ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

大切にされたい思いを考えてみる

2006年03月18日 22時51分10秒 | 日記のようなもの
 今日の日経夕刊からはももえいずみ(クリエーター)の快適くらし予報「たいせつにされることの大切さ」をとりあげてみたいと思います。

 普段の生活で「大切にされること」ちょっと考えみたのですが滅多にありません(苦笑)まれに取引先の方からお茶をご馳走になったりすることはありますが、それは自分が大切にされているわけでは無く、取引自体が大切にされている訳だし、ちょっとした買い物もそんな高級店で買い物する訳でもないので大切にはされないし、食事だって券売機でチケットを買うようなお店では、そんなもの期待なんて出来ません。

 大切にする側からみていると「大切にする」のは、その対価を得たいがためなんですよね。高級なお店しかり、それなりのお金を払ってくれるからこそ、「あなたは特別」だからと大切にするのですよね。お金を払わない人なんて論外です。慇懃な態度は豹変し無銭飲食で警察に突き出されるのがオチです。

 でも、「大切にされたい」=「特別扱いされたい」思いは、普段の生活で大切にされることが滅多に無いだけに人は渇望するようです。パート・アルバイトで月10万円ちょっとしか稼げない世の中なのに湯水の様にお金を使わせるホストクラブ、何故かホストがマスコミで持てはやされていますがどうしてなんだろう?所得格差とか深刻な問題をニュースで取り上げる一方でお金の価値をないがしろにするホストをバラエティとかで持てはやす無責任さ。ホストにはまった女性がフーゾクに流れたり自己破産の地獄に落ちる現実なんて知らん顔しているのが信じられません。

 じゃあ、どうしてそんなホストクラブで身を崩してまで女性は散財するのか?やはり「大切にされたい」からだと思います。どうやら「大切にされたい」思いは人に取って危険な麻薬のようです。

 コラムでは「家族で大切ごっこをしてみる」と微笑ましい終わり方をしています。うん、お金とかの対価を抜きにした無償の大切ごっこ、心の潤いになりそうです。
 挨拶をする、それもあなたを大切にしてますよ、そんなサインにもなるのかな(^。^)





 
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香春盆夢歌(かわらぼんゆめうた)

2006年03月18日 08時02分20秒 | 
「わたしたちのからだ ここに入るのね

その言葉は 墓前に供えた白い花より麗しく
遠くに 在るもの いつか 訪れる
その日を見据えては 永久 に さすらい


「わたしたちの心 あの雲になるのね

見果てぬ空は菫色のマチエール
気まぐれに その姿を移ろい
それでいて 確かな明日を巡る 道のり


ふたり 思いやる心 が あれば
いつか 乗り越えて行ける
あの 菫色に浮かぶ 雲のように


ふたり 見つめ合い 合わす掌に
そよぐ 香の深い息遣いを感じ
恋は束の間 それでいて 夢はるか






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衝動買いしてしまいました

2006年03月18日 00時33分18秒 | 日記のようなもの






 丸善で本を2冊注文してしまいました。先日ご紹介した佐佐木幸綱の「百年の船」と、日経夕刊でみつけた「九つの銅貨」っていう本です。
 九つの銅貨は作W.デ・ラ・メアで福音館書店より出ている本です。書評を読んだ限りでは童話のようですが面白そうですし、作者の方は英国を代表する詩人で小説家とのことなので、本が届くの今から楽しみです。



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