ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

詩遊会さん、リニューアルしました

2006年03月30日 21時01分25秒 | 詩に関わる話
 本当はもう少し先にリニューアルする予定だった詩遊会さんですが、訳あって急遽リニューアルとなりました。
 うん、スタッフの皆さんのお陰でとても使いやすくて投稿したりコメントを寄せたりするのも楽しい感じです。

 新しい方もどんどん参加されていて盛り上がっている詩遊会さん、これからもよろしくお願いします(ぺこり)

落合さんをはじめ皆さんのご尽力に感謝感謝です^^


そうそう、URLアドレスも変わりました
新しいアドレスは以下のとおりです

http://si-you-kai.com/




詩の原点について考えてみる(琥珀色の時間を読んで)

2006年03月15日 21時05分45秒 | 詩に関わる話

 先日、ねこじゃらしさんの琥珀色の時間を読了しました。イラストも可愛いし何度でも読みかえしたい愛読書になりそうです。
 で、考えてみたのは(以前から考えていたことでもあるのですが)詩の本当の楽しみ方とは何かってことです。

 書きたい詩を楽しみながら書いて、集まった詩の数々を詩集としてひとまとめにしてみる。何だか簡単なようで出来ない作業なのかなと思ってしまいます。自分に取って書きたい詩、好きな詩とは何かが判っていなければならないし、詩集としてまとまるような一定の方向で詩を書いていかなければなりません。

 ねこじゃらしさんの詩集、作品の傾向にブレが無いというか、どれも優しさが詩の原点となっています。詩集の作りも手作り感溢れているし、あたたかさがほんのりと伝わってきます。
 うん、こんな詩集作れたらよいなあと思ってしまいますし、作れるように精進したいです。

 それから、ねこじゃらしさんの新詩集刊行されました。で、早速注文してしまいました(わ~い)

ねこじゃらしさんの詩集
「琥珀色の時間」、新詩集「ゴミ箱母ちゃん」
購入先
ポエトリー・ジャパン
http://www.poetry.ne.jp/poembar/index.html



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ちょっと良いニュース

2006年03月07日 23時13分57秒 | 詩に関わる話
 しばらくぶりに購入した著名詩人の詩集、清水哲男の「黄燐と投げ縄」が第1回三好達治賞を受賞しました。三好達治賞、なんでも大阪で生まれ育った三好達治を顕彰するために大阪市により創設された賞だとか。
 清水哲男ファンのYockとしては他人事とは思えないぐらい嬉しいですし、詩人に対する賞が増えることも詩人の地位向上、詩作品の認知度アップにつながりそうで良いことだなと思います。
 「黄燐と投げ縄」、詩人によると交通三部作の完結編だとか。詩集の最後を飾る「戦後叙情」をはじめ収録された詩篇は詩人清水哲也の総決算とも言える思いが綴られています。

 それから、先週の土曜日(3月4日)にはH氏賞、及び現代詩人賞が発表されましたので、あわせてご紹介します。詳細については以下のリンクを参照してください。今回受賞した作品、いずれも読んでいないので、ちょっと読んでみたい気分です♪


第1回三好達治賞
http://www.asahi.com/culture/update/0304/015.html


三好達治賞の概要(大阪市)
http://www.city.osaka.jp/yutoritomidori/report/culture/20041124.html


H氏賞
http://www.asahi.com/culture/update/0304/016.html




手作りの味わい

2006年03月06日 07時13分29秒 | 詩に関わる話




 Yockの手元に2冊の詩集が届きました。1冊は詩遊会出版部発行の「詩遊人たち」編集ルナクさん、発行人落合さんとクレジットされた詩遊会の詩人さん達7人の同人誌とも言える詩集です。表紙はさちさんのイラストで上質な紙質に活字も鮮やかです。表紙と見返しの色合いも調和が取れていて、とても上品な出来栄えとなっています。内容については、まだぱらぱらとしか読んでいないので、レビューを是非書いてみたいと思っています。





 そして、もう一冊は、現Fで活躍されている、ねこじゃらしさんの詩集「琥珀色の時間」です。作者は鈴木ねこじゃらしさん、イラストは鈴木ぶりこさんとクレジットされています。こちらは完全な手作りで初版全15冊のうちの5冊目と記されていました。挿絵もふんだんに盛り込まれていて優しさ一杯の雰囲気を醸し出しています。こころのこもった手作り感溢れる詩集です。こちらもレビューに挑戦だな^^


