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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

見どころ多すぎるぞ、DC!(1)

2011-09-02 14:15:55 | 旅のはなし
アメリカにいるうちにいつかは行こうと思っていた首都ワシントンDC。
その旅が実現したのは、季節的にもパーフェクトな9月、Labor Dayの連休である。

ちなみに、このブログを書いているのは2012年1月。

遅っっ!!

すいません、訳あって数か月のブランクが生じてしまいました・・・。

あまりにも細~い記憶の糸をたぐり寄せて、3泊4日の旅を軽く振り返ってみたい。



9月2日(金)ときどき


朝のフライトでマイアミを出発し、10時半にはDC到着。

むちゃくちゃ近いぞ。

空港からはメトロに乗って、滞在するホテルの最寄りとなるDupont Circle駅へ移動する。

この日から何度も利用することになるメトロ。
DCは都会だけあって、地下鉄やバスなどの交通機関が移動の足なのだ。
(駐車スペースを確保するのが大変なのでレンタカーは逆に不便なんですってよ。)


メトロの駅はどこもこんなカンジ。
大変モダンでステキなのだが、照明がえっらく暗い。
どうしてこれほど??とフシギになるほど暗い。
エコなの?

一旦ホテルにチェックインした後、ちょうど昼時だったので移動途中で腹ごしらえ。

事前に綿密な「お食事計画」を立てていた私は、鼻息も荒く夫(当然ノーアイデア)を
Dupont Circle駅近くのフレンチビストロ『Bistrot Du Coin』へ引っ張り込む。

DCにはカジュアルかつ安くて美味しいビストロがたくさんあるらしく、フレンチ不毛地帯
マイアミ在住の私たちにはうらやましいかぎり。


なんてことないローストチキンなんだけど、ジューシーでバカ美味っ!


このムール貝がまたぷりっぷりで美味しい~

結構な人気店なので、次から次へとお客さんがやってきて、通りを眺めながらワインをすすり
食事と会話をのんびり楽しんでいた。

いいなあー・・・こんな店がマイアミにも欲しい!


さて、腹もくちくなったので、はりきって今日の目的地「Natural History Museum」を目指す。

なにしろ見どころがたんまりあるDC。

中でも私が一番楽しみにしていたのが、アメリカが世界に誇るスミソニアンの博物館群だ。

DC観光の中心となるThe Mall(ショッピングモールじゃなくて東西に細長い巨大な公園
みたいなエリア)を取り囲むように、ありとあらゆるジャンルの博物館や美術館がずらっと
立ち並んでいる様子はまさに圧巻。

しかも、ほとんどのMuseumの入館は無料なのよ!

なんと素晴らしい街だろうか、DC!!


The Mallから、東端にそびえるCapitol(国会議事堂)を臨んで。近くに見えても相当遠い。


映画『Night at the Museum 2』以来、スミソニアンといえば真っ先にあげられるのがここ
「Natural History Museum」だろう。
とにかく興味深い展示が目白押しで、どこからどう見ていいか軽くパニックになるほど。

今日は半日しかないので、まずは1階から。
映画でもお馴染みのTレックスが迎えてくれる恐竜コーナーをはじめ、地球上に存在する
(もしくはかつて存在していた)あらゆる生物についての展示を見学。

個人的には、どこぞの海岸で発見されたか釣り上げられたかしたという全長11メートルの
巨大ダイオウイカの標本が気持ち悪くてツボでした。

仮面ライダーの悪役のオファーがきそうな面構え(?)で、しかも巨大、というね。
海中であんなのに出会ったら、襲われる前に恐怖で心臓が止まるかも。

鳥類と哺乳類の展示コーナーは、剥製マニアなら悶絶間違いなしの躍動感あふれる剥製
たちのオンパレード。
演出?も凝っているので、マニアでなくても十分楽しめます。

私の大好きなカピバラさんもいた。

でも、実際に見たカピよりもかなりヤセてた。

もしやパンタナルのカピたちって食べ過ぎなのか・・・?


そうそう、ここには立派なIMAXシアターもあって、ちょうどトルネードを題材にした
面白そうなドキュメンタリーを上映してたので、見学の合い間に観に行った。

入館無料のMuseumの中で、このシアターだけは有料。

なのに、そもそも「観たい」と言い出した夫が早々に睡魔に襲われて、上映中何度も
(起きなよっ)とこづくハメに。
まったくもう~

あまりに広大なNatural History Museum、1階を見学しただけで本日は終了です。


お楽しみのディナーは、DCの超有名店『Kinkead's』にてシーフード三昧。
老舗ゆえか、店内にはちゃんとお洒落をした初老のカップルが目立ちます。


なにかのサイトで「DCで最高のCrab Cakeが食べられる店」と紹介されてただけあり
貫禄さえ感じさせる一皿。確かに美味!

