ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

頑固について考えてみる

2006年03月28日 21時40分17秒 | 日記のようなもの
 今日付けの日経夕刊にスピードスケートの岡崎朋美さんのインタビューが載っています。引退など考えず次のオリンピックへも挑戦することを既に表明している岡崎さん、その意欲、頑張りには頭が下がる思いです。
 さて、そんな岡崎さんですが「私は決して負けず嫌いじゃありません。これまでも負けて泣いたことはありませんから。すぐに自分には力が足りないからだ、と納得するほうです」とインタビュアーに答えています。
 ショートトラックと異なって闘争心よりも自分との戦いなのかと思ってしまいます。インとアウトで同時に滑る二人、互いのタイムを引っ張り合う良きライバルのようです。どちらかが転倒しても遅れても、タイムは伸びないと聞いたことがありますし。
 
 で、負けず嫌いってなんだろう?意地っ張りとも頑固とも異なる気がします。負けて泣くのは卓球の愛ちゃんであり、高校野球の選手だったりします。泣くのは勿論相手の選手が憎い訳では無いし、負けた自分に悔しいのかな?自分自身にはもっと力があるはずなのに何で出し切れないのだろうという思いが「負けず嫌い」なのかも知れません。岡崎さんのコメントにあるように自分に諦めてしまえば、泣くことは無いと思いますし。

 そうそう、頑固だけはいけませんなあ、以前読んだ記事に「頑固は老醜」と書いてありました。そうならないよう日頃から気をつけないと…(えっ、お前はすでに頑固だって声が大向うから聞こえてきます(苦笑))


Op.14 季節のタブロー(春)

2006年03月28日 20時35分40秒 | 
涸れ果てた喉を潤す故に
あなたは涅槃まで水を引くという

(お空あお過ぎて
(わたくしの心模様もあお過ぎるのかしら


あお空を見上げ続けることは
あまりにもつらくて虚しいから

(もう飽きたと言うべきなのね
(わたくしたちの関係


転寝のとばりに桜散る
ふたり 追い求めてきたはずの
あお空は 今はもう遠い過去になって


名も知らぬ花に惚れてみたい
風に揺れて定まらぬ視線の奥に
そっと抱きかかえてみる





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