ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

今日の収穫

2006年03月31日 22時42分06秒 | 日記のようなもの




 八重洲にある古書店で清水哲男のスピーチバルーンを見つけましたo(^▽^)o1975年発行の初版本です。まあ詩集だから版を重ねること、めったにないので大抵初版止まりではあるのだけど、31年前に発行された詩集を手に入れる。何だか不思議な気分です。チャーリーブラウンをはじめとした、ポップアートにも通じるイラストも豊富で愉しげです。

 

あなたへ届かぬ手紙の…

2006年03月30日 21時16分25秒 | 
あなたへ届かぬ手紙の行方をたずね
風の舞う街へと旅立つ
 (緑色のインクで書いた
 (お別れの手紙なのに


幾艘もの小舟を乗り継ぐのは
わたくしの至らなさと諦めてみても
何故にあなたのもとへ
届かぬのか 風の舞う街は もう


ギシギシと軋むのは風のせい
グラグラと揺れるのは宿命のせい
 (ああ 時計の螺子を巻いてみたい


それならばそうと言って欲しかった
黙って引き下がっても良かったのに


風の舞う街で わたくしは もう








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詩遊会さん、リニューアルしました

2006年03月30日 21時01分25秒 | 詩に関わる話
 本当はもう少し先にリニューアルする予定だった詩遊会さんですが、訳あって急遽リニューアルとなりました。
 うん、スタッフの皆さんのお陰でとても使いやすくて投稿したりコメントを寄せたりするのも楽しい感じです。

 新しい方もどんどん参加されていて盛り上がっている詩遊会さん、これからもよろしくお願いします(ぺこり)

落合さんをはじめ皆さんのご尽力に感謝感謝です^^


そうそう、URLアドレスも変わりました
新しいアドレスは以下のとおりです

http://si-you-kai.com/




気になる猫の本

2006年03月29日 21時31分00秒 | 日記のようなもの


 日経夕刊の書評に岩崎るりは著「猫のなるほど不思議学」講談社刊が紹介されています。
 なんでも、硬派な「猫の科学書」なんだとか(^_^)犬族にはなれない猫族と目されるYockとしては気になる本です。
 九つの銅貨、読み終えたので手に入れるっきゃないかな(嬉)


アマゾンだと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575132/qid%3D1143632114/503-0114928-1591120


もう一人の自分

2006年03月29日 21時05分45秒 | 日記のようなもの
 昨日に引き続き岡崎朋美さんのインタビューより気になるコメントを紹介します。社会人として富士急行に入社しても橋本聖子さんに付いて行くのが精一杯だった岡崎さん。努力の末、ついに長野五輪で大器晩成の花を咲かせた岡崎さんですが、「振り返ると長野五輪を契機に体質や考え方が大きく変わった気がします。それまで極度の上がり症で、イメージトレーニングをするうちよく眠れなくなりましたが、ある時、自分の分身が現れ、それをもう一人の自分が客観視している、という感覚が生まれました。それ以来、大舞台でもぐっすり眠れるようになりました。」と語られています。
 なるほどなあと思ってしまいます。詩作に限らずあらゆる創作活動における創作の動機とはもう一人の自分を育てることなんですよね。
 もう一人の自分を創り上げ、その独り立ちした自分が自分自身と忌憚なく語り合う、それが創作活動なのかも♪
 実生活でも客観的に自分を見られる、それにはもう一人の自分を育ててあげる努力が必要なのかな(^_^)

 もしかするとピノキオとは、そんなもう一人の自分の物語なのかなって気がしていました。

頑固について考えてみる

2006年03月28日 21時40分17秒 | 日記のようなもの
 今日付けの日経夕刊にスピードスケートの岡崎朋美さんのインタビューが載っています。引退など考えず次のオリンピックへも挑戦することを既に表明している岡崎さん、その意欲、頑張りには頭が下がる思いです。
 さて、そんな岡崎さんですが「私は決して負けず嫌いじゃありません。これまでも負けて泣いたことはありませんから。すぐに自分には力が足りないからだ、と納得するほうです」とインタビュアーに答えています。
 ショートトラックと異なって闘争心よりも自分との戦いなのかと思ってしまいます。インとアウトで同時に滑る二人、互いのタイムを引っ張り合う良きライバルのようです。どちらかが転倒しても遅れても、タイムは伸びないと聞いたことがありますし。
 