お腹いっぱい&ワインでホロ酔い状態で夜の街歩きをしても、身の危険を感じないのが
DCのいいところだよね~。

よっしゃ、明日も歩くぞぉー!

そういや7月って何してたっけ?

2011-08-09 22:10:05 | あれやこれや
というわけで、内容的にはわりとしょーもないティーンズ小説にかまけてる
あいだに、いつのまにか過ぎてしまった7月です。

いつのまにか過ぎただけあって、大したことしてなかったような・・・?

いやいや、そんなことはない。

思い出しつつ、久しぶりに逆行日記をダイジェストで書いてみます。


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7月1日(金)~10日(日)


Independence Dayの4連休は、West Palm Beachの「PGA National」でゴルフ。

・・・のはずだったのに、夜の間じゅう降り続いた大雨により、あえなく断念だよ。
んもうビッチャビチャなんだもの、コースが。

レインチェックをもらい、8月のラウンドを予約して帰路につく。
わざわざリゾート内に前泊までしたのに、なんか無駄にステーキなぞ食べて
帰ってきただけになってしまった。

くっそぉー・・・。

覚えてろよっ、PGA National!


ちなみに、連休3日目は私の誕生日だったので、ずっと行ってみたかったレストラン
『AZUL』にディナーに連れて行ってもらった。

Mandarin Orientalの中に入っているこの店は「高いけど美味い」という評判で、
まさにスペシャルオケージョンのために存在しているようなお洒落レストランだ。

以前この店で私の友人は、薦められてオーダーしたシャンパンがグラス1杯$56
もしたことを飲んでしまった後に知り、目ん玉が飛び出たと言っていた。

グ、グラスで$56って・・・。

どんな怪談を聞くよりも、心底ゾっとするエピソードである。

そのような恐ろしい目にはあいたくなかったので、ワインも食事も吟味に吟味を重ね
目を皿のようにしてメニューを熟読する私たち。

それなのに、夫はなにをトチ狂ったか、1皿$80もするKOBE beefのステーキを
メインに選びそうになっていた。

危ない危ない。
『AZUL』の魔力にやられるところだった・・・。

気をつけようぜ、夫。

そんな『AZUL』だが、さすがに料理は評判どおり、どれもこれも大変美味しかった。
サービスも慇懃無礼じゃない程度に洗練されていたし、旬の素材の選び方や
凝った盛り付けも含めると、マイアミのレストランの中では文句なしにトップクラス
じゃないだろうか。

大満足♪


お洒落すぎて食べるのがもったいなかったオイスターの前菜。 意外にサッパリ!

意表をつく「白いガスパチョ」はフォアグラのフレークなどを混ぜながらいただくのだ。

すごく濃厚で美味しかったリゾット。 おかわりが欲しかったくらい美味。

私のオーダーしたメインの魚料理。 けっこうなボリュームでございました。

しっかし、料理の写真を美味しそうに撮るのって難しいっすね。


7月11日(月)~20日(水)


今月から火木で通っている「Spanish 2」のクラスだが、人称代名詞と命令形が登場し、
私の困惑はますます深まるばかりである。

「Me lo da.」だの「Demelo.」 だの・・・もう勘弁してほしい。

油断すると果てしなく落ちこぼれそうになるので、予習復習は必須だ。

それなのに、『breaking dawn』が私の学習タイムをおびやかす。
背中の左側に謎の筋肉痛があるのも、長時間にわたる読書のせいだよ、絶対。

スパニッシュの単語を引いてるか、読書しながら英単語を引いてるか・・・
とにかく辞書を引いてばっかりいた日々です。


7月21日(木)~31日(日)


夏の間はお安くラウンドできる「Miami Beach Golf Club」で平日に女子ゴルフを
したら、右足首をブヨらしきものに刺された。

それがもう、翌日にはパンッパンに腫れて、痛痒いのなんのって・・・(泣)
2日くらい、つらくてロクに眠れなかったのだ。
5日たっても腫れがひかず、あまりの痛さにテニスシューズもはけなかった。

恐るべし、マイアミのブヨ。

蚊よりもひどいヤツらだ。


7月最後の土曜日は、仲良しのT家で催された<粉もん大会>へ。

まずはみんなでワイワイ言いながら大量のたこ焼きを焼き、
その後、大阪出身のMさんが「とん平焼き」を披露。

そして、締めはマエストロ・T君の焼く絶品お好み焼きだ。


T家には立派なたこ焼き用の鉄板まであったのだ。
素晴らしすぎる!


