ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

自転車のこと

2005年11月29日 16時13分27秒 | 日記のようなもの
  自分でも信じられないのですが、ずっと以前自転車のレーシングクラブに入っていて草レースに出たり秩父の山の中を走り回っていました。草レースの思い出としては修善寺にあるサイクルスポーツセンターで行われるレースに出たときの事です。秩父の山道を走った健脚(?)で先頭を引っ張るつもりが、ひとり若しくは少人数で登る山道と大勢で走るレースとは大違いです。よたよた最後尾あたりを情けない感じで追走した事かな(苦笑)

  で、今は、下の写真のような折畳式自転車で豊島区、文京区あたりをウロウロしています。自転車に乗るのを、かなりの期間中断していたせいか、少し乗っても疲れます。でも、レース用の自転車に乗り始めた当初も、少し走っただけで疲れていたのが、或る日を境にして全く疲れずに100キロぐらい平気で乗れるようになったので、そのうち疲れずに乗れるようになるかなって期待しています。まあ、あの頃と比べると歳は確かにとってはいるけどね。




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世界で一番輝いているもの

2005年11月28日 20時06分57秒 | 
世界で一番輝いているもの
それは夏の太陽でもなく
北風に瞬く冬の星空でもなくて
君が捨てようとしたもの
君がいらないと思っているもの


世界で一番輝いているもの
それはブルガリの指輪でもなく
首から下げたオープンハートでもなくて
君が小指で拭おうとしたもの
君が恥ずかしいと思っているもの


大切さを見失った人がいて
大切さを認めたくない人がいる


世界で一番輝いているもの
その柔らかな暖かさ
その優しい輝きを胸に抱き
大きなゴールドクレストのしたで
君の瞳に映る白い雪のダンスを見つめ
毛糸で編んだ手袋の感触を


そっと確かめてみる




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小石川植物園

2005年11月27日 20時07分44秒 | 日記のようなもの
  昨日は文京区白山にある東京大学大学院理化学系研究科付属植物園(通称: 小石川植物園)に行ってまいりました。時代劇で有名な小石川養生所、小石川薬園のあった場所にあります。面積は161,588㎡もあり台地、傾斜地、低地、泉水地など地形の変化に富み、ゾーン毎に様々な樹木が植えられています。
  ちょうと紅葉も見頃となっており、散歩するには丁度良い天候に恵まれ、のどかな一日を過ごすことができました。




              植物園本館脇から園内を真っ直ぐに伸びる言わばメインストリートです。




  ニュートンの林檎です。接木によって世界各地の科学に関係ある施設に分譲されているとか。昭和39年に英国から
日本に贈られた木を接木したものだとか。




         旧東京医学校本館です。古き良き時代を感じさせる建物だなって感じました。
        (明治9年に建築され、昭和44年にこの地に移されたものだそうです。)




    徳川5代将軍綱吉の幼時の居邸であった白山御殿と蜷川能登守の屋敷跡とに残された庭園だとか。
    梅林及びハナショウブ園が設けられています。


  他にも見所ありそうです。今度は梅の咲く頃にでも訪れたいなと思いました。




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たらこ物語

2005年11月26日 09時23分12秒 | 
ピュウピュウ北風吹けば
寒くて唇が乾くので
つい唇を舐めてしまう
舐めるうちにカサカサになって
赤く腫れ上がった
僕のたらこ


リップクリームを塗ったら
気にしないのが一番
だけど気になって舐めてしまう
僕のたらこ


気になる日本の将来
気になる少子高齢化社会のこと
僕のたらこは君のたらこと
子作りの大切さを語り合いたい
イカメンタイ
タラスパ


愛はたらこを救う


物言えばたらこは寒く
物言わずどもたらこはチクチクして
君のたらこに貼りついた
キザミ海苔に僕は成りたい


たらことたらこを重ね合わせて
ふたりの身体を重ね合わせて
イカメンタイ
タラスパ


たらこだって夢が欲しい
たらこだって希望が欲しい
キラキラ輝く海の底で
僕の生みの親が繰り返す
鰓呼吸は生きてる証し
絶えること無い命の連鎖に
感動しちゃった僕のたらこは


イカメンタイ
タラスパ
キザミ海苔たっぷり


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八重洲朗読会

2005年11月24日 22時05分34秒 | 日記のようなもの
  今日は八重洲ブックセンター本店8階ギャラリーで開催された「第9回・八重洲朗読会」に参加してきました(聴いてきましたかな(^^))
  この会の主催はNPO日本朗読文化協会(名誉会長 瀬戸内寂聴さん)で、八重洲ブックセンター協賛により行われているものだそうです。
  8階ギャラリーの設けられた簡単なステージと並べられたパイプ椅子にはご婦人の方々が多く、何時もの紫煙とアルコールの匂いのするイベントとは大違いです。ちらほらと近所の勤め帰りの方も見受けられました。

