日本国民ならば間違いなく「W杯1次リーグ(まさかの)突破」に浮かれまくっているで
あろうこのタイミングで、あえてアメフトがらみの映画ネタでブログを書く私・・・。
決して天邪鬼なわけじゃないんですよ。
おめでとう、岡田JAPAN!!
ちなみに、MF松井選手の面構えが結構好きかもしれません。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

『The Blind Side』(2009年)
サンドラ・ブロックがこの映画でアカデミー主演女優賞を獲ってからというもの、
ずっとこれは観なくては!と思っていた。
去年、ドラフト1巡目でレイヴンズに入団したマイケル・オアーという選手についての
実話なんだそうだ。
私はアメフト好きではあるが、ひいきのチーム(もちチャージャーズ)以外のゲームを
せっせと観るほどのナッツでもなく、もっと正直に言えば、チャージャーズの選手ですら
判別できるのはQBやRB、ギリギリWRかTEぐらいまで。
それ以外のプレーヤーはほぼおしなべて「うちの牛軍団」としてしか認識してないほどの
とんだド素人である。
お恥ずかしい。
そんな私なので、もちろん他所のチームのルーキーのことなどぜーんぜん知らず、
そういう意味では、超ニュートラルな状態でこの映画を観たわけだ。
もうビックリ。
実話だということを知らなかったら、「そんなうまい話があるかってんだ、てやんでいっ」
とでもいいたくなるくらいの、ウソみたいな夢物語なのだ。
だってあなた、雨降る寒い夜に傘もささずにトボトボ歩いてたってだけで、小さい子供なら
いざ知らず、家族中の誰よりも図体のデカい、顔は知ってるけど素性はわからないような
男の子を拾って帰りますかね?
そんでもって、そのまま家に住まわせて、家族同然に幸せに暮らしますかね??
いくら有り余るほどお金があるといっても、なかなかできることじゃないでしょうよ。
でも、実話なんですって。
はー・・・そうですか。
ところで、この映画の舞台はテネシー州メンフィス。
私にはまったく馴染みのないエリアであるが、全編をとおして「南部ならでは?」な
言い回しやエピソードが散りばめられていて、一度観ただけではよくわからないことも
多かった。
たとえば、サンドラ演じるリー・アンのセリフに何度も出てきたところでは、
<redneck = (南部の無学で貧しい)白人農園労働者>
とか
<Ole Miss = The University of Mississippiの通称(OleとはOldの南部限定表記)>
とかね。
Ole Missなんて、こんなの辞書引いても載ってないし。
リー・アンが街のチンピラに虚勢を張って言うセリフにも
「言っとくけど、私はNRAの会員ですからね!」みたいなのがあって、これも後から
<NRA = 全米ライフル協会>
とわかって、「あー、なるほど」と納得したりした。
彼女がNRAの会員で共和党支持者というのも、南部の保守的な奥様ならではなのね。
とまあ、映画の出来のよさもさることながら、細々したエピソードも調べてみるとすごく
面白かったし、アメフトのスカウトってこんな風なんだ!というような驚きもあって、
大変楽しめる映画でした。
ちなみに、タイトルにある「blind side」とは、アメフトにおけるクォーターバックの死角
(blind side)の意味で、マイケルがそのblind sideを守るレフトタックルというポジション
についているから・・・という・・・・(泣)
何とも心憎いタイトルじゃないですか。
と思っていたら、邦題が『しあわせの隠れ場所』って・・・・あまりにも台無し。
あろうこのタイミングで、あえてアメフトがらみの映画ネタでブログを書く私・・・。
決して天邪鬼なわけじゃないんですよ。
おめでとう、岡田JAPAN!!
ちなみに、MF松井選手の面構えが結構好きかもしれません。
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『The Blind Side』(2009年)
サンドラ・ブロックがこの映画でアカデミー主演女優賞を獲ってからというもの、
ずっとこれは観なくては!と思っていた。
去年、ドラフト1巡目でレイヴンズに入団したマイケル・オアーという選手についての
実話なんだそうだ。
私はアメフト好きではあるが、ひいきのチーム(もちチャージャーズ)以外のゲームを
せっせと観るほどのナッツでもなく、もっと正直に言えば、チャージャーズの選手ですら
判別できるのはQBやRB、ギリギリWRかTEぐらいまで。
それ以外のプレーヤーはほぼおしなべて「うちの牛軍団」としてしか認識してないほどの
とんだド素人である。
お恥ずかしい。
そんな私なので、もちろん他所のチームのルーキーのことなどぜーんぜん知らず、
そういう意味では、超ニュートラルな状態でこの映画を観たわけだ。
もうビックリ。
実話だということを知らなかったら、「そんなうまい話があるかってんだ、てやんでいっ」
とでもいいたくなるくらいの、ウソみたいな夢物語なのだ。
だってあなた、雨降る寒い夜に傘もささずにトボトボ歩いてたってだけで、小さい子供なら
いざ知らず、家族中の誰よりも図体のデカい、顔は知ってるけど素性はわからないような
男の子を拾って帰りますかね?
そんでもって、そのまま家に住まわせて、家族同然に幸せに暮らしますかね??
いくら有り余るほどお金があるといっても、なかなかできることじゃないでしょうよ。
でも、実話なんですって。
はー・・・そうですか。
ところで、この映画の舞台はテネシー州メンフィス。
私にはまったく馴染みのないエリアであるが、全編をとおして「南部ならでは?」な
言い回しやエピソードが散りばめられていて、一度観ただけではよくわからないことも
多かった。
たとえば、サンドラ演じるリー・アンのセリフに何度も出てきたところでは、
<redneck = (南部の無学で貧しい)白人農園労働者>
とか
<Ole Miss = The University of Mississippiの通称(OleとはOldの南部限定表記)>
とかね。
Ole Missなんて、こんなの辞書引いても載ってないし。
リー・アンが街のチンピラに虚勢を張って言うセリフにも
「言っとくけど、私はNRAの会員ですからね!」みたいなのがあって、これも後から
<NRA = 全米ライフル協会>
とわかって、「あー、なるほど」と納得したりした。
彼女がNRAの会員で共和党支持者というのも、南部の保守的な奥様ならではなのね。
とまあ、映画の出来のよさもさることながら、細々したエピソードも調べてみるとすごく
面白かったし、アメフトのスカウトってこんな風なんだ!というような驚きもあって、
大変楽しめる映画でした。
ちなみに、タイトルにある「blind side」とは、アメフトにおけるクォーターバックの死角
(blind side)の意味で、マイケルがそのblind sideを守るレフトタックルというポジション
についているから・・・という・・・・(泣)
何とも心憎いタイトルじゃないですか。
と思っていたら、邦題が『しあわせの隠れ場所』って・・・・あまりにも台無し。