分け入っても分け入っても本の森

本読む日々のよしなしごとをそこはかとなく♪

●マグカップ♪

2006年01月29日 20時54分49秒 | Weblog
ヨンダクラブに応募したマグカップが届いて、大喜びのみか5さいちゃんです。
ペンの森の中を、ぼく(そっくりのヨンダくん)が本を読みながら歩いて行く柄。なんだか、実家からお届け物があったみたいで、ぼくも鼻が高いのです♪

「嬉しいな。でも、もったいなくて使えません♪」
「使わないと、意味がないですよ」
ぼくは、みか5さいちゃんを、無意味にケチな子に育てたくないので、ちゃんと使ってもらいたいです。
みか5さいちゃんは、マグカップとして使うか、ペン立てにするか、迷っているのですって。

●若松賤子

2006年01月19日 21時07分54秒 | 文学
探している品切れの本が、重版されていた(過去完了形)のを知らずに、悔やんでも後の祭り。
『小公子』若松賤子訳(岩波文庫)も、そんな一冊です。(1999年5月重版)
ところが、そのテキストをネットで閲覧できることを、最近知ったのです。

ここで、「とりあえず」は読むことはできます。
http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/llf.htm

1939年の初版は、ネットで一万円台で取り引きされています。ぼくは、1999年重版の方を欲しいのですが、まったく見あたりません。

いろいろな訳を読み比べて、今は国土社の本(白木茂訳)を気に入っています。子供向きの「世界の名作全集」だけど、抄訳ではなくて、美しい本です。
ちなみに、ヴァイオリニストの巌本真理(故)は、若松賤子の孫なのですって。知りませんでした。

●スケッチ箱

2006年01月18日 23時24分39秒 | 美術
近頃のみか5さいちゃんは、毎日とても疲れて帰ってくるので、心配なのです。そして、疲れているときに限って、寄り道は本屋さんではなく、文房具屋さんや画廊です。
以前にも一度、夢見るような青いシャガールのリトグラフを、それは欲しがって、あきらめさせようと説得するのに苦労しました。本当は、少しでも疲れを癒せるのなら買ってあげたい。でも……¥

今日も、ため息をつきながら、
「サムホール型のスケッチ箱を欲しいのです。ヨンダくん」
「それで、本当に絵を描く時間はありますか。もう少し、よく考えてくださいね」
「……」
とても寂しそうな、みか5さいちゃん。
「それ」は、普通より小型なのに、油壺も二つ付いていて、実物は魅力的だったのだとのこと。
今の幼稚園に入る前は、油絵も描いていて、難関の芸術幼稚園を受験するように勧められたこともある、みか5さいちゃん。

――いつかまた、絵筆を手にする日は来るのでしょうか。
 

●七草粥

2006年01月07日 21時16分35秒 | haiku(俳句)
七草粥のご馳走を食べながら、みか5さいちゃんとぼく。
「お正月に読んだ本から選んで、何か書いてください」
「それより、パソコン2台欲しいんですけど、ダメですか」
「もう、自分の言いたいことばかり言って」
「みか5さいちゃんこそ♪」

 七草粥 いっぱい食べて ダイエット
   

●お正月

2006年01月01日 10時46分16秒 | haiku(俳句)
あけましておめでとうございます♪
お家の周囲を、ちょっとだけお散歩。
澄み渡った新年の早朝――大都会なのに誰もいなくて、ピーンと張りつめた冷たい空気が、気持ちよかったです。

 寒気破る 新たな決意 胸にして

 初氷 なぞる指先 目を覚ます

 おくゆかし めでたさはにかむ 曇り空