入手方法
詩遊人たち
(詩遊会HPトップページ「発行のご案内」バナーをクリック
 してください)
http://oba-poe.ktplan.ne.jp/contents.htm



琥珀色の時間
(ポエトリージャパンにて購入できます
http://www.poetry.ne.jp/




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白樫物語について

2006年02月27日 07時19分31秒 | 詩に関わる話
 現代詩フォーラムに投稿した「白樫物語」なぜかHello Schoolというインターネットの各種学校、通信教育なのかな?の方の目にとまり同サイトの一般作品の詩部門にて紹介されることになりました。
 解説文も自身で書いて欲しいとのことで四苦八苦しながら書き上げました。このブログで自詩の解説もアップしているのですが、白樫物語についてはアップしておらず、投稿してから日数も経っているので詩を書いた動機を思い出しながらの自詩の解説は正直しんどかったです。

 作品自体は既にアップされており、朗読もしていただきました。お暇でしたら、ご覧下さい。尚、朗読は順次インターネット放送にて落合さんの作品同様に放送されるらしいです。なんだかなぁと思ってしまいます。


Hello School Library
URL: http://yslibrary.cool.ne.jp/hslibrary002.html

インターネット放送
URL: http://www.geocities.jp/kiki39k/






インターネットラジオ放送

2006年02月25日 10時23分16秒 | 詩に関わる話
 現代詩フォーラム、詩遊会にて活躍されている落合朱美さんの作品「田舎道」が今夜インターネットラジオにて朗読されます。下記のようなスケジュールですので、是非聴いてみて下さい。


Hello Schoolの図書館にございます詩の朗読がインターネット
ラジオで放送されます。

第1回目は落合朱美様の「田舎道」です。
放送予定日時は

インターネットラジオ「ぽぽの放送」
2月25日23時頃

になります。
その日のご連絡となってしまいましたが、急な展開で
決まってしまいました。

ご参考になればと思い、メールを送らせて頂きました。
その他の掲載作品も順次、放送させて頂く予定でございます。

接続方法は
①Windows Media Playerを開けます。
②フル画面にして、左上(多分)のファイルをクリックします。
③「URLを開く」をクリック
④入力ボックスのところに http://tanpopo.ddo.jp:8000/ と入力
⑤音楽とかが流れたらOKです。

ただし、放送時間は22時~1時ですので、それ以外の時間は接続しても
接続できませんので注意してください。

詳しいイラストつきの説明は以下のアドレスです。
http://sapporo.cool.ne.jp/hara1102/popo/

インターネットラジオ「ぽぽの放送」
http://www.geocities.jp/kiki39k/

Hello School放送室
http://yslibrary.cool.ne.jp/hsbroadstatop.html

どうしても書かざるを得ないこと

2006年02月22日 13時00分09秒 | 詩に関わる話
どうしても書かざるを得ないこと


 今回の恋愛詩に関わる幾つかの記事、コメントの中で「甘ったるい恋愛詩は読みたくない」と言い放っている方々が見受けられる現状に私は憂慮の念を示さざるにはいられません。

 たとえば、パソコンの前で現代詩フォーラムを眺めながら「なんだ、くだらない作品を投稿しやがって」と思われることは読み手として当然に自由な権利ですが、公の場所で、それを公然と言い放つことは例え緩やかであっても、ある種のコンセンサスを形成し、やがてそれは言論弾圧のベクトルとなって「表現の自由」を侵害する可能性があることを詩に関わる者として私は看過出来ません。
 
 しかも、非難の鉾先は、物言えぬ弱い立場の若い女性に向けられています。彼女達だって真剣に自らの想いと向き合いながら詩作に取り組み、衝き動かされるようにして投稿されているのです。彼女達の一大関心事である恋愛というテーマに取り組むことは、若いうちから死を弄ぶような詩を書くことより、よほど健全的で好ましいことだと私は考えています。そんな彼女達の純真な心を土足で踏み躙るような言動を、どうしても看過出来ません。

 なんだ些細なことを大げさにと思われる向きもあろうかと思いますが、総ての言論弾圧は些細なことより始まっているのは歴史を紐解くまでもない明白な事実です。また、戦後詩の原点は「表現の自由」を守ることであった筈です。

