほんとうに辛いのですが、本郷方面へ出向いたついでに思いついて、「東京ラスク」へはじめて寄ってみました。

「東京の洋菓子あれこれ」(2007年8月26日)を書いた頃、「東京ラスク」の名を耳にしてはいました。
でも、頭に「東京」とつけているところが「わざわざ」らしくて、ぼくはあまり関心を強くできずにいたのです。

「東京ばな奈」(の二番煎じ)みたいなネーミングだな、なんて。

それに、ラスクって豆腐屋さんのおからみたいなものだという認識で。
豆腐を作った残りみたいにパンを作った残りというわけではありませんが、残って固くなったパンを食べる知恵でしょう。

お菓子はお菓子かもしれませんが、なんだかな、なんて。

さて。ぶらぶら歩いて発見したお店(「東京ラスク」本郷店)は、いかにもおしゃれなこぢんまりした洋菓子屋(路面店)です。
気軽に入れる雰囲気。可愛く個別包装されたラスクが並んでいます。

実物を見ると美味しそうなものですね♪

どれにしようかな、基本は押さえなきゃ、でプレーンなシュガーラスクと季節限定のショコラスク、甘くないのもいいかな、と思ってガーリックをまずは選びました。
包装、見栄えはなかなかですから、それに流行っているみたいですし、これが美味しかったらお遣い物リストに入れることも考えて、と。
結局、メープルとプレミアム・アマンド(美味しそう♪)とチーズチリも買ってしまいました。
家でお紅茶を入れて食べようと持ち帰る道のり。はじめて食べるお菓子って、食べる前に考えただけでわくわくします。

結果、味についてですが。
うーん、普通……に美味しい。
美味しい、でも普通。
パン屋さんの片隅に安い値段で積み上げられているラスクと較べて……普通。
だとしたら?
(お値段の違いが割に合わない!)

カリッ、サクサク。この1枚の幅を測ったら9ミリです。
9ミリが2枚入って1袋の小包装。これが種類によって5~6袋でまとめられて420円。
ということはパン9センチ~10.8センチで420円。*1
甘く塗って加工されているとはいえ……そんなあ。
(花粉症と雰囲気でぼんやりしていたとはいえ、先に気付かないのはいけなかったです)

「東京ラスク」のホームページはこちら。
 http://www.tokyorusk.net/
好みだと思いますけれど、ぼくとしては甘いラスクの方がよかったです。

「東京ラスク」を作っているのはどういう会社かと探したら、こういページがありました。
 http://www.nextone.jp/no051201/hi/hi10.html


*1 東京ラスクの生地は、いわゆるパン(の残りなど)ではなくてラスク専用に配合して焼き上げたものだそうです。
  

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-12-07 14:44:17
味オンチ
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