人生初の「とん平焼き」(手前)は、とても素朴で懐かしい味わい。
大阪人にとっては、おやつ感覚の粉もんらしいです。

そろって関東人の私ら夫婦は、手を出すこともできず、ただただ美味しくいただく。

なんちゅう幸せ!


『Twilight』シリーズ全巻制覇(疲)

2011-08-03 20:31:56 | 本や雑誌のはなし
祝・完読!

と自分に言いたい。

思い起こせば、もうかれこれ1年以上も前、買い物に行ったCOSTCOでたまたま
見かけ、なぜか衝動買いしてしまったのがコレ。



『The Twilight Saga』コンプリートBOXです。

ちょうど映画も見たところだったし、リーディングの訓練にもなるだろうくらいに
思って買ったんだよな、確か。

その後「いつかきっと読もう」と本棚の隅に置いたまますっかり忘れていたのを、
数か月前に再発見。
つい出来心で手を出したのが運のツキ(?)であった。


いやー、大変だったのなんのって。

毎日毎日、来る日も来る日も辞書と首っ引きで『Twilight』に取り組む日々。

ちなみにこのシリーズ、本屋に行けば思いっきりTeensコーナーに並んでいるもので、
四十路の私がウンウン唸りながら読むほど難解な小説では全然ない。

これほどまでに苦労したのは、ひとえに英語力のなさ故、それだけである。

とほほ・・・。


それでも、3巻まではまだ余裕があった。
つまり、『twilight』『new moon』ときて『eclipse』まで。
その3作については先に映画を見てて、内容を知ったうえで読んでるからね。
次の展開がわかってるから、自分のペースでゆっくり読めたわけだ。

ヤバくなったのは、すべてが完結する最終巻『breaking dawn』に突入した時。

この日から、私の生活における空き時間という空き時間はすべて『breaking dawn』
に捧げられることになった。

だって先が気になって気になってさー・・・。

しかもどんなにガンガン読み進めたくとも、敵は厚さ6㎝もある「英語の」小説。
ガンガンなんて読めませんって。

おかげで、空き時間どころか、ここ1か月は睡眠時間も大幅に削った。

電子辞書の電池もものすごい勢いで交換した。

最後のほうなどは
「エドワードもベラももうどうなってもいいから、とにかく終わらせてくれ」
というやけっぱちな気分になることも多々あった。


そして、この度とうとう完結・・・。


よかった、終わって・・・(涙)


要は何が言いたかったかというと、『breaking dawn』のせいでブログ書いてる
暇なんてぜんぜんなかったよ、ということです。

そうです、言い訳です。


あー、ようやく自由だっ!!

ブロバス日記/『28 Weeks Later』&『The Kids Are All Right』

2011-06-15 10:48:24 | TVや映画のはなし
6月に入ってから、どうにも調子のあがらない日々が続いております。

旅行明けからしばらく夜中に変な咳がでて寝不足が続いてたせいか、
なんだか妙にイライラするしさ~。

ちょっと首をかしげるほどしょーもない理由で、6年ぶりくらいに夫とケンカ?な
状態になったのも、今思えばこのイライラのせいなんだろうか。

ま、原因がしょーもないだけに、小一時間ほどですんなり和解したけど。


他にもたとえば
キムチが古かったせいでえらく酸っぱくてまずいキムチ鍋をこさえてしまうわ
よりによって赤出汁の味噌汁を白いカーペットにこぼしてしまうわ

一体ぜんたい、どうしたっていうんだ、自分??

スランプか??


そして、そんな時にかぎって爽快感ゼロのホラー映画が家に届いたりするのである。

予約リストに入れてたのは自分なので、誰を責めることもできない。

まったくもうっ。


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『28 Weeks Later』(2007年)


実は、夫も眉をひそめるほど「軽いホラー映画好き(ただし洋画限定)」な私。

特に恥ずかしながらゾンビ・エイリアン・バンパイア系に食指が動く特異体質なため、
けっこうな頻度でB級C級ムービーにぶち当たるリスクも負っている。

それにつきあわされる夫にとっては、まったくもってやっかいなことだろうが、
運命だと思ってどうかあきらめてほしい。

ちなみにこのイギリス映画は、2002年に公開された『28 Days Later』の続編であり、
私はこの前作がかなり気にいっていたのだ。

いや、ハッキリ言って「名作」だったんですよ、あれは。

ゾンビ映画の常識を覆す「ものすごい全力疾走で追いかけてくるゾンビたち」の
迫力もさることながら、全編に漂う物悲しいムードもよかったし、主役をはった
キリアン・マーフィーの演技も素晴らしかった。
彼の悲しげな青い瞳がなかったら、この映画の魅力は半減したことであろう。

しかも、この前作の監督って今を時めくダニー・ボイルだったのよ!