  朗読された演目は次のとおりです

  1.ねむの木のはなし 「一つの花」より 今西祐行 作 
    朗読 秋山雅子 クラリネット 越智光輝
  2.荒涼たる帰宅 「智恵子飛ぶ」より  津村節子 作
    朗読 井汲春江
  3.葉っぱのフレディ-いのちの旅- レオ・パスカーリア 作
    みらいなな 訳 朗読 有賀康子

  いずれも、詩でなく1.と3.は童話、そして2.は、切り絵に類稀な才能を発揮する智恵子と、不治の病に冒されながら輝きを失わない智恵子を尊敬し、いとおしむ高村光太郎の物語です。1.の童話は、ねむの木となった儚い舞姫の物語、そして3.の童話は、葉っぱのフレディの春から晩秋までの短い生涯を通して、命は決して尽きる事無く自然界を巡り巡るという物語でした。

  詩と違ってストーリーを追いやすい散文、とりわけ童話でしたので、物語のイメージを頭に浮かべやすく、感情移入も容易でした。朗読された方々はNPOの会員さんだと思いますが、切々と朗読される姿に心を打たれてしまい、特に3.のお話では、目頭に熱いものが思わず込み上げてしまいました。(涙もろいなあ(~_~;))

  考えてみれば、詩にしても物語にしても、もともとは語り部により伝承されたもので、楽しみ方、触れ方も紙に書かれた文字を読むのは一般的ではなく、声として発せられたものを聴いて楽しむものだったようですし、就寝前に母の読んでくれた童話、絵本が、「言葉」と親しむ原点だったのかなと考えます。

  難しい方法論は抜きして楽しめれば、何かひとつでも感じられれば良いのかなと考えます。


NPO日本朗読文化協会
http://www.rodoku.org/



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紅葉と大名庭園のライトアップ

2005年11月23日 20時51分36秒 | 日記のようなもの
  先日訪問した六義園では、今日(11月23日)から12月4日(日曜)までライトアップが行われます。物見高いYockとしては是非ブログに紹介記事をアップせねばと、早速行ってまいりました。今夜は、ここ3~4日続いた冷え込みもさほどではなく、夜空に浮かび上がる紅葉を愛でるにはちょうど良いひとときを過ごせました。

  尚、撮影に際しては、いつものデジカメ+予め用意した三脚を用いました。やはり、夜景の撮影に三脚は必須のようです。











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愛が潰えた日に男は自画像を描く

2005年11月22日 07時09分23秒 | 
- 愛は確かに潰えた


  男の心に残っていた僅かな温もりを奪い去る良く晴れた或る冬の日の未明 月光に射貫かれた眠れぬ夜に 愛は国道246号線池尻大橋近くの交差点で潰えた 間断なく走り去るヘッドライトは流れる星のしがない独白 手の届かぬ想いの虚しさに堪えかねたのか 襤褸切れのような無残な姿で愛は道路脇にその身を横たえ 心の奥底より搾り出した絶望の呻き声をあげて愛は確かに潰えた


- 男は自画像を描く


  イーゼルにF6号のカンバスを乗せ 哀しみに震える左手で手鏡を握りしめ 鏡の向こう側に居る愛の潰えた男の顔を見入る 不揃いの睫 泣きはらした瞼 歪んだ鼻柱と汚らしい無償髭 確かに男は涙を流していた 潰えた愛の儚さに涙を流しながら イーゼルの傍らの木箱より使い慣れた木炭を手にすると無造作に描く 鏡の向こう側にいる男の顔を 此方を情けない顔で見つめてくる男の顔を


  フィクサチーフを軽く吹き付ける イエローオーカーと交叉する木炭の囁き 亜麻仁油の嗅ぎ慣れた匂い 鏡の向こう側の男をF6号のカンバスに油絵具で閉じ込め ふと窓の外を見やると 晴れ渡った空と澄んだ冷たい空気の向こう側に立ちすくむ男の姿に気付く 月光に射貫かれた眠れぬ夜に膝を抱え泣き腫らした男 潰えた愛の儚さに涙を流した男 カンバスの向こう側の空は晴れ渡り 窓の外の空もまた良く晴れている


  窓の外から男が何かを問い掛けてくる 確かに男はF6号のカンバスに閉じ込められた男に何かを問い掛けた 愛とは 夢とは 希望とは そして絶望とは そんな事を問い掛けているように思え 描きかけの自画像をイーゼルに乗せたまま 木炭の囁きに導かれるようにして 男はカンバスに描かれた深い森の奥へと消えた



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フォーク喫茶香林坊

2005年11月21日 21時43分15秒 | 日記のようなもの


  土曜日に果たせなかったフォーク喫茶「香林坊」への訪問、仕事をサボって(内緒だよ(^_^))今日の午前中行って参りました。場所的には新橋駅汽車の広場から虎ノ門方面への裏通りを真っ直ぐいったところにあります。

  事前にネットで調べてみたのですが、どなたも店内に入ること果たせなかったようです。それもそのはずで、営業時間は月~金曜日午前10時から5時までとの事。これではなかなか営業時間中に訪れる事難しいはずです。

  マスターと少しお話したのですが、30年営業しているとの事で、店内は懐かしい喫茶店のままです。(まるで、テレビのセットのような趣で、中村雅俊とかがギターを弾いていてもなんの違和感ないです。