 で、負けず嫌いってなんだろう?意地っ張りとも頑固とも異なる気がします。負けて泣くのは卓球の愛ちゃんであり、高校野球の選手だったりします。泣くのは勿論相手の選手が憎い訳では無いし、負けた自分に悔しいのかな?自分自身にはもっと力があるはずなのに何で出し切れないのだろうという思いが「負けず嫌い」なのかも知れません。岡崎さんのコメントにあるように自分に諦めてしまえば、泣くことは無いと思いますし。

 そうそう、頑固だけはいけませんなあ、以前読んだ記事に「頑固は老醜」と書いてありました。そうならないよう日頃から気をつけないと…(えっ、お前はすでに頑固だって声が大向うから聞こえてきます(苦笑))


Op.14 季節のタブロー(春)

2006年03月28日 20時35分40秒 | 
涸れ果てた喉を潤す故に
あなたは涅槃まで水を引くという

(お空あお過ぎて
(わたくしの心模様もあお過ぎるのかしら


あお空を見上げ続けることは
あまりにもつらくて虚しいから

(もう飽きたと言うべきなのね
(わたくしたちの関係


転寝のとばりに桜散る
ふたり 追い求めてきたはずの
あお空は 今はもう遠い過去になって


名も知らぬ花に惚れてみたい
風に揺れて定まらぬ視線の奥に
そっと抱きかかえてみる





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アンダーウエアのはなし

2006年03月27日 22時19分10秒 | 日記のようなもの
ユニクロで購入したボクサータイプのトランクス何気に良い感じです。身体にピッタシとフィットしていて、スパッツを着用しているような着心地です。
 所謂フツーのトランスにありがちなユルユル感と比べ、このフィット感かなり新鮮ですし、収まるべきものは収まるところに収まるのかな(笑)
 ウエストのゴムもかなり太めでお腹にもよさげです♪で、てかてか地のショートタイプも揃えてみました。綿には無い光沢感がこれまた新鮮です。 もちろん、色は黒です(嬉)
 まあ、夏場は蒸れそうだけど、とりあえず愛用しちゃいます。

決め手を持ちたい

2006年03月27日 21時29分31秒 | 日記のようなもの
 相撲界のヒールともいえる朝青龍がモンゴル対決を制して優勝しました。ライブではなくニュースでモンゴル対決を視聴したのですが、けっこうガチンコ対決で、最後は朝青龍の決め手である投げを繰り出し白鵬に勝ちました。
 朝青龍の投げ、結構強引なところがあって肩を痛めたりするのですが、困ったとき、ここぞのときの投げ技があっての横綱なのかな^^

 さてさて、普段の生活でも頼りになる決め手を持ちたいものです。一芸に秀でるってことにも通じるようです。人より突出している必要は無いけれど、自分でこれだけはと思えるものを持ちたいものです。困ったときにすがれるものがあれば、きっと頼りになります。あの神の右手が欲しいです♪
 
 自分の場合はどうだろうか?とりあえずパソコン歴は長いし、実際のところはかなり?ものだけど、社内でもあてにはされているみたいだから、それで首にならないのだったりして(苦笑)うん、そんな幻みたいのでも良いのかな♪



赤と白のブチ

2006年03月25日 23時38分27秒 | 
君は頭でっかちな赤と白のブチ。ぶくぶくと
揺れるコカナダモに身を委ね、退屈そうな気
配で天を見上げる目玉に映るのはどこまでも
青い空に気まぐれな白い雲のブチ。


         自慢の尾鰭を見せ付ける
ように平を打ち、みずから排出した糞に当り
散らしては息巻き、撒かれた餌を当たり前の
顔で、不味そうに喰らう君は赤と白のブチ。


生きている事への感謝など思い巡らすことも、
誰かを思いやる事の大切さなど知る由も無く
楽しそうに愚痴を吐く。


            君が君の大嫌いな
野良猫なら、赤と白のブチをひと飲みすれば
ゲップのひとつ満足そうに吐く。






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