90年代に『トレイン・スポッティング』でその才能を爆発させ、
2008年には『スラムドッグ$ミリオネア』でとうとうアカデミー賞に輝いた
スンバラしい監督、ダニー・ボイル。

そりゃー名作でも不思議はないよ。


で、翻って続編の『28 Weeks Later』ですが・・・。

駄作。

ただただグロイだけで、心を動かされる要素は一切なし。

ロバート・カーライル(『フル・モンティ』で一世を風靡)は信じられないくらい
もったいない使われ方だったし、
ジェレミー・レナーもなんか『ハート・ロッカー』(一応アカデミー作品賞受賞)の
予行演習みたいな役でつまらなかったし、

ボイルが監督から製作にまわっただけで、ここまでショボくなるかなあ。

もうガッカリです。




『The Kids Are All Right』(2010年)


なんというか・・・“イタい”人々の“イタい”エピソードが満載の映画。

「うーん、これはどうなんだろう・・・・」とあっけにとられているうちに終わって
しまったカンジだ。

ただ、全編ほとんどスッピンでゲイの中年カップルを演じたA・ベニングと
J・ムーアの迫力に、ベテラン女優の勇気と覚悟を見た気がする。

すごかった。

とにかく不思議な映画でした。

そういえばラスベガスも

2011-06-09 09:23:32 | 旅のはなし
すっかりザイオンでの強烈体験ばかりに紙面(?)を割いてしまったが、
そういえば今回の旅行、最後1泊はベガスで都会の夜を満喫したんだった。

なにしろAngels Landingがあまりにもすさまじかったので、その後の記憶に
若干障害が出ているように思えるのは気のせいか(怖)。


前回のブログで思いっきりすっ飛ばしてしまったが、
実はあの地獄のトレッキングの翌日も午前中はザイオンで過ごしたのよ。

ただし、ほぼノーアクティビティー。

何故なら2人とも膝がガックガクで使い物にならず、たった5段くらいの階段も
手すりなしでは下りられないほどのポンコツ状態だったからである。

恐るべし、Angels Landing・・・。

そんなわけで、パーク内で唯一マイカー通行が許されているMt.Carmel Highwayを
のんびり走りながら、ザイオンの東側の景観を楽しんでみた。

ガイドブックなどにもあるとおり、同じパーク内でもかなり違った雰囲気の景色が
見られるので、決して飽きることはない。


こいつがザイオン東部を代表する景色のひとつ、Checker Board Mesa。
その名のとおり、山肌に碁盤の目のような模様が走っていて、とても面白い。

こういうのは同じザイオンでも西部のほうではまったく見られなかった。

自然って不思議だよなあ。。。


とまあ、存分にザイオンを堪能した私たちは、思い残すことなくベガスへ向かった。


ベガスへの道中、大好きな『In-N-Out』を発見したので、すかさずランチに寄る。

ここのハンバーガーはやっぱり美味いっ!

どうしてマイアミにないんだろう・・・残念すぎる。


さて、ベガスに到着し、ホコリまみれのカジュアルすぎる服装によりBellagioのロビーで
浮きまくった私たちだが、ここで大変嬉しいハプニングが。

何があったのかは不明だが、予約してあった部屋が突然ジュニアスイートにアップグレード
されたのだ。
もちろん追加料金なしで。

ラッキー!!

浮かれた私たちは、恐ろしく広いゴージャスなスイートルームをきゃっきゃっと跳ね回り、
とりあえず全部のソファとイス(いっぱいある)に座ってみたり
重厚すぎるカーテンの自動開閉ボタンを無駄に何度も押してみたり、
3つもあるバスルームで(しかも内2つにはTVがついている)アメニティを吟味したり、
ひととおり平民らしくはしゃいでみた。

その後、夫がカジノで〇〇ドルもすってる間に、風呂で優雅に大河ドラマを見る私。
(テレビジャパンが入ってたんで)

でも、Bellagioの風呂につかりながら見る秀吉(岸谷)やら茶々(りえ)やらって・・・
かなりシュールな経験だったかも。


その夜は、久しぶりにBellagioのバッフェで腹いっぱい食べたり、
念願だったシルク・ド・ソレイユの『O』を観たり、
そしてもちろんカジノで小金をすったり、
予定どおり都会の夜をたっぷり満喫したといえよう。

いやー、楽しかったな、しかし。


あ、ちなみに。


今回の旅行で、初日と最終日の2回も足を運んでしまったジャパニーズレストラン、
『YOKOHAMA KAIGENRO』。

個人的には、初日に食べたこの五目うま煮そばが野菜たっぷりで美味しかった!
他のメニューは、まあフツウかな。

ベガスの有名店『戸越』が閉店してしまった(多分)今となっては、ここもまた日本人には
貴重なお店かもしれません。