  で、朝食抜き(いつもです)だったので、モーニングをいただきました。店内にはLPレコードのジャケットが飾られていて、流れる音楽も確かにフォークソングではありませんか!(フォーク喫茶ですから当然ですよね)野暮な事に仕事先からの携帯への着信に悩まされ続け、落ち着いて店内に流れる懐かしい曲の調べに耳を傾ける暇ありませんでした。今度はゆっくりと腰を落ち着けてアナログの音に浸りながら詩を書いてみたいです。きっと切ない恋歌書けるだろうな(^_^)

  尚、マスターに店内の写真撮影の許可をお願いしましたけど、断られてしまいました。一度許可してしまうと次から次と押しかけられて店の雰囲気壊れてしまうからだとか。当然ですよね。タイムスリップした先の世界には携帯電話もデジカメも無いのですから。



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上を向いて歩きたい

2005年11月20日 02時06分53秒 | 
欲しいものが手に入らないと
やっぱ寂しい


下を向いて歩く冬の街角は
何だか寒々しいな


もうすぐクリスマスだし
賑やかに感じる街を
ポケットに手を入れて歩く


何も入っていないポケット
あっ ハンカチぐらい持っているよ


でも 不幸自慢はしたくないし
ぶつぶつおじさんになりたくないな


嫌な出来事を重荷に感じるよりは
もっともっと気楽に考えて
ちょっと気分転換に
温かいコーヒーでも飲もうよ


たまには砂糖もミルクも好きなだけ
たまには適当なさじ加減で


肩に背負っていた重荷を
テーブル脇に放り投げ
長いトイレから戻ってきたら


サンタの袋に変わっていたりして



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浜離宮とカレッタ汐留

2005年11月19日 23時46分30秒 | 日記のようなもの
  今日は午前中蒲田駅より15分ほど歩いたところにあるマンションへ仕事で出かけた帰り道、新橋駅で下車しました。目的は2つあり、1つ目の目的は仕事中に発見したフォーク喫茶「香林坊」を訪れる事でした。しかし、オフィス街にある喫茶店の為か本日休業の立て札が出ていました。しばしば客先へ向う道の途中に位置しているのですが、見つけたのはつい最近の事です。(そんなものなのかも)仕方がないで、某チェーン系列のカフェにてひと休みして2つ目の目的である浜離宮へと向かいました。

  またまた思い出めぐりとなってしまうのですが、浜離宮はYockが学校を卒業して最初に勤めた会社のすぐ傍にあります。(我が侭し放題で辞めた会社です)なので、意識的に浜離宮を訪れるのを避けていました。でも、その会社を辞めてから、もう何年も経ったこともあり久しぶりに訪れてみる事にした訳です。実際、浜離宮近くまで歩いてきても、そう感傷(感慨)に浸る訳でもなく、時は総てを忘却の彼方へと押しやる、時は総てを解決するようです。

  浜離宮、1654年、徳川将軍家の鷹狩場に4代将軍家綱の弟松平綱重が、海を埋め立て甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建造し、以後、歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事を重ね現在の姿になったとか。明治維新の後は皇室の離宮となり、戦後(昭和21年)から一般に公開されました。

  この庭園は2つの鴨場(新銭座鴨場と庚申堂鴨場)と潮入の池を巡るように散策路が設けられており四季折々の景色と鴨場や池を訪れる野鳥を楽しむ事が出来ます。潮入の池は名前のように水門より海水を引き入れ、潮の干満により池の趣を変える様式となっており、何でも都内唯一現存する海水の池だそうです。

  見所としては、近年新橋駅近く(汐留地区)に建てられた日本テレビ新社屋を代表とする高層ビル群と江戸時代を偲ばせる庭園とのコントラストの妙にあります。汐留川、海岸側から園内を望むとどの位置からも高層ビル群が目に飛び込んできます。見方によっては興ざめとも言えましょうが、Yock自身としては面白い取り合わせだなと感じ入りました。


                          中島の御茶屋と高層ビル群


  海岸側を散策していると運河を進む水上バスに出会う事が出来ました。





                        潮入の池に海水を引き入れる水門



  さて、三百年の松を右手に見やりながら浜離宮を後にすると帰路はカレッタ汐留を抜ける道筋を選びました。これだけのビル群にどれだけの会社、どれだけの人数の人々が勤めているのか判りかねますが、新しい会社が湧き出てきたとは考えられず、どこぞのビルより移って来たのでしょうから、このビル群の事務所スペースが満杯になるって事は、どれだけのビルに空室が発生したのかな?なんて仕事柄か余計な事まで考えてしまいます。



                    カレッタ内の通路(円柱が面白い雰囲気醸し出しているかも)




  余談となりますが、今年の春頃、仕事で日本テレビ新社屋内を訪れた事があります。一般の人は立ち入れないところまで入りました。スタジオ内まで入った訳ではありませんが、いかにもって雰囲気のスタッフの方々が忙しそうにしていて、これがテレビ局の中なんだなと実感させられた事あります。



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