 詩に関わるものとして「表現の自由」を守ること、「表現の自由」を侵害する動きの萌芽に鋭敏であるべきことを決して疎んじてはならないと、ここに意思表明する次第です。

 また詩に関わる総ての人は常に平等であり、互いに尊敬し合うこと、紡がれた作品に対して暖かい眼差しで接すること、忘れてはならないと考えます
 

脚韻踏めません(汗)

2006年02月07日 20時52分08秒 | 詩に関わる話
 ソネットらしきものに挑戦し始めていますが、脚韻どうも踏めません。立原道造も一貫してソネットの詩を書いていますが明確に韻を踏んでいる訳でも無いし、谷川俊太郎も62のソネットで踏んではいないようだし、まあ良いカナとも思ってはいます。
 でも、韻を踏むこと、詩にリズムが生まれるし出来れば行いたいなあと思っています。ちょっと考えてみたいです。
 で、ソネット、4行+4行+3行+3行=14行で出来ているんですよね。調べて見ると脚韻の踏み方にも厳密なルールがあるようです。でも英語と日本語では文法も大きく異なるしどうなんだろうかとも思ってしまいます。それから投稿サイトによってはソネット詩の部門もあるようです。
 何だか迷っているような記事となった感も無きにしもあらずです。




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定型詩への挑戦

2006年01月28日 18時37分10秒 | 詩に関わる話
 昨日現代詩フォーラムと、ここに投稿した「ぐぐってどうよ」あまり満足の行く出来とはなりませんでした。反省してみると、あまりにも直接的表現になっていて、本来の詩的表現が多分に不足していたのかなと考えます。それから語感から「僕」では無く、「おいら」としてみたのですが、やはり自分には相応しくない気がします。
 でも、この詩で満足出来なかったのは却って良かった気がします。それは、暫く定型詩を書いてみようという目論見を実行に移す踏ん切りとなったからです。
 取り敢えずは「ソネット」らしきものに挑戦してみます。続くかどうかは判りませんが、人と変わったことをしたい性分(へそ曲がり)なもので、詩情より痴情の目立つ流れに抗う一本の杭となりたい思いも日増しに強くなってきました。
 今さっき、投稿した詩は東京の坂シリーズとして書いたものです。この東京の坂シリーズの詩はソネット+七五調で書けたらなと考えています。
 はてさて、どうなる事やら(^_^;)





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書き続けられる詩とは

2006年01月26日 20時52分51秒 | 詩に関わる話
 丸善で注文した新詩集がまだ届かないので、つなぎって訳じゃないけど、今BOOK-OFFの100円均一コーナーで購入した現代詩文庫「八木忠栄詩集」を読んでいます。(しかも電車の中と仕事サボりの喫茶店で(^_^;))2段組が気に食わないけど、値段につられて買ってしまいました。となりには、あの吉増が(汗)たぶん、この手の詩が好きな人が手放したのかな?
 八木忠栄、まとめて読むのは初めてですが、う~ん、ビート詩です。後期はわりかし古典への回帰も垣間見えますが初期作品はまんまビートで、ギンズバーグへ捧げた感じの「美しい兇状」って詩も収録されています。
 で、本題に入ると、ビート詩のような怒りと焦燥感にかられた詩を書きつづけられるのかなと最近思いはじめました(飽きっぽいというか、気分屋だし、怒りを四十六時中持続できなさそう)。それから現代詩フォーラムに綴られた多くの詩を読むにつけ、結構好きなスタイルの詩とはどんな詩なのかがだんだんと見えてきたようです。でも、そのスタイルでYock自身が書き続けられるのかなという疑問も生じてきました

 つまり、好きな詩、書ける詩と書き続けられる詩は異なるようです。1作ぐらいだったら、好きなスタイルを真似し、なんちゃってで書けるにしても、そのスタイルを持続することは難しいのかな。それは自らの性格、キャラ、生い立ちなどに左右されるようです。逆説的に言えば、自分なりに書き続けられる詩の輪郭のようなものがおぼろげながら見えてきたってことかも知れません。でも、まだ本当にもやもやした感じなのでで、たぶん、ああこんな詩が自分のスタイルだったんだなと後になって気付くって感じなのかも。




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